2020/06/07 12:00

★WEB配信・講義内容のご紹介★

「オーストラリア+ニュージーランド養殖法」

講師 Hexcyl Systems:Garry seidl  FlipFarm oyster system:Ellen


世界の牡蠣食文化圏は大きく分けて2つあります。
ひとつは殻付き流通で生で牡蠣を食べる生食中心の「欧米圏」。
もうひとつは剥き身流通で加熱調理して食べる「アジア圏」です。


アジア圏ではより大きなものが好まれる傾向があり、殻の形はあまり問われませんが、生食文化圏では、ひと口で食べることができる小ぶりで形のきれいな牡蠣が好まれます。

日本の養殖現場も生で食べる市場が急速に拡大したのに対応し、殻の形が良く、綺麗な牡蠣を造る生産者が増えましたが、講師のヘクセルシステムズ、フリップファームは、この作業効率を飛躍的に向上させる機材を提案しております。


両社の社長はオイスターファーマーでもあり、ゲリー氏が造った機材に、エレン氏が自分の海域に適合する形に改良を加え誕生したのがフリップファームオイスターシステムで、自分が欲しい道具はまず手作りしてみる!という考え方は、かきフォーラムが注目する生産者さんにも共通します。

今回は海を越えても変らない生産者の熱い想いに迫りたいと思います。