2020/02/29 13:00

こんにちは、10期の阿部悠佑です。


今回は私の活動理由について書かせて頂きます。


まず初めに主観的な支援ではなく現地を訪れヒアリングを行うことにより、子どもたちや現地の人たちの真に求める客観的な支援。それを目指していることと団体理念である「子どもたちの夢みる可能性を創る」という言葉に惹かれ私は団体に参加しました。


近年、経済発展が謳われているインドですが、階級差別であるカースト制度に苦しんでいる人たちの存在があります。国民の3人に1人が1日1ドル以下(約120円)の生活水準の中暮らしているのです。

そんなインドという国でもっとも貧しいと言われているビハール州というところに、僕たちBEAMは学校を建て教育支援活動をしています。

今も根強く残るカースト制度の影響もあり、アウトカーストの被差別民達は貧困の渦中にあります。そういった貧しい家庭の子どもたちも、公立学校であれば無償なので、お金の心配をすることなく通うことができます。しかし、公立学校の中には、教育の質そのものが低く、教師が学校に来ないこともあるなど、子どもたちが夢を目指せる環境ではないように感じました。


そんな中、BEAMは“子どもたちの夢みる可能性を創る”ため、質の高い教育を子どもたちに受けてもらいたいと考え、公立学校としてではなく、子どもたちが無償で通える私立学校としてBEAMSCHOOLを建て、継続運営を行っています。

インドの子どもたちに限らず世界の子どもたちに罪はないと私は考えています。子どもたちというのは生まれる場所を選ぶことができない。私たちは衣食住に困らず、明日の心配もいらない。たまたまそんな国に生まれただけなんです。

私たちは自分たち次第でどんなものにもなれます。でも発展途上国に生まれた子どもたちは違います。なりたい者になりたくてもなれる環境がない。私は、子どもたちみんなの笑顔が同じなように、どんな国、どんな環境に生まれても自由に夢を見ることができ、叶えられる環境が必要だと考えます。

そのために私たちは教育支援という形の支援を行っています。


現地の子どもたちが教えてくれた、「BEAMSCHOOLに通って夢ができたよ!」「僕は教師になりたい!医者になりたい!」「最初はお金がたくさんもらえるから医者になりたかったけど、BEAMSCHOOLに来て僕は誰かを助けるために医者になりたいと思った。」


私たち学生にできることは限られています。私たちはプロフェッショナルではないし、知識もまだまだです。

でも学生だけど。学生だからできる支援があると思います。知識はなくても現地の人を思い、彼らのそばに寄り添い考えることはできる。学生だからこその、学生ならではの価値観。だからこそ現地の人たちとも打ち解けることができる。だから見えてくる、伝わる想いもあると思います。


私たちBEAMにはもう一つの理念として関西の学生にボランティアムーブメントを起こすというものがあります。

私たちの活動を通し、国際協力とは言わずとも誰かの何かのきっかけになりたい!人のために何かしたい!そういった情熱的な意欲がたくさん広がればいいなと思います。

私たち学生が夢を持ち、周りにその夢を共有し、挑戦し、失敗し、成功する。そういった日々が積み重なり、私たちがこれからの日本、世界を担うのだと思います。

また、私はこの世で一番力のある能力は人の心だと思います。一人一人の考えが変われば世界は変わるのではないか。世界のみんなが見えない、見たこともない誰かを思う社会。何かしている時に、世界にこんな人いたな。って。そんな人が世界に溢れればもっと素敵な世界になるはずです。


長くなりましたが、以上が私がBEAMのメンバーとして活動してきた理由です。

最後に私が現地調査でインドを訪れた際の動画です。時間がございましたら、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=VFDExoGKoXU

ご閲覧ありがとうございました。


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