▼はじめに

はじめまして!!

福岡市西区でミニトマトを専門で栽培している農家『TomatoFarm西農園』の西 正剛と申します。数あるプロジェクトの中からページを見てくださりありがとうございます。

3年前に就農し、ミニトマトを約10品種栽培しています。美味しいトマトをお届けする為、完熟にこだわり、レストランや飲食店と直接契約、街中へ出てお店の軒先などを借りて直接販売を行っております。

 私は、家が農家だったわけではなく、ごく普通のサラリーマンの家庭に育ちました。
子どもの頃からサッカーが好きで、将来はサッカー選手、後は監督やコーチになる事を夢見てサッカーに明け暮れていました。実は社会人になっても仕事をしながら、サッカーをしてという生活を続けていました。
30歳の時に選手を辞め、サッカークラブのコーチに就職します。ブラジルでプロ選手として活躍していた先輩がクラブを立ち上げ、弟子入りする形で、サッカーコーチになりました。充実した毎日を過ごしていましたが、1年でコーチを辞め、3年前、サッカーコーチから農家になる決心をしました。

「きっかけは軒先販売から」

4年前、「昼間の時間に何か稼ぐぞ!!」の一声で、サッカーコーチの傍ら、「ミニトマトを農家さんから仕入れて、マルシェスタイルで売る」という仕事を始めたのがきっかけです。その時仕入れをしていた農家さんのミニトマトの味に衝撃を受け、今まで自分が食べてきたトマトの味との違いに驚かされました。この味をもっとたくさんの人に知ってほしい、食べてほしいと思い、どんどん試食していただく現在のスタイルになりました。試食販売をつづけていくうちに、お店の方たちが宣伝してくださり、トマト嫌いな子どもが「ここのトマトは食べる」とかトマトが苦手なお客様まで「ここのトマトは美味しい」と笑顔で毎週足を運んでくださるようになり、お客様がお客様を呼んで、少ないときには1~2時間で完売するまでになりました。目の前で、笑顔が増え、お客様が増えていく様を体験していくうちに、自分の中で「この仕事を続けたい」と思うようになります。そして、半年を過ぎた頃、これからトマトの仕入れが難しい事を知らされます。

農家さんが色々な事情で栽培が続けられないというのです。


「なんとかしてトマトをお客様に届けたい…」

自分の中ではじめて使命感というものを持った瞬間でした。

 

そして...でたこたえはひとつ

 

「よし!自分たちでつくって販売しよう!!」


なんと素人発想な考えでしたが、周りの方々の力を借りて実現する事になります。

★「自分でつくって、自分で売る」TomatoFarm西農園スタート


2015年に2人でスタートし、翌2016年に独立。借金をして、TomatoFarm西農園を
スタートいたしました。

初年度は、失敗の連続。アルバイトを掛け持ちしながら、トマトの栽培と販売を行ってきましたが、設備や光熱費をまかなうのがやっとの状態で、1年間トマトでの収入はゼロでした。おかげさまで、害虫や病気、生理障害など、たくさんの資料を読みまくって、勉強させていただきました(笑)

 翌2016年に独立。TomatoFarm西農園をスタート。昨年の勉強のおかげで、納得のいく美味しいトマトを作るところまでできましたが、栽培と販売のバランスが保てず、体調を崩し、トマトも虫に食べられたり、
病気にかかってしまうなど、簡単にはいかない事ばかりのまま、200万円の赤字でシーズン終了。

そもそも...

農家さんが自分で作った野菜を自分で売らないのではなく、売れないんです。売っている時間が無いくらい忙しいです。誰もやらないではなく、誰もやれない..その事に気付くのも遅かった...

でもでも...

お客さんは、新鮮な方がいい。農薬かかってない方がいい。美味しい方がいい。その日に採ったものが、その日のうちに食卓にあがる方がうれしいですよね。

ということはやっぱり

やる!!それが、僕がお客様からいただいた「仕事」だから。

『為せば成る...成らぬは人の為さぬなりけり』ですよね。

ということで、手の足りないところは、妻、子守りをお義母さんに看てもらい、パートやアルバイトに入ってもらい栽培と販売のバランスを整えるところから着手しました。

その甲斐あって2年目は、昨年の反省を生かし、病気や虫の害もほとんどなく、農薬もほとんど使用せず、
いいトマトを作る事ができました。が、妻の出産と繁忙期が重なり、貯金を作れないまま
失速気味でシーズン終了となりました(涙)

現在、苗を植え替えし、育苗中(8月~11月)のため、トマトはありません。

(12月頃には出来はじめる予定です)

ハウスでのミニトマト栽培は手間もお金もかかります(苦笑)200万円必要なところ、120万円しか確保できていません。このままでは、継続が厳しい状態です。今まで、支えてくださった方々、軒先販売でいつもお顔を合わせるお客様、ご縁をいただいたお客様の為にもなんとか継続し、これからも美味しいトマトをお届けしたい!!と心から思っております。

そこで!!

先にみなさまに支援という形で、トマトを買っていただき、出来たところで順次お送りする方法がいいのではないかと考えました。 また、多くの方に西農園のトマトを味わっていただく良い機会になってほしいと願っております。

 

 

▼これまでの活動

軒先販売の他に、直接トマトの収穫を体験してもらおうと年に数回、『トマト狩り』を実施しています。その他、とれたてのトマトを食べてもらうため、イベントなどにも出店しております。

 

★西農園のこだわり

「新鮮で美味しいトマトを食べてもらいたい。」
西農園では、鮮度と熟度にこだわって栽培、販売を行っております。
完熟のタイミングを見計らって、収穫。採れたトマトをそのまま、軒先販売へ持って行きます。
樹になっている状態で完熟を待ちますので、味に深みが増し、高いときは
糖度が10~13度ほどになります。

 

ホテルマリノアリゾート福岡での一皿。西農園のトマトは結婚披露宴など特別な席に使用していただいております。

ホテルマリノアリゾート福岡さまに取材していただきました。

http://marinoaresort.co.jp/shokukiko/

 

これからの活動

曜日によって販売場所が変わるため、トマトがほしいときにお買い求めいただけない事が増えてきましたので、   11月にホームページを開設し、12月よりネット販売を開始いたします。
ビニルハウスを改造して、12月には直売所を併設します。
今年から、加工品にも力を入れてフードロスをなくす動きも行っていきます。

「農業=食=生命」

 トマトを通じて、人と農業との距離を縮め、農業に興味を持ってもらうきっかけになれたらと思います。

「街に笑顔の輪をつくっていきたい。」そんな農業を目指していきます!!

 

リターンについて

西農園の採れたてカラフルトマトを全国発送いたします。その他、ご支援いただい方に「支援して良かった」と思っていただけるようなリターンをご用意しました。

 今回は特別に、西農園の創業当初からお付き合いいただいております、ホテルマリノアリゾート福岡の総料理長日下部シェフにご協力いただき、西農園のトマトをふんだんに使用した特製トマトソースなどなど数量限定でご用意いたしました。

マリノアホテルのご紹介です。下記のリンクも是非ご覧ください。

http://marinoaresort.co.jp/restaurant/

  • 2018/10/21 10:21

    先日、ホテルマリノアリゾート福岡へ最終打ち合わせに行って参りましたー。 噴水がきれいで、ついつい写真を撮ってしまいました(笑) 昨年リニューアルされて、更に素敵になっていました。 そうそう...今回は、お料理の打ち合わせです。ここからはお話とお料理に夢中になり、写真があまり撮れて...

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