こんにちは。今回のプロジェクトを行う「こども食堂安心・安全向上委員会」の代表をしています、湯浅誠と申します。「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー」の他、こども食堂ネットワークなどにも関わっています。
こども食堂は、こどもの貧困対策でもありますが、同時に普通の人々も気軽に参加でき、あたたかい地域をつくる基盤にもなりつつあります。
しかし、自然発生したこども食堂が、全国で2,200か所を超え、万一どこかでひとつ、不慮の事故や食中毒が起きることがあれば、連鎖的に多くの食堂が閉鎖されてしまう事態に陥る可能性があります。
そこで、せっかくの善意ではじまったこども食堂を途絶えさせないよう保険制度を導入する試みを考えました。
「こども」と「食」に関わる場所の「安心・安全」を高めたいので、どうかご協力よろしくお願い致します!
こども食堂とは?
こども食堂とは「子どもが一人でも来られる無料または低額の食堂」です。
そこには、子どもからお年寄りまでが集っています。
(地域の子ども、親たち、お年寄りが集まる、それがこども食堂)
こども食堂では、子どもは、食事とともに食卓のだんらんが提供されます。また、時間をかけてじっくり話を聞いてもらったり、調理や読み聞かせなどの体験を得て、健やかに過ごすことができる場所です。
大人は、地域の子どもたちと知り合い、笑顔に癒され、元気をもらえる。そんな穏やかなつながりができやすい場にもなっています。
(動画「こども食堂ってなに?」)
ただ、そんな、みんなの居場所であるこども食堂では、子どもたちが元気に遊ぶ横で、幼児がお兄ちゃんたちの真似をして階段を登ろうとする、そういった日常があります。
その日常では、「あっ!危ない!」と感じることも少なくありません。
この2年で急増し児童館の約半数となる2,200箇所以上に広がったこども食堂が、今後も、安心で安全な場所であり続けるために、200箇所のこども食堂とともに、保険加入をすすめるプロジェクトを行います。
保険加入の役目はふたつ
1 ケガや食中毒、アレルギーなど万一の事故が起きた時、参加している子どもや大人にきちんと医療費等が支給される。
2 地域の学校や町内会、役所等で、食堂に行くことを推薦しやすくなる。
3年間の保険料を集める。4年目以降は自力で保険料を払ってもらう
今回のプロジェクトでは、開催頻度が週1回以下のこども食堂に年間1万円、週1回を超すこども食堂に年間3万円を配分し、3年分の保険料を集めます。
参加するこども食堂は、その3年の間に地域の理解を得て、運営基盤を充実させ、4年目以降は自力で保険料を支払っていくことを予定しています。
(保険料は1人あたり28円。30人が集まるこども食堂で年間1万円程度です)
――多様なニーズに柔軟に応えられる地域の居場所。
その子は家庭が経済的に大変で、食べるものが家にないかもしれない。
その子は、経済的には大丈夫でも、いつも一人でごはんを食べているかもしれない。
その子のお母さんは、今日はとても疲れているかもしれない。
その子は、たまにはお友だちとわいわい食事したいかもしれない。
その子は、なんでもないことでも、褒めてくれる居場所が心地いいかもしれない。
そんなこども食堂が、地域にとってあたりまえの存在になることを、私たちは願っています。
だからこそ、万が一に備えて、安心で安全な場所という「安心感」を伝えていきたいのです。
(各こども食堂のチラシなどでご活用いただく「保険入ってます」マーク)
(安心・安全がすすむと、あたたかい循環が生まれる)
皆さんのあたたかいご寄付が、全国のこども食堂を支えます。
子どもたちにとって大事な場所を守るために、どうかご協力ください。
ご寄付の使い道
1) 保険料 2)通信運搬費 3)安心安全を広めていくための広報費 4)他諸経費
本プロジェクトを通じてお寄せいただいたご寄付は、すべて保険加入とその運営の費用に使わせていただきます。
本件に関する最新の情報や進捗は、公式facebookにて、配信しております。
ご支援方法
1)クラウドファンディングページまたはYahoo!ネット募金を通じたご支援
クラウドファンディングページはこちら▶︎▶︎ https://camp-fire.jp/projects/view/68605
Tポイントでの寄付も可能!Yahoo!ネット募金はこちら▶︎▶︎ https://donation.yahoo.co.jp/detail/5170001
※「こども食堂 安心安全」で検索
【ご案内】クラウドファンディングは、クレジットカードのほかコンビニ払い等で受け付けております。
2)銀行振込によるご支援
銀行名:滋賀銀行
支店名:瀬田駅前支店
種別:普通
口座番号:503093
口座名義:こども食堂安心・安全向上委員会 代表 湯浅誠
(ご注意ください)銀行振込でご寄付をいただける場合は、以下の宛先にメールもしくはFAXで、名前、住所、電話番号を教えてください。(ご連絡をいただけない場合は領収書が発行できませんのでご了承ください)
メール: kodomo-anshin[アットマーク]shigashakyo.jp
[アットマーク]を@に変えて、メールをお送りください。
FAX: 077-567-5160
運営団体
こども食堂安心・安全向上委員会メンバー
前段左より、栗林知絵子・豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(東京)、園田愛美(親子)・森の玉里こども食堂(鹿児島)、近藤亜弥・おてらde食堂(北海道)。後段左より、黄瀬絢加・滋賀県社会福祉協議会(滋賀)、湯浅誠・社会活動家/法政大学教授、小西由美子・子ども食堂ひがしっこ(滋賀)、大谷清美・チャイルドケアセンター(福岡)
ー応援メッセージ届いています!ー
「全てのこどもたちを、街のみんなで応援する」明石市市長 泉房穂さん
「私たちがこどもの頃と、今の子どもたちの環境は違う、だから学校やこども食堂の連携が大事」国立情報学研究所教授・『AI vs教科書の読めない子どもたち』著者 新井紀子さん
「こどもたちが笑顔でいれる居場所づくりをしていきたい」鹿児島市森の玉里子ども食堂の皆さん
「僕も、アルバイト先のおばあちゃんにお弁当を作ってもらっていた。こども食堂は、ふらっと立ち寄って、困ったって言える場所」札幌学院大学人文学部人間学科研究生 二本松一将さん
他にもたくさんの方たちからメッセージいただいています。こちらよりご覧ください。
ーこども食堂についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。ー
こども食堂とは? https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%A3%9F%E5%A0%82
こども食堂の増加や保険プロジェクトについて
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20180403-00082530/
こども食堂と地域の関わり事例
農林水産省『子供食堂と地域が連携して進める食育活動事例集 ~地域との連携で食育の環が広がっています~』(平成30年3月)
運営団体に伝えたい事や問い合わせしたいことがある場合は、本ページ内の「メッセージで意見や質問を送る」からご連絡ください。順次、お返事いたします。
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