2019/05/29 14:55

ヤマチクの社員さんの仕事は、伝統工芸士にも負けはしない!

それを証明するために、「金沢・世界工芸コンペティション」に出展しました。

出品するのは、伝統工芸士や有名作家ばかり。

そんな格調高いコンペティションに、田舎の零細メーカーであるヤマチクの、名もなき社員さん達が挑みました。

作品名は、「otemoto2119」

「プラスチックのお箸の代替品として、日本の竹と日本の漆で作られたこのお箸が、100年後の当たり前に使われますように。」

この作品には、そんな思いが込められています。


そして本日、1次審査の結果発表がありました。



ヤマチクの申請番号は「277」。




・・・・・ない。

残念ながら、落選してしまいました。


応援してくださった方には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

元々、無謀な挑戦だと覚悟はしていましたが、どこかで「このコンセプトで勝負できるんじゃないか?」という淡い期待をしていました。


現実は、そんなに甘いもんじゃない。

伝統工芸の壁は、高く、そして分厚いと痛感しました。


社員さん達にもこの結果は伝えました。

とても悔しがってはいましたが、表情は晴れやかでした。


「落選はしたけど、ヤマチク以上に応援された出品者はおらんでしょ。笑」

と社員さんたちは笑っていました。


今回のクラウドファンディングで、108人のパトロンの皆様をはじめ、多くの方々にヤマチクの挑戦を応援していただきました!!


「あなたたちの仕事は、素晴らしい!」

皆さんが社員さん達にそう伝えてくれました。

私たちにとっては「大賞」を獲るよりも価値があることです。


応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。

そしてご期待に沿えず本当に申し訳ございません。


でも、ヤマチクの挑戦はこれからも続きます。

こんなことでへこたれる、「やわな社風」ではございません。笑

今後もヤマチクを応援してやってください!!!


株式会社ヤマチク

専務取締役 山﨑 彰悟