【はじめに〜 とうきょうプレイデーについて】
はじめまして、とうきょうプレイデー実行委員会の高橋といいます。
とうきょうプレイデーは、イギリスの「Playday」をモデルに、子どもの成育環境の向上に関わる8つの団体が始めた、すべての子どもたちが豊かに遊べる環境づくりの大切さを考えるキャンペーンです。それを首都東京から広げていこうと、10月1日の「都民の日」に一斉に、遊びの場・遊びの大切さを考える場の開催を呼びかけています。
初回の2013年は、渋谷区のこどもの城(現在は閉館)をメイン会場に、趣旨に賛同した個人・団体が思い思いの形で開いてくださったサテライト会場22箇所に、合わせて3,000人の方々が参加しました。そして、2014年にはサテライト会場34箇所、2015年39箇所と、徐々に規模が広がってきています。
サテライト会場を開催しているのは、主には児童館や子育て支援施設、冒険遊び場(プレーパーク)、その他にも企業や居場所づくりに関するNPO、おかあさんたちの子育てグループ、個人のパフォーマーの方もいらっしゃいます。
【みなさんは、子どもの頃思いっきり遊んでいましたか?】
我々がいろいろな地域で遊び場づくりのお手伝いをする中で、「子どもの頃にどんな遊びをしてきましたか?」とよく尋ねるのですが、みなさんとても楽しそうに遊びの思い出を語られます。今、このプロジェクトをご覧いただいている皆さんも、パッと思い浮かぶシーンが一つ二つあろうかと思います。
さて、それを念頭においた上で、今の子どもたちは、どれぐらい思い切り遊べていると感じますでしょうか?
今、子どもたちを取り巻く環境、特に遊び環境は非常に厳しくなっています。ご存知かと思いますが、今の公園は禁止看板や禁止事項に溢れていて、原っぱのような場所はなくなり、道で遊ぶことも安全面や近隣の騒音問題などで叶わなくなっています。客観的なデータでもその傾向が見られます。
【このプロジェクトが目指すもの】
私たちは、すべての子どもたちにとって、遊ぶことは健康的で幸せな生活の土台だと考えています。遊びには、いまを生きていることを楽しく感じられる大切な瞬間が積み重なっています。「生きていることを楽しく感じられない」状態が続くとどうなるのか、それは日々のニュースを見ているとなんとなく共感いただけるかと思います。
だからこそ、このプロジェクトを通じて、さまざまな場所で子どもの遊びを大切に考えられる人が増えることで、昔は誰にも当たり前にあった「豊かな子どもの遊びの世界」を今を生きる子どもたちにも届けたいと考えています。
「子どもが豊かに育つまち」は「子どもが豊かに遊べるまち」から生まれる。すべての子どもが、お金の有無や障がいの有無も関係なく東京で子ども時代を過ごせてよかったと思えるような、そんな東京になるこを目指しています。
【資金の使い道】
実は今年はほぼほぼ実行委員の持ち出しで動いています。とてもではないですが、このままでは持続可能性がなく、だからこそのクラウドファウンディングへの挑戦でもあります。
今回いただいたご支援は、実行委員会の資料の印刷費・消耗品費、広報紙の郵送費、またメイン会場での遊び場を開くための備品・消耗品購入費、サテライト会場を巡ってプレイデーを盛り上げるプレイデーマンの交通費、報告書作成費(特にこの費用が大きいです)などに活用させていただきます。
【リターンについて】
・金額に応じてとうきょうプレイデーにまつわるグッズをお送りさせていただきます。
・50,000円のリターンには、遊び場づくりの専門職であるプレイワーカーを遊び場づくりの支援や、勉強会等に派遣します(具体的な内容は応相談)。
【最後に】
「遊」という字は「ゆとり」とも読みます。「子どもが豊かに遊べるまち」は「みんなのゆとりのあるまち」だと思うのです。日本中がそんなまちになるように、東京から「遊びの大切さ」を発信してまいります。ご支援よろしくお願いします。
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