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ケニア4部リーグ所属サッカークラブの日本人オーナー兼選手:西﨑圭介です。

▲写真:西﨑オーナーと地域の子供たち

「サッカー × 国際支援」という新しい発想を携えて、
日本から1万キロ以上も離れたアフリカの地で活動をはじめました。

 

アフリカのサッカー界には、
日本では考えられない問題がたくさんあります。

汚職と不正にまみれたサッカー協会、
誤審だらけの審判問題、
突然の日程変更や延期は日常茶飯事、
試合前にワイロを求められることもあります。

アウェー遠征における移動は〝過酷〟そのものです。
時には、車でスラム街を通り抜け、未舗装のデコボコ道を走り続けて、
野生のシマウマやゾウ、ハイエナが出没するサバンナを進むこともあります。

貧乏サッカークラブですので、
ユニフォームは払い下げの中古品を再利用して着用し、
ゴールネットやフェンスもあちこち破れたまま、
デコボコのグラウンドで、寝ている牛を追い払ってから練習を開始することもあります。

 

▲写真:ケニアのサッカークラブ

日本人オーナー率いるケニアのサッカークラブ「グリフォンFC」です。

私たちのクラブは、2017年6月からケニア5部リーグに参入し、
初シーズンを終えて4部リーグに昇格しました。

サッカークラブの「買収」ではなく、
ケニアサッカー協会への登録を行い、リーグへ参入するところからはじめました。

下位リーグから1歩ずつ、昇格を目指していきます。

 

当クラブは、9つもの部族が選手として在籍する「多部族クラブ」です。

それぞれが信仰する宗教もバラバラで、
中には、スラム街に住んでいる選手もいます。

ケニアは、部族や宗教、貧富の差など様々な問題を抱えてる国ですが、
その中で私たちは、サッカーを通してあらゆる「違いや差」を乗り越え、
1つのボールを追いかけて、一緒に泣いたり笑ったりしているサッカークラブなのです。

 

▲写真:孤児院への慰問活動

私たちの活動は、サッカーだけではありません。

世界でも珍しい、
選手たちによる町ぐるみでの貢献活動を展開しているサッカークラブです。

サッカー選手たち自ら、
スラム街、刑務所、孤児院、各教育機関などに足を踏み入れ、貢献活動や支援活動を展開しています。

▲写真:町やスラム街の清掃活動

▲写真:ソーラーライトの提供活動

▲写真:学校や孤児院でのサッカー交流

▲写真:チャリティーマッチ開催

サッカークラブは、
これまでに様々な活動を実施してきました。

特に、刑務所の更生プロジェクトは、
サッカー界では、おそらく世界初となる活動です。

▲写真:受刑者の前で話す西﨑オーナー

▲写真:刑務所内フットサル大会

驚くべきは、こうした活動の数々を、
支援団体などに属する先進国の人が「国際支援」として行うのではなく、
現地のケニア人サッカー選手たちが自ら行っているという点です。

ケニアのサッカークラブは、
ニャフルルの地方自治体や教育委員会、各社会福祉施設などとも連携しながら、
町のあらゆるところへ入り込み、地域への貢献活動を行っています。

 

皆様からのご支援は、
サッカークラブの運営費となるほか、
このような活動を推し進めていくためにも使われます。

 

▲写真:左から2番目が市長

クラブチームによる数々の活動は、
現地からの高い評価を受けるようになり、
ニャフルルの市長から「感謝状」を頂戴するまでになりました。

ケニアリーグ参入から、わずか9ヶ月での表彰です。

国際支援にサッカーというツールを取り入れることで、
驚くほどのスピード感でプロジェクトが実現しているのが分かります。

 

発展途上国に対しては、もう何十年にもわたり、
世界中から膨大なお金・物資・人材・時間・労力が注ぎ込まれてきました。

しかし、世界の現状を見て、
こんな疑問を持ったことはありませんか?

このような疑問や違和感に向き合うとき、
これまでの国際支援の在り方について、以下のような構図が浮かび上がります。

 

従来の国際支援においては、
私たちは「与える側」であり、発展途上国の人々は「与えられる側」になります。


しかし、私たちは、

与える人が与えられ、

人をたすける人がたすけられ、

人を幸せにできる人が幸せになれる

ということを心のどこかで知っています。

だとするならば、私たちは、

「何をしてあげるか」ではなく、

どうすれば途上国の人々が「与える側」になれるのか

を考えていくべきなのです。

 

ケニアのサッカークラブでは、
常にどうすれば現地の人々が「与える側」になれるかを考えて活動しています。

これまで先進国の支援者が行ってきたような支援活動を、
ケニアの人々の手によって進めているのです。

そして今では、
ひとつのサッカークラブが町を丸ごと巻き込んだ活動を展開できるまでになりました。

その中で、
サッカークラブは地域のために活動し、
地域の人々はサッカークラブを応援してくれるという、与え合いのサイクルが生まれはじめました。

ケニアの小さな町で、意識の改革が起こりはじめています。

 

これからの国際支援においては、

1人でも多くの人々に「与える側」にまわってもらうことを目指し、
「与え合いのサイクル」を生み出していくことが非常に大切です。

その際、サッカーというツールが非常にうまく機能することもあります。


 

 

今後は、サッカークラブを通した活動をさらに推し進め、
町そのものを「これからの国際支援」のモデルケースにしていきたいと考えています。

しかし、現時点では、クラブチームの運営資金が足りておらず、
活動を拡大していくことが困難な状況にあります。

そこで私たちは、
この度、クラウドファンディングを実施することになりました。

 

サッカークラブの収入としては、
企業などのスポンサーを募るのが一般的かもしれません。

ですが、
私たちの活動を多くの方々に知っていただきたいだけでなく、
実際にクラウドファンディングという形で国際支援に参加していただくことこそ、最も大切なことではないかと現時点で考えています。

今回のプロジェクトを通じて、
1人でも多くの仲間と共にケニアの現状を改善していくためにクラウドファンディングに挑戦させていただいています。

 

ご支援いただいた資金は、活動資金として大切に使わせていただきます。

クラブ運営費、
選手たちによる地域への貢献活動費、
どうしても不足してしまっている運営費への補充、
国際支援活動の推進のための活動経費、

これらが使い道となりますが、
使途につきましては、公式ホームページ内にて順次公表させていただきます。

 

Q1:リターンのキャンセルは出来ますか?

A1:リターンの変更・キャンセル・返金は一切出来ません。

Q2:複数のリターンを選択できますか?

A2:複数リターンの選択は可能です。
※システム上、まとめて決済が出来ませんので、1口ずつ個別にご支援いただきますようお願いします。 

Q3:支援金額の上乗せは可能ですか?

A3:支援金の上乗せが可能です。
※例:「3,000円のリターンに10,000円を支援する」など。支援画面にて金額設定してください。ただし、リターンの内容は変わりません。

Q4:支払い方法は何がありますか?

A4:クレジットカード決済、コンビニ支払い、ビットコインなど様々ですが、詳しくはコチラをご確認ください。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

今後は、
サッカーを通した町づくりをさらに推し進めていきます。

そして、町そのものをモデルケースとして、
新しい国際支援の考え方を広く提案していきたいと思います。

一緒に国際支援のカタチを変えていきませんか。

 

皆様のご支援を心よりお待ちしております。

 

 

本文は以上で終わりとなりますが、
以下に補足となる項目をいくつか設けています。

もし興味のある方は、お読みいただけましたら、
より深くケニアのサッカークラブをご理解していただけるかと思います。

 

西﨑圭介:
奈良県出身。2年間の米国ロサンゼルス生活を経て「世界一周」の旅に出る。
5大陸70ヶ国を旅して、アフリカ大陸のケニアでサッカークラブのオーナー兼選手に就任。
オーナーであると同時に、自身は、ケニア国内唯一の日本人選手としてケニアサッカー協会に選手登録されている。
クラブチームは、リーグ参入1年目を終えて、ケニア5部リーグから4部への昇格を果たす。
ケニアの人々の「真の自立」を目指し、未来のケニア代表選手の輩出を目標に掲げる。
日本国内では、講演活動も精力的に行い、サッカーというスポーツの価値を高め、国際支援の次なる一手を提案し続ける。

ホームページ: football-kenya.com
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ツイッター: Keisuke6038
Instagram: nishizaki_kenya
ウィキペディア:「西崎圭介」

フォロー大歓迎!!
ご連絡・ご質問なども、お気軽にどうぞ。

 

これまでに「世界一周」などに挑戦して、5大陸70ヶ国を訪れてきました。

たくさんの出会いと体験に恵まれ、
美しい絶景に心を打たれたこともありました。

▲写真:ボリビア・ウユニ塩湖の絶景

世界の美しさに感動する一方で、
貧困地域や危険地帯を訪れる機会もありました。

テロの頻発により、町中にライフルを持つ兵士や戦車が配置された場所を歩いたり、
手榴弾が飛び交う戦地では、最前線で戦う人々の話を聞いてきました。

世界を知っていく中で、やはりと言うべきでしょうか、
人生における自分の幸せや役割について考えるようになりました。


自分にとっての本当の幸せとは、

お金? 成功? 有名になること?

私がたどり着いたひとつの答えは、こうです。


もし何も手に入れられなかったとしても、
それよりも自分の人生が、

誰の役にも立てず、
誰の手助けにもなれず、
誰をも幸せに出来ないものだとしたら、

その生き方が、最も後悔することになるかもしれない。

そうした想いから、
被災地支援や国際支援に携わるようになり、

そして、旅の途中に訪れたケニアのニャフルルで、
そこで暮らす人々への自立支援の第1歩として、サッカークラブの事業化に踏み切ったのです。

 

ケニアは、世界に向けて多くのマラソン選手を輩出している国です。
潜在能力が高く、持久力&瞬発力に優れた選手たちの活躍が期待できそうです。

私たちは、2026年・2030年のワールドカップに向けて、
未来のケニア代表選手を育てていくことを目標に掲げています。

もしも将来、ワールドカップの舞台で、
「日本代表 vs ケニア代表」が実現したら、どんなに素晴らしいでしょう!

ケニアのニャフルルでは、どんなに努力しても、どれだけの才能があっても、サッカーで生活していくことは、そもそも考えられませんでした。
しかし今、その可能性が広がりつつあり、サッカーに対して夢や希望を持てるようになりました。
選手たちは毎日、目を輝かせながらプレーしています。

 

最後までお読みくださりまして、本当にありがとうございました。
当クラブの現状をより深く知ってくださり、とても嬉しく思います。

国際支援のカタチは、1つではありません。

現地で出来ることもあれば、日本国内で出来ることもあります。
人と人を繋いでいただくことや、
アイデアや提案をしていただくことも支援ですし、
インターネットやSNSを通した支援もあれば、
このページを誰かに伝えていただくことも支援に繋がります。

様々な支援のカタチがある中で、
現在の私たちにとっては、今回のクラウドファンディングが非常に重要な位置づけとなります。

是非ともご協力をいただきまして、私たちの活動をさらに前進させていただければと思います。

皆様のご支援を心よりお待ちしています。

 

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