2020/04/17 11:45

ナマステみなさま!インド大好き人間マコトです。


本日は前々回の活動報告(インドの教育事情その2)で名前の挙がった『ニランジャナセワサンガ』さんについてご紹介させていただきます。


『ニランジャナセワサンガ(以下セワサンガ)』は、2003年8月に大阪を拠点に設立されたNPO団体です。団体名の由来ですが、「ニランジャナ」はブッダガヤを流れる川の名前で、洞窟で苦行をしていたブッダがこのニランジャナ川まで下りてきて沐浴をしたと言われています。「セワサンガ」は、インドの古語サンスクリット語で「助け合う仲間」という意味を表します。インドと日本は遠く離れているけれども、同じ地球に暮らす仲間であり、困っているときはお互いに助け合おうという意味が込められているそうです!



私たちBEAMは2009年2月にセワサンガと出会い、それ以来、セワサンガが以前から行っていたインドのNGO Niranjana Public Welfare Trust(以下トラスト)の支援に加わらせてもらうようになりました。具体的にはトラストの運営するNiranjana Publich Welfare School(以下ニランジャナスクール)の分校を建設し、その学校の継続支援を行うというものです。その分校にあたるのがBEAMスクールというわけです!セワサンガとBEAMは姉妹関係にあり、常に連携を取りながら、現地の事業をサポートしています。


セワサンガは、ニランジャナスクール、環境保全事業、ウォーターポンプ事業をサポートしています。以前もご紹介しました(私たちBEAMのパートナーをご紹介します!)ので詳しくは割愛しますが、ニランジャナスクールは幼稚園クラスから7年生(日本の小学校高学年ぐらい)まで約380名の生徒が通っており、貧しい子どもたちは無償で通うことができます。


環境保全事業では、TOYO TIRE株式会社様の支援のもと、苗木の配布や植樹、また有機農業の必要性を説く環境教育を行なっています。


ウォーターポンプ事業では、貧困層向けに井戸を提供しています。井戸は以下の写真のように手押しポンプ式です。現地の貧困層では各家庭に井戸を持っておらず、近所の井戸に汲みに行く必要があり、それに多くの時間がかかります。このような状況を改善しようと、セワサンガは貧しい人々にウォーターポンプを提供しています。

(ポンプ寄付時の様子)



セワサンガは、日本での資金調達だけでなく、様々なイベントに出店し広報活動も行なっています。昨年度はVR動画を使ったインドバーチャルツアーを実施し、トラスト職員の案内のもと日本の参加者は現地のリアルな様子を体験しました。

(上写真:11月 大阪市立総合生涯学習センターで総合フェスタ2019に出店した様子)

(下写真:2月 「インドバーチャルツアー」を実施した様子)


スタッフたちは月に一度ミーティングを開き、日本での活動やインドでの活動について議論をしています。また頻繁に現地トラストとテレビ会議を行い、現状の報告や今後の事業について議論を行っています。

(スタッフ会議の様子)


私たちBEAMは、セワサンガからそういった議論を基にした助言をいただき、より良い支援について一緒に考えています。あの時セワサンガに出会わなければ、BEAMスクールは存在しなかったはずです。そういう意味でも本当に大切なパートナーなのです!この場を借りて、いつもありがとうございます!


以下、セワサンガのフェイスブックページです!

https://www.facebook.com/niranjana.sewasanga/

ぜひ一度覗いてみてください!


以上、セワサンガについてご紹介でした。



 

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