【KAMA-Nビーチフェス 大会日程延期のお知らせ】
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、KAMA-Nビーチフェスの開催を延期することを決定いたしました。延期日程は新型コロナウイルス感染拡大の状況をみて判断いたしますが、年内での日程変更を目標に調整してまいりますので、どうか変わらぬご支援のほどお願いいたします。 ー KAMA-Nビーチフェス実行委員一同 ー
若い選手に試合の機会を。ホンモノを目撃する子どもたちには夢を。
新鹿海水浴場で世界に繋がるビーチバレーボール大会(KAMA-Nビーチフェス)を開催します!

はじめに・ご挨拶

プロジェクトをご覧くださり、誠にありがとうございます。
はじめまして、KAMA-Nビーチフェス実行委員会の米村信子と井上結子と申します。

▲写真上:米村、下:井上

米村は大阪生まれ・大阪市在住。バレーボールのプロリーグを引退し、今はスペインバルを経営する傍らビーチバレーの競技普及に取り組んでいます。

井上は浜松生まれ・熊野市在住。3年前に脱サラして熊野市へ移住し、観光客誘致や地域振興ために日々奔走しています。

2019年1月に出逢うまで、私たちは全く違う環境で全く違う課題に取り組んできましたが、2019年4月、縁あって熊野市の新鹿海水浴場で初めての日本ビーチバレーボール連盟公認大会を含むKAMA-Nビーチフェスを共に開催しました。

「若い選手に試合の機会を」「美しいビーチの魅力を発信する機会を」というお互いの想いを胸にがむしゃらに取り組んだ1回目でしたが、思いもよらなかったうれしい効果がありました。若手選手どうしに交流の機会が生まれて合同合宿を行うことになったり、そこから国体準優勝の選手が誕生したり。そして、それまで見たことのなかったトップ選手のプレーに地元の大人だけでなく子どもたちも釘付けになり、家族と砂まみれになってボール遊びに夢中になったり。情熱が波及していくことを実感しました。

私たちは新鹿海水浴場で行うビーチバレーボール大会に、いつか世界にだって繋がっていける可能性を見出すようになりました。

そして2020年4月、昨年よりパワーアップした大会の運営資金を集めるため、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。

以下に昨年の取り組みと、私たちの想いを綴らせていただきます。
ぜひ応援よろしくお願いいたします!

このプロジェクトで実現したいこと

【なぜ、新鹿でビーチバレーボール大会を行うのか。米村の想い。】

私自身、インドアのバレーボールを引退し、バレーボールからは少し離れていました。2015年地元大阪で大阪府からの要請があり、大阪市の中学校の外部指導員を務めるようになりまました。自然と指導にのめり込んでいき、気持ちを熱く動かすものはやはりバレーボールだと再確認するきっかけともなりました。私はバレーボールを通じて育ててもらった、今こそバレーボールに恩返しする時だと考えています。

▲現役時代の米村
そんな中始めたビーチバレーボール、世界大会で最も早くチケットが完売するほど世界的には人気のスポーツでも、日本ではまだまだ普及が進んでおらず若手の選手がトップを目指すにはまだまだ現実的に厳しい環境だということを実感しました。大会への遠征費、宿泊費、出場費と負担が大きい中、少しでも沢山の大会に出場し結果を残さなければ、大きい大会にも出場できない。関東では大会数が多い一方、関西で行われる誰でも出場出来る大会が少ないと感じていました。

そんな時に井上と出会い、三重県熊野市にはきれいなビーチがある。県内外から沢山の方に来てもらいたいと考えているという事を聞き、新鹿でビーチバレー大会をやろう!といったのがきっかけでした。
今まで関西でもいくつかの大会を開催してきましたが、やはり地元の方のご協力がなければスムーズな大会運営はできません。第一回目を開催してみて、熊野市の方々から頂いたサポートは絶大でした。やるからには大会を継続し、もっと地元の方にも楽しんでもらえるような大会、感動を共有してもらえるような大会を目指したいと考えています。


【なぜ、新鹿でビーチバレーボール大会を行うのか。井上の想い。】

▲実は私も一流選手に混ざってビーチの楽しさを満喫しました。

熊野市新鹿町にある新鹿海水浴場は、三方を山の緑に囲まれ、最高に綺麗な海は国の水質調査で最高ランク「AA」を取得し、天然の細かな砂浜と遠浅の穏やかな海が広がる本州屈指の美しい海水浴場です。私はあの青い海とさらさらの砂浜に初めて行った時の感動を忘れません。

しかし、ビーチが賑わうのは夏の一時期だけ。お盆を過ぎると、地元の人がビーチで遊ぶ姿もほとんど見られない。こんなにも美しいビーチがあるのに、私には地元の人さえもその魅力に気付いていないように見え、特に子どもたちがその魅力に気付かずに育ってしまうことに危機感を覚えました。小中学校あわせても100人に満たない小さな町の子どもたちが、地元に誇りをもって育ち、そこで駆け回って遊んだ記憶を思い出していつか戻って来てほしい。美しいビーチの魅力を地域外に向けて発信するばかりでなく、新鹿のビーチで地元の子どもが夢を見られる楽しいムーブメントを起こしたい!地元を出て久しい自分が言えたことではないかもしれませんが、そんなことを考えるようになりました。

▲ビーチフラッグならぬ "ビーチボトル" 大会に夢中になった子どもたち

そして、米村信子との出逢い。天然の美しい砂浜と複雑な地形に吹く風が極限に生かされ、ボール1つあれば2人から楽しめる最高のスポーツがあることを知りました。「よし、ビーチバレー大会をやろう。しかもトップ選手が来てくれるような、地元の人の誇りに育つ大会にしよう。」そう決めてから開催まで約2か月あまり。熊野市役所や地元事業者の方々が本当にたくさん助けてくださり、なんとか初めての大会”KAMA-Nビーチフェス”を開催できました。結果、日本のトップクラスで活躍する選手たちが参加してくれただけでなく、ビーチや地元の人たちのすばらしさを再認識し、更に思いがけない効果も実感することができました。そして、次回は地元の人たち誰もが参加でき、思いっきり楽しんでもらう中で一緒に世界を夢見られる大会にしたいと考えるようになりました。
▲第一回大会では地元の皆さんが出店やダンスで大会を盛り上げてくれました!

(ちなみに、KAMA-N=「かまぁん」は私が最初に覚えた一番好きな熊野の方言で「良いですか?」という意味。「かまぁんか?」「かまぁんよ。」の優しい掛け合いが大好きです。)


【思いがけない効果と、夢への進化】

初めての大会を開催してみて、私たちは情熱が波及していくことを知りました。これは、思いがけない効果です。参加選手も開催する側も熱い人間が集まると、空間の温度が上がって面白いイベントになり、集まった人たちみんなが刺激を受け合い、情熱が波及していく。それは大人も子どもも関係なく、このイベントをきっかけに世界を夢見ることができる熱い人財が生まれるかもしれない。私たち自身がそんな夢を持つようになりました。

でも、それは遠い夢ではないとも信じています。なぜなら、2019年の大会出場をきっかけに5府県の国体代表チームが合同合宿に来てくれ、そのなかから京都府代表チームが国体2位の成績をおさめてくれたから。そして、熱戦を繰り広げるコートの脇で初めてビーチでボールに触った子どもたちが、大人を誘って全力でビーチバレーボール遊びにはまり、しばらくは夢の中でもトスを上げて遊ぶようになったから。中学に入ったらバレー部に入ろうかな、と親に話す子も。すでに夢は動き始めているんです。

KAMA-Nビーチフェスでプレーした選手がいつか世界で活躍する可能性だってあるし、ビーチバレーに限らずこのイベントで刺激を受けた若者が世界を目指す人財に育つ可能性だってある。さらにその英雄が熊野や新鹿ゆかりの人物であってくれたなら、過疎化が進む熊野の子どもにどれだけ夢を与えてくれるだろう。そんなことを現実にしたくて、2020年のKAMA-Nビーチフェスは大きく進化します。

 1、4人制大会の開催。
昨年と同じ日本ビーチバレーボール連盟公認の一般二人制大会とユース二人制大会に加え、今年は老若男女誰でも参加しやすい4人制大会を同時開催することで、誰もが本気でビーチを楽しめる機会を増やします。

  •  2、スター選手の誘致。
    なんと、三重県出身で、ロンドンで行われた世界大会にも出場した山口舞さんが応援しに来てくれることになりました!バレーに興味がある子どもたちにもたくさんビーチに来てもらい、ビーチバレーという競技の面白さや可能性を肌で感じてもらえたらと期待しています。

