2019/10/17 11:19

皆様いつも応援、ご支援頂きありがとうございます、野崎製作所です。
本日は、持ち手の革を磨く作業をご紹介致します。

持ち手のコバ(革の断面)は、イタリア製のコバ磨き機【bimac】という機械で磨いています。
中央の円盤部分は、ダイヤモンド粒子の砥石になっていて、高速で回転し、そこに革を押し当てる事によって、綺麗に磨かれます。
持ち手は直接手や肩に接するので、できる限り滑らかにするよう心がけております。
コバ磨きの作業後、

目止め(専用の薬剤をコバに塗り込み革の断面をさらになめらかにします)

染め(磨いたコバに色を入れます)

縫製(周りにステッチをかけます)

と、作業が続いていきます。
持ち手だけでもかなりの工程数ですが、手を抜かず丁寧に作り上げています。