しかしある時から僕自身が精神疾患を患い、病院を退職することになりました。
退職後はしばらく休んだ後、心の整理整頓も含め、TikTokに動画を投稿するようになったんです。
最初は自分自身の心の整理ために動画を投稿しはじめましたが、
気づいたらたくさんの方が僕の投稿を見て、元気をもらったと言ってくださり、
僕はこれまでの経験や経歴を活かして多くの方に寄り添う『青年さん』となることを決意しました。
現在は、これまで関わってきた方からのお悩みやお話などを自分なりの視点で伝え、
見てくださった方が、
「自分だけじゃないんだ」
「今の感情はダメなことじゃないんだ」
と思っていただけるよう、
「学生あるある」「毒親あるある」など、様々なあるあるコンテンツを発信しています。
また、ライブ配信では、日を重ねるごとに僕に相談したい、と遊びに来てくださる方も増え、
皆さんからの悩みやつぶやきを聞いて、それについて話しながらリスナーの皆さんとともに枠を作り上げています。
かれこれTikTokを始めて2年以上、毎日ライブ配信を続けています。
多くの方と会話をしていく中で、オンラインでは僕が手を差し伸べて悩みを聞くにはどうしても限界があると感じてきました。
そんな中で、これまで何度かオフ会を開催してきましたが、
その際にイベントの主役は僕ではなく、心が動くファンの人達だ、という側面に気づきました。
これは、オフ会はあくまで
であった、ということ。
もしかしたら僕の配信がなければ出会っていなかったかもしれないが、
このような場を作ったことで、悩みや日頃の考えを共有しあえる仲間が見つけられるということと、
一歩日常の外に出るきっかけづくりが提供できる、ということに可能性を感じたんです。
リスナーさんの中には遠方に住む方、中学生、高校生などもいるため、
なかなかオフ会に参加したくても金銭的に厳しい、という声もたくさんありました。
東京、名古屋、大阪の3箇所で、それぞれ50人規模で予定しており、
同時に会場まで足を運べない人達のために、TikTokライブの生配信も行う予定です。
また、気持ちを参加者同士で共有しあいながら楽しい時間を過ごせるような、様々なコンテンツを考えています。
料理は、共同作業を通じて、
コミュニケーション、チームワーク、楽しさや達成感などを一度に味わってもらえる、最高のツールだと思っています。
みんなであーでもない、こーでもないと言いながら、ワイワイ楽しんでもらいたいです。
メニューは事前にライブ配信や、イベント参加者のチャットでみんなで話し合って決めます!
作り終わったら、みんなで食べながら談笑!
食卓を囲みながら話す、というのは何気ない日常のワンシーンのように思えますが、
意外と減ってきているのではないでしょうか?
みんなとの会話を楽しみながら、ゆっくりリラックスできる環境を満喫していただきたいです。
参加者から事前に、日頃の悩みやみんなに聞いて欲しいお話を募集します。
当日は僕から皆さんにプロジェクターに投影しながら匿名で内容をシェアし、
その内容を寄せてくださった方からのコメントがもらえるようであれば、自分の口で、今抱えている悩みや思いについてシェアしていただきます。
ひとつひとつの悩みに対して、みんなで拍手を送ります。
僕がこのイベントをやる意義は、ここにあると思っています。
精神科作業療法士として長年多くの方の心の悩みと向き合ってきたからこそ、
それぞれが抱える悩みや気持ちを分解して、わかりやすく解説することができます。
このイベントでその悩みが解決しないかもしれない。
でも、自分の気持ちがどういう経験からきているのか、なぜそういう感情になっているのか、
一緒に考えることで、少しでも前を向いて今日を乗り越えてくれたら嬉しいです。
今回のイベントを皮切りに、徐々に無料イベントの規模を拡大させながら定期開催していきたいと考えています。
並行してオフ会の実施や子育て、不登校、精神的な悩みなどをテーマとする講演会を開催。
これらを通じて共感し、一緒にこのイベントを育ててくれる方を増やしていきたいです。
イベントの規模は、2024年、2025年、2026年と、50人から数百人、数百人から数千人へと拡大します。
このイベントはオフライン開催に加え、配信もしようと思っています。
またテレビ番組の枠も獲得し、10万人以上の人々にリーチし、一人でも多くの方の明日への活力となることが、僕の目標です。
皆様からの支援金は、以下に使用させていただきます。
・無料ファンイベント開催費
・グッズ制作費
・動画撮影用カメラ
・CAMPFIRE手数料
こうした子どもたちが悩みを抱える背景には、社会の変化が大きな部分を担っていると思っています。
かつてはご近所付き合いが盛んで、餅つきやクリスマス会など、
地域コミュニティとの関わりを通じて子どもたちは多くの経験をしていました。
しかし、昨今ではこのようなコミュニティが失われつつあります。
子どもたちが自由に遊べる道や公園、子どもたちの創造力、身体的能力などを育む「意味のある遊具」は減少し、
家庭や小さなコミュニティ内でのコミュニケーションも限られてきてしまっています。
この変化は、特にコロナ禍で顕著になりました。
外で遊ぶという当たり前の体験が減少し、オンライン上でのコミュニケーションが増えています。
その結果、自分の意見や考えを対面で伝える機会が減り、
「語彙力がない」という表現が流行ってしまうほど、言葉で感情や経験を自分の口から表現する力が育たなかったり、
新奇場面への環境適応に時間を要するなどの状況が生まれています。
この無料イベントを通じて、子どもたちに自分の感情を言葉にして出し、
たくさんの人と共有することの喜びを感じて欲しいです。
実は自分は孤独なんかじゃない、
同じ悩みを抱えてる人もいるんだ、
という新たな学びと楽しい経験を持ち帰り、明日に前向きになれるきっかけづくりができたら本望です。
子どもたちが自分らしく生きられる未来のために、応援のほど、よろしくお願いいたします。
青年さん
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