▼ご挨拶

DMC星巡る旅人・代表の齋藤俊介です。

「DMC」って何ですか?

よく聞かれます。
正式には Destination・Management・Company。
つまり、観光まちづくり会社です。
といっても、我が社は商店街のシャッターをあけることを主な仕事にしているわけではありません。
観光まちづくりを通じて、地域の小さな「星」となる人を育てていくことがお仕事です。

想像してみてください。
地域を夜空に見立てた時、そこに小さく輝く星々となる人がいます。
そして、そんな小さな星々と共に歩む人々の軌跡が無数の星座を描いていくのです。


天の川と星々の織り成す素敵な風景を、人も描けるのではないでしょうか?

そんな地域になる為に、人を支援し、人をつなぎ、人と歩む。
それが、我が社の名前の由来であり、大きな目的です。

 


「街宿MILLE」は、その出発点となる宿です。
顧客が人生の時間を楽しみ、人と人が交わるほど、街が明るく元気になっていく。

ディズニーランドやUSJのようなアトラクションはないけれど、会話と心地よい空気感がゆっくりと染み込んで、日常を豊かにしていく。

そこに「顧客創造」という言葉の核心があると考えています。

▼「街宿MILLE」とは?(396-0026 長野県伊那市西町4880-7・2F)

 

「街宿MILLE」は、昨年まで「ちむら寿司」というお寿司屋さんでした。

地域の人々が集まる「場」として働く人々やそのご家族に約50年も愛されてきました。
引退を決意された千村さんから、そんな地域の場を「よい形で受け渡せないか」というお話に心が反応。
すると、ご縁とご縁が繋がり、瞬く間にそれならと手を差し伸べてくれる人々が集いました。

こうして「ちむら寿司」は、一階が板前割烹、二階がゲストハウス型のまちやど、三階が住居兼スタッフルームとなる複合型施設として新たな出発を迎えました。

 

 

 

「街宿MILLE」は、ゲストハウス・スタイルとしては珍しい、地域の人が日常使いする宿となっています。

この伊那市は長野県の南半分では他にない夜の賑わいがある町であり、比較的離れた場所からもナイトエコノミーを楽しむ方々が訪れます。
その方々からは「帰りの電車を気にしないで楽しみたい」「タクシーで帰るには遠すぎる」「代行を待っている時間がもったいない」といった声がずっとあったのです。



そんな声に応えるようにこの街宿は生まれました。
月曜から金曜は地域の人々が中心。週末は旅する人々との混在。
それが「街宿MILLE」の宿泊の風景です。

 

 

 

地域の人が廉価に宿泊出来て、普段は出会えない他の会社の人々と出会える。
旅をする人とも会話をし、次の日もすっきりと目覚めて宿から出社できる。

なにか今朝はいつもと違う気がする。

そんな朝を提供する役割をこの街宿は果たそうとしています。

▼プロジェクトを始めようと思った理由

きっかけは気づきからでした。
MILLEに泊まる方は、夜の街を楽しんだ方も、朝早く山登りに向かったり、ツーリングに向かう方も、眠りの時間が短くなる傾向があります。

この短い眠りを快適にすることは、とても重要ではないかと・・
より深く、より安らかな眠りが出来れば、よりよい朝を迎えられて、気持ちよい朝を迎えた人々が、職場の周囲の人の気持ちもより明るくしていく。よりよいコンディションで山に登れば、それだけ元気に安全に登れる。ツーリングもよりよい思い出となる。


街宿MILLEでその為に出来る事は・・

気持ちよく寝て、気持ちよく起きる。

その為の快適な眠りは、すごく大切な価値提供!!

▼資金の使い道、リターンについて

寝ている時間への価値提供。短い時間でもしっかりと深い眠りを取ることが出来る。
その為に、今回の挑戦で得た資金は、優れたマットレスや寝具を購入する費用、室内音の反響を抑える内装材の購入費用等の室内環境を改善する設備や工事に充当していきます。

リターンの返礼品は地域の中で輝く小さなお店と手づくりのものにこだわりました。そのリターンからも、伊那という地域のゆるやかな空気感を感じて頂ければと思います。

▼最後に

今回のクラウドファンディングは、20代、30代の女性スタッフによる主体的な発見と行動によって実現しました。この小さなアクションから、また新たな街宿や街とつながる人々が訪れて、共に次の時代へと歩んでいけるような関係性を育めればと思います。ぜひ、ご協力をお願いします!

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください