2020/03/18 19:00


こんばんは、選択的夫婦別姓・全国陳情アクションクラウドファンディングです。
クラファン開始31日め、折り返し点でのご報告です(4月17日までが期間です)

昨日、3月17日火曜日までに、471万6千500円のご支援をいただきました。
達成率は94.3%!!

この問題を共有してくださっている方の多さを実感しています。

このクラウドファンディングの前半1か月の間にも、
「選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書」が3件可決されました。
noteに詳しい記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。

2月26日茨城県つくばみらい市
3月12日北海道士幌町
3月16日岡山県倉敷市

支援してくださった皆さんは、選択的夫婦別姓が、結婚したいカップルを助ける、誰も損をしない合理的な改善であることをご存知だと思います。
一方で「伝統を破壊する」とか「不倫が増える」という根拠のない思い込みで反対を公言する方がいるのも事実です。つい先日も選択的夫婦別姓で犯罪が増えるのではないか、という事実無根の議員発言があり、私たちは心を痛めています。どういう理屈でそんなことが起こるのかまったくわからないし、発言者自身も説明はできていません。強く抗議したいと考えます。
〜「選択的夫婦別姓は犯罪増えないか」 導入求める請願審査で愛媛県議暴論、不採択に〜(毎日新聞 3月16日)

この報告の執筆中に「抗議」を取り上げた記事が出ましたので追記します。
〜愛媛の自民党県議「選択的夫婦別姓は犯罪が増える」、サイボウズ青野社長らが猛抗議〜
(弁護士ドットコム 3月18日)


投票で選ばれた議員でさえ、この種の思い込みがある方は少なくありません。
私たちは理不尽な反対に抗議するだけでなく、ひとりひとり議員さんを訪ね、時には議会で勉強会を開いて選択的夫婦別姓のメリットの説明をしています。
政治的な経験のないメンバーばかりで、誰もが最初は議員さんに問い合わせをするだけで緊張しますが、やってみれば簡単というか政治はこんなに近くにあったんだ!みたいな感想を抱きます。

陳情アクションの資料を持って「困っている当事者」の話、つまり自分の正直な気持ちを伝えるだけで、頑なに反対していた議員さんでも、必要な制度であることを理解して、陳情採択のために動いていただけることが多いのです。
つくばみらい市のレポートは、当初反対だった議員が賛成に転じてくださる過程がよくわかります)。

選択的夫婦別姓は結婚したい人の選択肢を増やす、誰も損をする人がいない制度改善です。
各地の議会で理解が広がれば、最後には必ず法改正が実現すると信じて運動をしており、クラウドファンディングで得た資金はその活動費として使わせていただきます。

多くの地方議会では年4回、定例会が開かれ、次の議会は5〜6月、多くのメンバーが動き出しています。500万円達成後はこの動きをもっと加速させることができます。
今後とも選択的夫婦別姓実現の運動を見守ってください。
よろしくお願いします。


クラウドファンディング プロジェクトページ #自分の名前で生きる自由
https://camp-fire.jp/projects/view/217790/

「note」での活動報告
https://note.com/chinjo_action

「フェイスブック」選択的夫婦別姓全国陳情アクション
https://www.facebook.com/選択的夫婦別姓全国陳情アクション-225637361708503/

※画像は士幌町議会がある士幌町役場(北海道河東郡士幌町)です。

(この報告の作成担当/USHIKI)