  •  3、安心して遊べる場所と指導者の確保。
  • 昨年は子ども向けにビーチでバレー教室を2回行いましたが、もっと遊びたかった・遊ばせたかったという声に応え、常に老若男女が安心して遊んでいられるスペースや指導者を確保します。孫が遊ぶのを見てほほ笑むおばあちゃんのための特等席も用意します。

    •  4、実行委員会の強化。
      実は昨年まで、地元有志が中心になって4人制ビーチバレーボール大会が例年7月に行われていました。しかし、人手不足などの理由から昨年で最後になってしまいました。こんな時こそ、私たちのようなよそ者の出番です。形が変わっても、熱い思いを共有し、もっと進化させたい。声かけに応じてくれた地元の方々を中心に、仲間が着々と集まってくれています。

    • これらの進化によって、昨年よりもたくさんの方々にビーチへ遊びにきてもらって新鹿の魅力を感じてもらえること、そして、未来のスターが誕生するきっかけになれることを期待しています。

    • ▲昨年の様子。地元名産品など、たくさんのご協賛に選手たちが喜んでくれました!

私たちの地域 三重県熊野市のご紹介

▲新鹿海水浴場

▲世界遺産「鬼ヶ城」

▲世界遺産 熊野古道「松本峠」
水質最高ランク「AA」の遠浅の青い海と天然の砂浜が広がる新鹿海水浴場がある三重県熊野市は、世界遺
産に登録されている熊野古道や鬼ヶ城、七里御浜などの海岸部、そして厳選かけ流しの湯ノ口温泉、一目千枚といわれる広大な棚田が広がる丸山千枚田など海も山も見所がたくさんあり、毎年8月17日には直径約1mの花火玉の海上自爆が名物の熊野大花火大会が行われることでも有名な紀伊半島南部の田舎町です。▲田植え前の丸山千枚田▲世界遺産「七里御浜」

▼資金の使い道

ご支援いただいた資金は、大会運営費や賞金に充てさせて頂きます。
賞金額によって付与される公認ポイントが変動するため、みなさまのご支援が選手たちの獲得ポイントとなって選手の活躍を後押しします。ぜひ暖かな応援をお願いします!
・賞金
・日本ビーチバレーボール連盟(JBV)公認大会開催に必要な役員派遣費用、登録費用
・ゲスト招待代
・機材レンタル代
・会場整地費用、等

▼第2回目"KAMA-Nビーチフェス"の詳細
開催日: 2020年4月18日(土)~19日(日)
ビーチバレーボール大会種目:
 JBV公認の一般大会(男・女) 各日1大会(2日で2大会)
 JBV公認のアンダーエイジ大会(男・女) 各日1大会(2日で2大会)
 男女混成4人制大会 2日で1大会(4月18日 予選、4月19日 決勝)※公認ポイント有り
ビーチフェスの要素: 会場を訪れた誰もがビーチで夢中になって楽しめる遊びやゲームを行います。また、地元の食文化が楽しめる出店を募ります。
場所: 新鹿海水浴場(三重県熊野市新鹿町1135-5)
アクセス:
 自家用車の場合・・・熊野尾鷲道路「新鹿IC」から約3分。駐車場へは会場付近に案内板を用意します。
 JRの場合・・・JR新鹿駅から徒歩約10分。当日はJR新鹿駅に会場への行き方を示します。
※雨天決行。
 感染症対策など、やむを得ず日程の変更が必要となった場合には、決定次第ご連絡いたします。

▼大会運営のパートナー紹介(順不同、随時募集中です。)
熊野市役所、新鹿観光協会、熊野市観光協会、熊野市教育委員会、NPO法人熊野、BLTNビーチバレーチーム、熊野や新鹿町ゆかりの有志

プロジェクトのお問合せ先
KAMA-Nビーチフェス実行委員会(代表アドレス)
メール: kumano.beachvolley@gmail.com

  • 2020/04/01 11:55

    本プロジェクトをご支援くださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、誠にありがとうございます。新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点からイベントは延期となりますが、頂いたご支援は延期日程のなかでベストなかたちで活用させて頂きますので、引き続き変わらぬ応援をお願いいたします。また、延期日程が決定...

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