2020/06/07 09:30

★WEB配信・講義内容のご紹介★

「 牡蠣とノロウイルス」

講師:オイスターズジャパン(日本牡蠣協会)代表 三村大輔


「ぼくは食中毒になったことがないけれど、自分が情報をもっていない産地の牡蠣は決して生では食べない。もっといえば生産者の言うことも根拠がなければ信じていません。怒られたらごめんなさい笑。」

という彼はオイスターズジャパンの代表で、オイスターバーをはじめ多岐に渡る事業を展開している社会的信頼も兼ね備えた経営者でもある。

彼の活動は冒頭のコメントからわかるように、客観的にものを判断し、信頼に値するだろう。人によっては冷徹に感じるかもしれないが、今一度「生」で食べるリスクとは何かを考えてみて欲しい。


「ソレ」って本当に食べられるのだろうか?


日本には様々な「生食の文化」はあるけれど、「ソレ」は周りの人が食べているから大丈夫と思っているに過ぎない。

「ソレ」を食べられる理由を彼の講演を聞いて感じて欲しい。いままで信号のない交差点を目隠しして渡っていたようなものだから。


■ 講師コメント
「牡蠣は何となく怖い」「あたる」というのは未知に対する恐怖とも言えます。
実際、牡蠣は生で内臓まで食す特殊な食材で、どんなに新鮮でも海が汚染されている場合には牡蠣も汚染されるからです。
しかし「牡蠣=食中毒」という根拠のない感情論で牡蠣を避けなくても、食中毒になりにくい海域や科学的な検査方法があり、現在、たくさんの人に安全に美味しく、そして楽しくなるような知識を広めていくことを目的としてオイスターズジャパンを創立し、講習・検定を通じて安全な牡蠣の選び方やおいしい牡蠣の選び方を広めていく活動をしています。