こんにちは!世界一周学校 校長中村雅人です。

僕はこれまでに世界100カ国を旅し、様々な過酷なものにチャレンジしてきました。

そして、5年前からずっと挑戦したかった夢があります。

地球の中で、世界のどこの国にも属さず、世界で最も寒いと言われる「それはそれは未知な場所」があります。

この地球上、最も南にある大陸「南極大陸」です。

その大陸は、オーストラリアの2倍にもなり、約98%が氷で覆われています。

これまでの最低気温は−93.2℃。

人間が定住することは難しいと言われ、藻類、ダニ・線虫やペンギン・鰭脚類・節足動物などが生息している未開の地。

THE LAST DESERTと呼ばれる「地球の最果て」へ足を踏み入れ、氷の大地の上で1週間250kmのマラソンに挑戦し、世界1位を目指します!!!


(@racingtheplanet)

 

僕が挑戦する南極マラソン250kmは、racing the planetが主催するマラソンです。

racing the planetは、毎年サハラレース(ナミブ砂漠)、アタカマクロッシング(アタカマ砂漠)、ゴビマーチ(ゴビ砂漠)を開催しています。

そして、南極マラソンは2年に1度開催されます。

その参加条件は、上の3つの砂漠マラソンのうち、2つのマラソンを完走すること。

完走することで、初めて南極マラソンへの道が開けるのです。

そのため南極マラソンは別名、「THE LAST DESERT」(最後の砂漠)と呼ばれています。

▷まず始めに、ゴビ砂漠マラソンに挑戦。

僕はracing the planetが主催するマラソンでは、これまでに「アタカマクロッシング」にだけ出場し、完走しています。

そのため、「ゴビマーチ」を完走したら、南極マラソンに出場できます。

2018年7月29日からゴビマーチへ挑戦し、11月末に南極マラソンへ出場します!!


(@racingtheplanet)

 

僕はこれまでに3つの砂漠マラソンに挑戦してきました。

それぞれが、レース期間中の食料や衣料や寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら250kmを走るレースです。

レースによっては、「高度3,000m以上」「山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、走力以外にも精神力や生命力が求められるレースになります。

▷初めは世界一周中に挑戦した、世界で最も灼熱な「サハラ砂漠マラソン」

最高気温は55℃。砂漠にはサソリ。焦げるように熱い大地。

食料や寝袋、サソリの毒抜きポンプなどを背負い、1週間で250kmを走破するマラソン。

2度砂漠で遭難をするも、無事に生還し、走破することができました。

 

▷世界で最も乾いた「アタカマ砂漠マラソン」(アタカマクロッシング)

2015年には、南米のチリにある世界で最も乾いたアタカマ砂漠で開催されたマラソン250kmに参加しました。

スタートの標高地点が3000mを越え、夜は氷点下。日中は40℃を超えるという寒暖の差が激しい環境でのマラソンでした。

これにはチーム(TEAM A☆H☆O)で参加し、チーム部門世界2位

TEAM A☆H☆Oのテーマでもある「誰かの挑戦が 誰かの勇気につながる。誰かの挑戦が 誰かの幸せにつながる」

その想いが多くの人に勇気を与えた証として、スピリットアワード賞をいただきました。

 

▷インカ帝国のあるイカ砂漠マラソン

挑戦を続けていると、一緒に挑戦したいという人が増えていき、20人での参加となったペルーでのイカ砂漠マラソン250km。

男性だけでなく、女性も参加し、それぞれが「やりたい」ことへ一歩踏み出し、ここペルーにやってきました。

「一生に一度の挑戦」

そんな決意をした人たちが集まり、この挑戦がみんなの人生を大きく羽ばたかせていってくれました。

人生は「我慢することや批判すること」ではなく、「挑戦し、応援し合う」ことで幸せな世界になっていく。

そんなキッカケにしていきたいと挑戦するたびに感じています。



学生時代は、社会的な「良い」を叶えるために生きていた。

学校が褒めてくれるから勉強を頑張り、会社が褒めてくれるから仕事を一生懸命やっていました。

いい成績をとって、いい大学に行く、そしていい企業に勤めて、出世していく。。。

成功のように思えるその道を辿り、僕は自分が好きなことよりも、世の中の成功を選んでいました。

そう考えたときに、僕は「この人生って僕でなくてもいいんじゃないか!?」

そう思うようになった。

そして、人生をいかに自分らしく生きれるか、自分にとっての幸せとは何かを考え、向き合うようになりました。

そんな中、自分がやりたいことを捨てて生きるより、自分が「好き」なことに夢中になり、そして「社会や世界が喜ぶことをして生きたい!」そう決意して、26歳の時に「仕事を辞める挑戦」をしました。


辞めることって、すごく勇気がいる挑戦でした。


しかし、好きでないことを続けることが、何よりも人生にとって後悔することだと感じ、僕は新しい人生に挑戦することを決めました。

そして、仕事を辞めると、自分の肩書きがなくなる代わりに、「真っ白いキャンパス」を手に入れることができました。

そこから僕は、白いキャンパスに「自分の可能性を無限大に広げる旅」をテーマに描き、世界一周を始めました。

オーロラ・マグマ・氷河などの絶景はもちろん、

サハラ砂漠マラソン、10日間言葉を発してはいけない瞑想、ロバとの冒険、スペイン巡礼なども経験し、

多様な価値観・文化を学ぶ中で、自分がこの世界で、地球上のみんなと生きていく上での「幸せ」を探求する旅をしていました。

そして、世界一周から帰国するときに、自分の幸せの軸となる「ワクワクすること×誰かの喜びになること」の最大値を常に伸ばし続けることを、自分の生き方として見つけることができました。

2013年~2016年まで2年半をかけて世界一周をし、100カ国を訪れた後は

「自分らしく生きるキッカケ」「世界を知るキッカケ」を届けるキャンピングカーによる移動式学校「世界一周学校」を設立する挑戦へ。


それは僕自身のためだけへの挑戦から、貢献していきたいという「地球」や「社会」への挑戦の始まりでした。


これまでに小学校、中学校、高校、大学や国際交流団体など30ヶ所以上。20を超える都道府県でイベント&講演を行いました。

一人でも多くの若い子供たち・そして社会人のみなさんが、自分の「好き」を見つけ、挑戦するキッカケを作りたい。

「自分の心が幸せになるところから、世界の幸せは広がっていく。」

そんな循環を創っていきたいと現在も日本全国で活動をしています。

▷みんなにとって、「最も身近で、最も広い世界」でありたい。

僕は2018年1月からキックボクシングへの挑戦を始めました。

今まで僕はケンカもしたことがなく、人を本気で殴ったことがありません。

だからこそ、僕にとってキックボクシングはすごく未知なステージでした。

子供の頃からテレビで見ていたK-1の舞台。

たった3分3ラウンドのために、死ぬような過酷なトレーニングを行い、魂と魂をぶつけあう。

それがとってもカッコよく、僕はそれを見て、大きな勇気をもらっていました。

そのときテレビの中にいた元K-1王者の小比類巻さんにキックボクシングのお誘いをいただき、今年から小比類巻さんのもと練習を始めました。

6月には2週間セブでのムエタイ修行も行いました。

そして、早速今年の8月11日と12月に、アマチュアですが試合を行う予定になり、ワクワク・ドキドキしています。


やったことのないことにチャレンジすることは怖さもありますが、その分楽しみもあります!

僕がリングに上がり、本気で闘うことで、それが誰かの勇気や憧れになったら嬉しいなと想い、練習を続け、挑戦していきます。

▷南極マラソンの挑戦。

人類の99%が挑戦したこともない、南極マラソン。

氷の大地を走り、−何十℃もある世界は、僕にとってもすっごく未知な世界です。

サハラ砂漠マラソンでは、世界の挑戦者たちの中で、ゴール二日前まで最下位でした。

54時間29分をかけ、ゴールした250kmマラソン。

足が痛すぎて全く動かなくなったラスト二日間。

地平線を何度越えても、そこにあるのは砂漠、また砂漠。

無限のように感じるゴールに向かって、「1mmでも前に!!ただ一歩を踏み出す!!」

その気力と根性と情熱で完走することができました。

そこから「諦めなければ、1mmでも進めば、絶対にゴールに近づいている!」そう学ぶことができました。

出場する前は、「練習もしないで絶対に完走できない!」と言われたりもしましたが、それでも挑戦し自分がやりたいことを、自分で選択して完走できたことが何よりも大きな力になりました。

今回南極マラソンでは、練習を積み、日々の一歩一歩が夢を叶えてくれることをみんなに伝えたい。

そんな夢を持ち、僕は世界一寒い南極マラソンで、世界1位を目指します!!

まだ見ぬ世界に挑戦し、

新しい世界を見て、まだ見ぬ自分と出逢い、感じ、僕が多くの人にとっての「最も身近で、最も広い世界を持つ、勇気を届けることができる人間」でありたいと思っています。


(@racingtheplanet)

帰国後は、日本全国で講演活動などメディア活動などを精力的に行い、一人でも多くの人が好きなことに挑戦し、そして応援し合える世界をみんなと創っていきます。

世界の最果て「南極マラソン」へのゴールに辿り着く物語を、ぜひ応援よろしくお願い致します。

▷ゴビマーチ(ゴビ砂漠マラソン)

レース日程:2018.7/29~8/4

出場費 約42万円(3800ドル)
渡航費/滞在費 約20万円
装備代(食料含む) 約15万円

77万円

▷南極マラソン

レース日程:2018.11/23~12/3

出場費 約142万円(12900ドル)
渡航費 /滞在費 約50万円
装備代(食料含む) 約30万円

223万円

+キャンプファイヤー手数料17%

合計370万円となります。

▷最後に

8月4日にゴビ砂漠マラソンを終えた後は、日本でのトレーニングに加え、フィリピンでも修行を行い、南極マラソンに向けて、突き進んでいきたいと思います。

コツコツと毎日の時間を大切に、練習とブログでの発信を続け、夢は叶うことを自分自身の体と心を使い、伝えていきます!

その夢への軌跡をぜひ多くのみなさんに見届けていただけたら幸いです。

そして、応援もしていただけたら嬉しく思います。

THE LAST DESERTと呼ばれる「地球の最果て」南極マラソンで、世界1位を目指し、これから精進していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

中村雅人 

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