▼はじめにご挨拶

私たちは、文化を紡ぐをキーワードに集まった実行委員です。
職業は陶芸家、飾金具士、伝統産業プロデューサー、大学職員、神職、婚礼事業者と様々です。バックボーンは異なりますが文化にまつわる仕事に関わっていて大原野神社と一緒にイベントを企画、運営しており地域に賑わいを創出するロールモデルを目指しています。

今、文化の中心であった神社仏閣にも大きな転換点が訪れています。一部のご年配の方々を除く多くの人にとって神社とは物理的、心理的に距離が離れてしまっているのです。我々日本人のDNAに刻まれているであろう「神様」=神社という存在を改めて人々の心に呼び覚ますべく新たな魅力づけをして「地域の人々にとって自慢できる場所」とするイベントを企画いたしました。

第一回大原野神社紅葉夜間ライトアップ「光と水」
 紅葉ライトアップ×ご神水特別授与×恋沢池献灯キャンドルイルミネーション​
 
 ライトアップ期間:11月17日(土)〜11月25日(日)17:00〜21:00
 特別イベント期間(お母さんの休息日):11月17日(土)・18日(日)
 場所:大原野神社  http://oharano-jinja.jp/html/access.html
 夜間拝観料:600円(小学生以下無料)
 駐車場:有料
 イベントウェブサイト https://event-oharanojinja.com/
   

▼このプロジェクトで実現したいこと

現在、日本の人口減少は急速に進み、2020年頃を境に、東京などの都市部でも人口は減少に転ずると言われています。人口減少や高齢化、単身世帯の増加等に伴い、神社においても御祈祷ニーズの減少などを経て、維持に苦しむ社寺も多数生まれています。更には、人口の都市圏集中という社会構造の変化の中で、地方の神社、跡継ぎ不足や、祭事を担う地域住民の減少などの課題もあります。

日本にはお盆やお正月、そして人生の節目には神社仏閣へお参りし手を合わせるという素晴らしい習慣があります。とりわけ神社は「地域の象徴的な存在」、「個人の道徳的な規範」、「日本人のアイデンティティ」として広く信仰されてきました。

しかし、現在の日本の社会を見渡すと、モラルやマナーに反した行動により各地で考えられなかったような残念な事件が起きています。これらは、以前であれば「誰もいなくても神様が見ている、見守られている」と思う気持ちが働いて起こらなかったことであり、昨今の宗教離れに一因があると考えています。日常的に神社と心理的にも関係性が薄れているのです。

一方で神社仏閣は、御朱印巡りや紅葉、縁日、写経や座禅など観光的な側面で人気が広まりつつもあります。私たちは宗教心やご由緒を伝えることを前提に「楽しい場所」へと魅力を増し、これからの未来に「日本人のアイデンティティ」を繋げるべく、ライトな層に足を運んでもらうきっかけを作り神社に触れることで、これから維持継続される形を作り出したいと考えています。さらに、訪れる人々にとって「必要な場所」へと魅力づけすることで、国の財産である神社仏閣を守っていけると考えています。




▼今後の予定
大原野神社紅葉ライトアップ「光と水」先行イベント

 10月21日(日)みんなで作ろうオリジナル竹灯籠 
 イベント開始の17日〜25日までの期間に参道の足元を照らす竹の灯篭をみんなで一緒に作りませんか?

 日時:10月21日(日)14:00〜16:00
 場所:大原野神社  
 参加費:500円 
 製作した竹灯籠はイベント期間中大原野神社参道に設置されます。
 申し込み方法:イベントウェブサイト https://event-oharanojinja.com/
   服装:動きやすい軽装、お飲物をご持参ください。

▼これまでの活動

今回、神社としてライトアップのイベントは初めてになります。そのためイベントに必要な資金はまだありません。皆様からの支援でなんとか実現に向けて進めたいと思っています。イベントを行うきっかけは一番最初に神社に訪れた時でした。一の鳥居からまっすぐ伸びる参道が木々に覆われて奥に見える社殿がとても幻想的で神々しさを感じました。その時直感的にここは地域の人たちにとって自慢できる場所になるそしていつか実現させたいと強く思いました。



イベント名にもありますが「光と水」にはもう一つ想いがあります。皆様にも経験はないでしょうか?神様に手を合わせる瞬間はどんな時ですか?「家族みんなが健康でありますように、志望校に合格しますように、あの人との恋愛が成就しますように」など困った時、願いを叶えたい時です。日常的に神様に手を合わせる事は日本人ではとても自然なことです。神社は心に平安をもたらす光です。
 また、水は雨が大地に降り注ぎそれが豊かな実りをもたらしそこからできた食物を我々が食べそこで残った種が大地に残りという循環をもたらす全ての自然の起源です。神社が地域の方々にとって光であり流れを生み出す水のような存在になればと思い命名しました。

