●8/23更新 【吉藤の発明トークイベント参加権リターンに限定数を設けます。】

現在、用意しておりますトークイベントの参加権ですが、会場の規模の関係で限定数を設けさせていただきます。ご参加を希望される方はお早めにご支援をお願い致します。

以下本文になります。

▼はじめにご挨拶

こんにちは、オリィ研究所所長の吉藤です。

我々のページをご覧いただきありがとうございます。

分身ロボット「OriHime」をご存知でしょうか。

 私は昔から病気がちで、小学校5年生の時の入院をきっかけにほとんど学校に通う事ができない不登校、ひきこもりとなり、3年半の間、ほとんど自室で、日本語を忘れてしまうほどの強い孤独に苦しめられました。
 その時は教室行きたくとも行けなかった事、友達らと同じ行事に参加できない事が本当に悔しく、「なぜ身体がひとつしかないのだろう。身体が2、3つあればいいのに」と思っていました。
 その私自身の経験から開発したロボットが「OriHime」という分身ロボットです。

 

 現在は、このOriHimeを製品化し、様々な事情で学校に通えない子ども達、病気で家族や友達と外出できない患者さん、また病気や障害の当事者だけでなく、育児や介護などで会社に通えない会社員など、多くの人が分身として使うようになり、利用者や導入企業、学校も増えてきました。

 その他にも、ALSをはじめ身体をほぼ動かせず「寝たきり」と呼ばれる患者さん達の生活の支援を行う意思伝達装置「OriHime eye」を発明、2017年には厚労省から非課税対象福祉機器の承認をうけ、ベッドで寝たきりの患者さんは「視線やスイッチを使った自由な言葉の発話、周囲を見渡す、写真撮影、友達との旅行」なども可能になりました。

 

 ALSの患者さんがOriHime eyeを用いて、眼だけで描いた絵。

 いまや、”眼しか動かせない患者さんが、眼だけでPCを自在に操作し、分身ロボットで学校に通い、就職し、会社で仲間たちと働いて給料を得る。” そんな時代が私達の周りでは現実になっています。

 私たちは今まで不可能とされてきた事を可能にする挑戦を、研究開発というアプローチで進めてきましたが、その速度を更に加速させていくため、今回、オリィ研究所としてはじめてのイベント「オリィフェス2018」の開催にチャレンジします。

どんなイベントなのか、なぜイベントを開催するのか。よろしければ最後までお付き合いください。

▼このプロジェクトで実現したいこと

〜「孤独」の解消をめざして〜

 「オリィ研究所」は、代表の吉藤が幼少期に入院した事をきっかけに学校に通えなくなり、居場所がなくなり3年半の不登校経験をした事で感じた「孤独」という社会課題の解消を理念に掲げ、立ち上げたチームです。

 高校時代に結核になり、吉藤と同じ科学の世界大会に参加する事ができなかった経験をもつ結城明姫がロンドン大学から開発初期のOriHimeを操作して会社設立に参加し、副代表に就任。2014年には、4歳で交通事故で脊髄損傷となり、ずっと病院で寝たきりだった番田雄太が顎でPCとOriHimeを操ってオリィ研究所の広報&秘書となり、分身で講演したり、毎日出社する新しい働き方を体現してきました。(番田雄太は2017年9月に永眠。)

 近年ではALSなど身体を動かしたり話す事ができない寝たきりの難病の患者会と連携し、眼だけでPCやOriHimeを操作できて会話ができる「OriHime eye」を開発、製品化し、全国の寝たきりの患者さんに使われるようになりました。

 OriHimeとOriHime eyeを使えば、ベッドで寝たきりの患者さんが眼だけで会社に出社し、仲間と働き、給料を受けとる事ができるという事例も生まれています。

 例え身体が動かせなくても心が自由なら、会いたい人と会えて、役割が得られ、誰かに必要とされる。そんな社会を私達は目指しています。

9月28日にオリィ研究所は、発足6周年を迎えます。
 この6年間の間、様々な方がOriHimeやOriHime eyeを使い、使い方をコミュニティなどでその用途はどんどん広がっていきました。OriHimeで学校に通った人、卒業式に参加した人、結婚式でスピーチをした人、数年ぶりに仲間らとの飲み会に参加した人、不登校を克服した人、仕事をして給料をもらう人など、自分の分身として様々な使い方が広がり、前例が生まれてきました。
 私達にとってOriHimeやOriHime eyeのユーザーはただのお客さんではなく、その先の一緒に未来を創るパートナーでもあると認識しています。

 そのため、これから更に不可能を可能にしていく為には、テクノロジーだけではなく、ネットワーク、未来を更新していける仲間を増やしていく必要があると考えました。
 これまでに開発した製品や研究成果、また遊び心をもって開発してきたものなどを含め、近未来、私たちの社会で活躍するかもしれない様々な研究成果物、製品を実際に体験してもらえるイベントとして、第一回「オリィフェス2018」を開催します!

▼第1回「オリィフェス2018」開催日程・時間・場所

日程:10月5日(金)18:30開場 19:00開会 22:00閉会

場所:NTTインターコミュニケーション・センター

http://www.ntticc.or.jp/ja/

(初台駅から直結、エレベータ2機、車椅子用トイレ有)

軽食と飲み物、お酒をご用意します!
椅子も用意がございますので、ご自由に移動し、お楽しみください。
(安全のため、飲酒状態での車椅子走行体験はご遠慮いただきます。)

▼第1回「オリィフェス2018」コンテンツ内容

■メイン舞台:

○オリィ研究所所長、吉藤のプレゼンテ―ション「孤独への挑戦」

 

 オリィ研究所がこれまで目指してきた世界と、その実現までの道。そしてこれから目指す未来について語ります。


○映画プロジェクト「あまのがわ」

 昨年9月に亡くなったOriHimeパイロットにして、オリィ研究所広報の番田雄太が、映画監督古新舜との出会いによってスタートしたOriHimeが登場する本格長編ヒューマンドラマ。ついに来年1月全国上映が決定!


○ボディシェアリングプロジェクト「NIN_NIN」

 

 番田と吉藤が研究していた肩乗せOriHimeに、ゆるスポーツ協会 澤田智洋氏、発明家の高橋 鴻介氏らが賛同し生まれたコンセプト、”ボディシェアリング”


○みんなで作るバリアフリーマップ「WheeLog !」

 

 遠位型ミオパチー患者会の織田友理子代表×島根大学の伊藤史人助教授×Googleにより開発した、みんなで作るバリアフリーマッププロジェクト
また、ここでしか聞けない現在進行中の様々プロジェクト、事例をご紹介します!

(随時更新予定!)

 

■体験コーナー

オリィ研究所や、コラボレーション作品、吉藤の個人作品、を実際に操作し体験いただく事ができます。


●オリィ研究所プロダクト

○OriHime:テレワークや遠隔登校などに利用されている分身ロボット

 ビジネス向け、OriHime-bizの操作体験ができます。

 


○視線入力PC 「OriHime eye」:厚労省認定免税、購入補助対象の意思伝達用福祉機器

 視線でのOriHime操作や、Windowsの操作を体験していただけます。

 

 

●吉藤の自由研究(この1年で作ったもの)

○視線入力車椅子:眼しか動かせなくても操作できる車椅子

実際に試乗し、運転していただく事が可能です。(Twitterで24kRT)
https://twitter.com/origamicat/status/949578114954227712/ja/

 


○コタツ車椅子:羨ましくなるコンセプト車椅子

こちらも実際の試乗が可能です。寒い日に友人に送って羨ましがられてください!(Twitterで30kRT)
https://twitter.com/origamicat/status/955927898820460545

 


○Nintendo Labo車椅子:ワクワクするコンセプト車椅子

ニンテンドーラボで車椅子を運転してみよう!(Twitterで18kRT)
https://twitter.com/Takeru_FTX/status/991267031520460800

 


●コラボレーション

○皆でつくるバリアフリーマップWheeLog!

アプリの使い方もご紹介します!
https://twitter.com/origamicat/status/949518602775887872

 


(随時更新)

 

◾️展示コーナー

 ○OriHime eye 絵画:ALS患者の榊氏が眼だけで描いた絵の展覧会(Twitterで33kRT)

当日は榊さんご本人もOriHimeで会場に参加されます!

会場では限定ポストカード販売も決定!
https://twitter.com/origamicat/status/916910778195644416

 


○120cmの新型OriHime:世界初、寝たきり患者がお客さんに珈琲を手渡す

当日は会場を走り回って珈琲を配っているかもしれません!(Twitterで22kRT)
https://twitter.com/origamicat/status/1007953355220574209

■物販コーナー

○オリィフェス限定記念品を販売します!

    

◉オリジナル限定Tシャツ!(事前リターンでの注文のみ)

◉オリジナルステッカー!

◉クリアファイル!

◉榊さんのeye絵画ポストカード! ←NEW

などを予定中!

(画像は未定のもので変更の可能性があります。随時更新)

▼最後に

「不可能を可能にする速度を上げる」

 
「オリィフェス2018」を開催するにあたり、私たちが考えたテーマです。

 育児や介護、病気、高齢化による身体の自由が利かなくなるなど、これまで出来ていた事が出来なくなってしまう時、人は不安を覚えます。しかし、新しい知識を得て、新しい技術を使えるようになり、できる事が増えるとき、将来が明るく感じられます。
 それを可能にするのは人との繋がり、ネットワークとテクノロジーだと私達は考えています。


これまで「出来ない」と言われていた事を「出来る」に変える未来へ
お店、お客さんではなく、技術者、当事者、様々な業種で繋がり、私たちの想いを皆のうねりに変えて、いままで「無理」「そういうもの」「聞いたことがない」と諦められてきた世の中を「こうしてみたらできるかも」と更新するスピードを上げていける未来へ

 当日は参加者の皆様をワクワクする未来にご招待いたしますので、どうぞご期待ください。誰もが楽しく生きやすい社会を目指して研究開発を続けるオリィ研究所主催の初めての試みに、ご支援の程をよろしくお願い申し上げます。


(オリィフェス2018実行委員会)

▼よくあるご質問

Q:当日、急遽行けなくなった場合のキャンセル、返金は可能でしょうか。
A:申し訳ございません。キャンセルの場合の返金は原則受け付けておりません。参加券を別の方に譲っていただくことは可能です。

Q:車椅子やストレッチャーでの参加も可能でしょうか。帯同者もチケットは必要でしょうか。
A:もちろん可能ですし、帯同者1名までは同チケットにて参加頂けます。

Q:当日、オリィさんに直接質問や相談はできますか?
A:質問や相談はしていただけますが、ご参加人数が大変多数となっておりますので、短いお時間しかおとりできません。直接の質問は、リワードの一つである後日予定しているトークショーにご参加ください!

Q :オリヒメやオリヒメアイなどの利用申し込みはできますか?
A :当日物販コーナーに、ご相談お申込みカウンターを設けます。

Q :子どもを連れての参加は可能ですか?その際のチケットは人数分必要でしょうか?
A :小学生未満のお子さんは無償とさせていただきます!小学生以上は、チケットが必要です。

  • 2018/10/22 01:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2018/10/01 19:22

    この度は無事にクラウドファンディングを終えることができクラウドファンディングを終えることができ、目標金額100万円を大きく超える259万6000円もの支援、そして287人の皆さん本当にありがとうございました。 私たちも予想を大きく上回るご反響をいただき心から感謝申し上げます。 参加チケット...

  • 2018/09/26 19:18

    「オリィフェス2018」にお申し込みいただいた皆様。 この度は「オリィフェス2018」へのご来場申込みいただき、誠にありがとうございました。 ご来場に際して以下の通りご案内申し上げます。細かい注意事項もございますが、素晴らしい会にしたいと思っておりますので、是非ご協力のほどよろしくお願いい...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください