▼アツい空の戦い、熱気球。

こんにちは。熱気球ジュニア日本代表の山下と申します。

皆さん熱気球って知ってますよね!見たことは無くても絵やデザインで目にすることはあるかと思います。でもその熱気球ってただふわふわ浮いているだけじゃないんです。実は空の上ではバチバチとアツく戦っているんです。何を競っているかというと操作の正確性。人間がコントロールできるのは縦方向のみ。空気を暖めたり冷やしたりして上下します。一方横方向はというと、ただ風任せ。様々な方向に吹く風を乗り分けて行きたい方向に行きます。競技は設定されたポイントにいかに近づけるかというもの。「風を読んで」、「正確にポイントにアプローチする」技術が問われます。

私たち若手の熱気球パイロットは日々練習を積むべく日々飛んでいますが、その目的は9月にポーランドで開催される「世界ジュニア世界選手権」で優勝すること。私たちは世界一を目指して欧州遠征を計画しています!

▼日本代表パイロット紹介

過去にもジュニア世界選手権に出場した日本人パイロットはいますが、今回は過去最多の4人がエントリーします。それぞれ実績を積み上げてきて今回全員で世界一を目指します!出場選手は以下の通りです。

山下太一朗(やました たいちろう) 

2016年 ジュニア世界選手権史上最年少日本代表

2016年 ホンダGP史上初のデビュー戦表彰台・準優勝

2017年 日本選手権5位・新人賞獲得 


富澤三世(とみざわ さんせい)   

2016年 日本選手権12位

2017年 佐賀市長杯準優勝

  

 

河田慎平(かわだ しんぺい)   

2016年 全日本学生選手権優勝

2017年 日本選手権14位

 

松永望(まつなが のぞむ) ※一番左  

2018年 ホンダGPデビュー10位入賞

 

 

※読売新聞2018年6月27日朝刊地方版にて佐賀にゆかりのあるパイロット二名を紹介していただきました

▼どうしても世界で勝ちたいんです!

私たちジュニア日本代表は日本でも実績を積み上げてきました。今大会ではこれまでの日本チームの積み上げたものを活かして世界一も狙える位置にいます。今大会でどうしても世界一になりたいんです。どうしてそこまで世界一にこだわるのか。それは皆さんに熱気球スポーツのことを知ってほしいから。世界一になるだけでも多くの方に熱気球スポーツのことを知ってもらえる。2位じゃだめなんです。この熱気球を見たときの新鮮な感動と競技のアツい一面を皆さんにも足を運んでいただいて目の前で感じてもらうキッカケを作りたいんです。写真で見るのとは全く違う感動がそこにはあります。

ただ、気持ちだけでは絶対に勝てないのが熱気球。そこで私たちはジュニア世界選手権を最終日程にした欧州遠征を計画しています。

▼熱気球の世界にインパクトを与える欧州遠征

気持ちだけで勝てないとはどういうことか、それは日本の置かれている熱気球競技の現状があります。ひとつに競技形式の違い。欧米の強豪国で行なわれている最新の競技形式を日本の競技大会ではほとんど採用できない現状があり、いきなり欧米の形式でジュニア世界選手権に臨んでもそこには経験値の差が大きくあり苦戦するのは目に見えて明らかです。もうひとつの理由は気候風土の違い。山がちな日本に比べ平地が多い欧米は、その地形が風に与える影響も大きく異なり、日本よりもダイナミックで大味な風になりがちです。細やかで幅の無い日本の風に慣れている我々にとってはかなり難しい風です。この二つの問題を解決するために十分な練習・連携と欧州の風になれることが重要です。むしろこれまでの実績や連携をもとに確実に欧州のスタイルにコミットしていけば無名の日本の若手パイロット達で世界にインパクトを与えることが出来ます

しかしここでもうひとつの問題が。日本代表チームは日本での連携練習と欧州遠征・ジュニア世界選手権をこなすためにはやはり資金が必要。これだけ大きいものを動かすスポーツともなればお金の無い若手が活動するのも中々難しいのが現状です。時間もお金もある欧米の強豪に比べて日本の若手パイロットは非常に苦しい立場にあります。皆様のお力をお借りしながら世界に挑戦させてください。

▼リターンと資金の使い道

皆様には日本代表が実際に着用する代表ウェアのデザインを背中にあしらったTシャツをお届けいたします!今回欧州遠征にあたり、代表ウェアのデザイン製作は佐賀県の「ラボ株式会社」様にご協力いただいています。この代表Tシャツに加え遠征中の熱気球写真をポストカードにして皆様に5種類お届けいたします!

使わせていただくのは資金が足りていない日本代表4チーム分の機材借用費用と練習等での燃料費です。欧州での活動は欧米のチームに比べて様々な支障がありますが、皆様のお力で少しでも強豪に渡り合える環境へと進めさせてください!

▼最後に

ここまで日本代表は全国各地の企業様のご協賛を募りました。九州関西関東…全部足を運びました。幸いいくつかの企業様にご協賛を頂きましたが、現状まだまだ資金が足りない状況です。勝ちたい。不利な環境ではあるけど負けたく無い。世界へと若い日本のパイロットが羽ばたけるように、どうか皆さんのお力で最後の一押しを頂けないでしょうか!

世界一になるために日本代表へのご支援よろしくお願いします!

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