最初は、どうかなという反対する意見も少なからずありましたでも我々の地域に対する想いが徐々に伝わり協力者や応援者が増えていっています。ここからさらに皆様に楽しんでいただけるようなイベントとなるべく取り組んで参ります。



▼資金の使い道
初公開になる神饌所にて日常的に水を供給するための給水所の新設
大原野神社で継続的に紅葉ライトアップイベントが行える様インフラの整備

今回なんとかライトアップの費用は地元の方々やイベント拝観料でまかないたいと思いますが被害を受けた神饌所の整備に伴う費用は到底足りません、数百万円の建築費がかかりますが、その一部として皆様からの支援金を使用したいと考えております。そして、日常的にご神水を汲みにこれる環境を整えて参ります。


▼リターンについて

3,500円:期間中参拝ペアパス、お神水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル2機

4,500円:期間中参拝ペアパス、竹灯篭1機(+お名前看板表記)

5,000円:期間中参拝ペアパス、お水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル2機、料亭の筍ご飯

7,000円:期間中参拝ペアパス、お神水入りオリジナルペットボトル2本、竹灯篭(+お名前看板表記)

8,000円:期間中参拝ペアパス、お神水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル2機、竹灯篭(+お名前看板表記)

8,000円:期間中参拝ペアパス、お神水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル2機、オリジナルぐい飲みセット、料亭の筍ご飯

10,000円:期間中参拝ペアパス、お水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル2機、料亭の筍ご飯、竹灯篭1機(+お名前看板表記)

10,000円:期間中参拝ペアパス、竹灯篭2機(+お名前看板表記)

20,000円:期間中参拝ペアパス、お水入りオリジナルペットボトル2本、ご献灯キャンドル、恋愛成就カップル特別ご祈祷

30,000円:貸切特別ライトアップ30分2組×2日

50,000円:法人・団体向け大原野神社宮司による正式参拝、社頭講話

150,000円:夜間特別フォトウエディング撮影 11月19日もしくは20日予定

※竹灯籠は全て期間中参道へ展示させていただき御郵送はございません
※ご献灯キャンドルは和紙に願いをご記入いただきイベント終了後神社にてお焚き上げいたします
※ご神水入りオリジナルペットボトルを御郵送ご希望の場合は生活用水としてご利用をお勧めいたします。

▼最後に

現在の日本は、少子高齢化や出生率の低下が問題視され今までの社会システムは綻び、日常生活にも少しづつ影響が出始めています。ここ最近では、異常気象で台風や地震が頻繁に起こり多くの地域で被害が出ています。今まで京都は比較的被害は少ない地域でありましたが、今回の台風21号では一般の住宅はもちろんインフラにまで影響が出ています。大原野神社においても一つのシンボルである区民の誇りの木樹齢450年のモミの木や境内にも多大な被害がありました。そういった中で、もう一度今までのような同じ生活に戻すことは簡単ではありません。体験して災害の辛さや大変さを身にしみて感じ普通であることの当たり前の有り難さがわかります。

 しかも、今神社に関わっていただける方はあまり多くはなく、西京区特に大原野地域においても他と同様余力はありません、変わらず中心で動かれるのはずーーっと神社を支えて来られた目上の方々です。核家族化している日本では個々の力は弱いものです、だからこそ地域で神社を支えることが必要になると考えています。

今回、大原神社紅葉ライトアップ「光と水」のイベントでは副題として「お母さんの休息日」と銘打って30代のファミリー層に楽しんでもらえる企画を考えております。
是非、多くの方に今回のイベントに参加いただいて個々の家々ではなく地域一帯がコミュニティとなり「地域が家族」となるような関係性を築くことに大原野神社が少しでもお手伝いできればこれほど嬉しく価値のあることはありません。

一人でも多くの方々からご支援賜れますよう何卒、よろしくお願い申し上げます。

大原野神社MAP

https://www.google.com/maps/place/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E9%87%8E%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@34.9602658,135.6540637,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60010117f600fd6d:0x89c4f396884e1633!8m2!3d34.9602658!4d135.6562524?hl=ja

  • 2018/11/15 14:52

    15日の京都新聞朝刊にご掲載いただきました。クラウドファンディングは17日まであと本日含め3日になります。少しでもこの想いが皆様に届きますように。

  • 2018/11/06 16:08

    先月10月21日クラウドファンディングプレイベントとして「みんなで作ろう竹灯籠」を実施しました。地元の竹の名店、長岡銘竹さんのご指導のもと一本の木から節を目印に思い思いの長さにカットして行きます。当日は、子供からベテランまでご参加をいただき竹の太さの違いや、まっすぐカットしているつもりが斜...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください