▼ご挨拶
日本キリスト教団 目白教会所属 安田あんみと申します。

幼稚園は目白教会付属、目白平和幼稚園に通っていました。その後教会の日曜学校に行きましたが、中学受験をしてカトリックの不二聖心女子学院の寄宿生に。朝晩祈りのある生活を6年間過ごしました。そして二十歳の時に、目白教会で受洗いたしました。その頃は日曜学校など、教会活動を活発にしていたのですが。恋愛や転職、結婚などで生活が変わり、教会から遠く離れてしまいました。

結婚後3人の子どもに恵まれ、末の子が発達障害で不登校が続き育児に苦労しているさなか、夫が脳梗塞で倒れ、その時は奇跡的に左腕に麻痺が残るくらいですみました。が、2011年東日本大震災の半月後、4月1日に再び同じところに脳梗塞を起こし、今度は歩くのも不自由になってしまいました。その年の10月、私自身が心を壊してしまいました。

2013年の夏。目白教会の100周年の記念に倉庫があった場所を多目的トイレに改築した際、こっそり置いてあった私の聖書と讃美歌を教会の方が送り届けて下さいました。「100周年の記念礼拝の時、お会い出来たら嬉しいです」と言葉を添えて。

その言葉に力を得て、20数年ぶりに2013年11月4日の100周年記念礼拝に与ることが出来て、その後日曜日の主日礼拝には欠かさず与っています。

 

私はキリスト教に導かれて、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

二十歳の時決心をして洗礼を受け、その後20数年と長く離れていたにも関わらず、再び教会へ招かれ、あたたかく迎い入れてもらった経験を、多くの方々に知って頂き分かち合いたいのです。

一方。

私は幼いころから物語を書くのが好きで、「小説家」を目指していました。学校を卒業し仕事をしながら、その頃はワープロで物語を綴り、懸賞小説に応募をしていました。結婚し、育児の合間にも書いていました。が、夫の発病。私も心が折れ、その後言葉そのものを失った時がありました。「筆を折る」という言葉がありますが、幼い頃からの小説家の夢を、完全に諦めたのです。

時を経て、再び教会に通うようになり、神様、イエス様のお恵みを頂くと、いつの間にか物語を綴っていました。書きかけていた小説を完成させたいと思うようになっていたのです。

そうして出来たのが『相談室へようこそ』2014年10月に発行しました。

「せめて1冊でも、本というカタチにして残したい」という思いから出版した小説です。

それからは、再び大衆文学の新人賞に応募したり、小説家ゼミに通ったりしました。しかし、そこで目指すように言われるのは「ミリオンセラー」「重版出来」「万人受けする物語」「売れる小説」。

《何か、違う》

「私の今あるのは、キリスト教に導かれたから。その気持ちを、小説に表現したいから書いているのに」

そんな風に悶々としている中、目白教会の重鎮で私が父と慕う方が亡くなったのです。ショックと悲しみでいっぱいでしたが、キリスト教においての死は、そこで終わりではなく、天国に帰ること。神様に直接お仕えすること。確かに現世にいる我々とはお別れだけれど、それも一時的なこと。そんな、キリスト教を知らなければわからない死生観を思い起こしました。そのことだけでも、小説でお伝えしなければ。

その想いで書き上げたのが、

「私はぶどうの木、あなた方はその枝である ~CEREMONY~」です。

 

▼「私はぶどうの木、あなた方はその枝である ~CEREMONY~」 ~物語の概要~

キリスト教系養護施設「ぶどうの苑」を創立したパパさまこと猪本啓朗牧師を慕う、施設の出身者、谷平沙耶、紀藤友梨香、西嶋修二らの成長物語。

各章ごとに聖書の御言葉をたくさん引用しており、それを生きる活力とする登場人物たちを通して、多くの方にキリスト教が伝わり、身近に感じて欲しいと願っています。

結婚式やお葬式のシーンが多いのですが、そうした式典~CEREMONY~は人の生きる道を考えさせます。キリスト教の死生観に触れて、読者の方々の想いや気持ち、考え方が少しでも広がり、癒しや助けになればと思います。

 

300枚の原稿状態で作品を読んで下さる方は、出版社はもとより友人でも数少ないのですが、その中のお一人が作品の中のこんな言葉をもちいて下さいました。

《迷っていても、道を失っても、嘆くことはない。立ち止まっても、座り込んだってかまわない。そこからもう一度歩き出せばいい。歩き続けていれば、いつかは目的の場所に、たどり着くことが出来るはずだから》

これは、主人公沙耶が婚家を追い出て、居場所も、行先も失くして呆然としていて、ようやく一歩踏み出し、歩き出す場面での想いです。

人生の歩みの中でどなたも1度や2度は、道に迷い、疲弊して、歩けなくなった経験があると思います。そんな時忘れないで欲しいのは、神様は、あなたの行く道をしっかりと用意して下さり、けっして見捨てずに、寄り添って下さっていること。神様は共にいて下さるということ。

作品は「小説」なので、解説として詳しく書けないわけですが、気持ちや想いが「どうぞ伝わりますように」と祈りを込めて言葉を綴りました。私自身が、その想いに強められて生きてきたからです。

 

▼教会イベントのご紹介

プロテスタント、カトリックを問わずどんな教会も、どなたでも温かく歓迎します。日曜日の礼拝やごミサにいらして下さるのが一番いいのですが、10月は多くの教会がバザーを開催しています。お散歩感覚で教会に足を踏み入れて頂くのは、いかがでしょうか。

ちなみに、日本キリスト教団の目白教会の今年のバザーは、10月21日(日)12:45~15:00

 

また、11月17日(土)14:00 開演  パイプオルガン演奏会(無料)があります。

日本キリスト教団 目白教会ホームページURL  http://www.mejiro-kyoukai.net/

 

キリスト教の教義について知りたい、学んでみたいと思う方には、アルファコースというキリスト教の基本を紹介するプログラムがあります。

その他多くのカトリック教会で、アルファコースのプログラムを開催していますので、お問い合わせ下さい。

キリスト教の活動や教義に関して知りたい方は、メッセージ機能を使いご連絡下さいますようお願い致します。

 

▼リターンについて

小説「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である~CEREMONY~」は、キリスト新聞社より出版致します。たとえ目標金額に達成できなくても、完成本、その他のリターン品は、ご支援くださった皆様に必ずお届けする、All-In方式を採用しています。

 

① 3000円 オリジナルお礼状カード+完成本

※完成本へのサインの有無や宛名の名前はメッセージにてお知らせ下さい。本の完成後送付の際、メールで確認をさせて頂きます。本のお届け予定 2019年1月

 

② 3500円 お礼カード+完成本+ポストカード3枚(パターンA)

ポストカードの写真撮影及び製作は、目白教会員、星野順吉様によるものです。(許諾済)

 

③ 3500円 お礼カード+完成本+ポストカード3枚(パターンB)

クリスマス用、イエス・キリストご降誕の絵柄および聖句。3枚1組。

(都合により、写真の掲載はご容赦願います)

ポストカードの写真撮影及び製作は、目白教会員、星野順吉様によるものです。(許諾済)

 

④ 3500円 お礼カード+完成本+ポストカード3枚(パターンC)

ポストカードの写真撮影及び製作は、目白教会員、星野順吉様によるものです。(許諾済)

 

⑤ 4000円 お礼カード+完成本+ポストカード10枚(パターンA,B,C+1枚)

ポストカードの写真撮影及び製作は、目白教会員、星野順吉様によるものです。(許諾済)

 

⑥ 4000円 お礼カード+完成本+不二聖心女子学院2019年カレンダー

カレンダーの写真撮影及び製作は、不二聖心女子学院(学校)によるものです。(許諾済)

 

⑦ 5000円 お礼カード+完成本+「相談室へようこそ」

 

⑧ 7000円 お礼カード+完成本+「相談室へようこそ」+ポストカード10枚(パターンA,B,C+1枚)

 

⑨ 7000円 お礼カード+完成本+「相談室へようこそ」+不二聖心2019年カレンダー

 

⑩ 10000円 お礼カード+未記入のカード5枚+完成本5冊+完成本巻末にご支援頂いた団体名を記載。     ※お名前の記載は、団体名、企業名に限らせて頂きます。

 

▼資金の使い道 

 ① 「私はぶどうの木、あなた方はその枝である~CEREMONY~」の制作出版費用。  キリスト新聞社より出版予定。
 ② CAMPFIRE手数料(支援総額の17%)
 ③ リターンに対しての送料、他
 ④ ご縁のある教会、団体に完成本を寄贈。


~目標金額を上回ったら~  

 ⑤ 完成本の広告、宣伝費。
 ⑥ 寄贈する完成本を増やし、更に多くの教会、団体に寄贈。

▼最後に

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。      エフェソの信徒への手紙5章8節

私はけして完璧ではなく、欠けの多い人間で、若くもありません。小説を書いても、趣味の範囲でやっていればいいじゃないか、と言われるかもしれません。そんな時、「光の子として歩みなさい」という聖書の御言葉に背中を押されます。この世に「生」を受け、神様に生かされているのであれば、精一杯チャレンジをする。出来ることを出来るところまでやってみる。その気持ちを忘れずに生きていきたいと思います。

クラウドファンディングのチャレンジも、そんな気持ちの表れです。

神様から恵みを受け、イエス様に導かれ、聖霊に守られて、多くの方々に支えられて生きていくことが出来る喜びを、多くの方々に知って欲しい、伝わって欲しい、広まって欲しいと願い、プロジェクトを立ち上げました。

写真撮影、写真提供、画像の作成には、平井真理子様がご尽力下さいました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

その他にも、すでに多くの方々に支えられています。本当に感謝です。

更に、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                  2018年9月     安田あんみ

  • 2018/10/31 08:35

    10月30日をもって、プロジェクトの公開が終了いたしました。 ご支援、ありがとうございました。 <m(__)m> 目標金額には遠く及びませんでしたが、 金額には表れない、多くの応援のお祈りを頂きました。 「出版されたら、ぜひ読んでみたい」というお声は、 本当に心強く感じま...

  • 2018/10/20 08:47

    「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である ~CEREMONY~」  初校のゲラ原稿が出版社より届きました。 本というカタチに、1歩1歩近づいています。 今は赤鉛筆を片手に、自分の作品を校正しています。 (あらあら、句読点が多いこと。( *´艸`)) 完成本に向けて、頑張っています!

  • 2018/10/12 15:21

    「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。~CEREMONY~」を読んで下さった、所属教会 日本キリスト教団目白教会の牧師 古旗誠先生より、推薦メッセージを頂きました。 聖書の喜ばしいメッセージが、物語を通して、爽やかで、温かく、新鮮に伝わってきます。そして、かけがえのない命を大切にし...

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