はじめまして。栃木県 那須高原で染織アトリエ兼ショップ<Brillante(ブリランテ)>
を主宰しています、Kiyoka Endoです。
学生時代よりさまざまな技法の染織作品にて、国内外にて個展や、
布による空間ディスプレイや舞台美術、アート作品制作を中心に活動し、
海外長期滞在の後、2008年に拠点を移し、那須高原に小さな染織アトリエ兼ショップ
「Brillante」をオープンしました。
(アトリエ兼ショップBrillante前にて)
ここを中心に、「全て1点物」というこだわりと、「なんでも染めます!」をテーマに
ディスプレイ作品制作や、様々な素材、染め技法による季節のスカーフやオリジナル布バッグ、
染色や加工を施した服飾品、アクセサリー小物などを制作し販売し、
またアートイベント参加やマルシェ出店、染めワークショップ講師などの活動、
様々な作家さんとのコラボレーション制作もしています。
(Brillante作品の一部)
(アートイベント出店参加の様子 横浜赤レンガ倉庫「TDAテキスタイルフェスタ」にて)
(オリジナル布による、フォトグラファー Hiromi monica Hosokawa とのコラボ作品#4STAGIONIやテディベア作家 Margaret Bearとのコラボ作品「POLARI」シリーズ)
(アースデイ那須での草木染め羊毛ワークショップの様子)
(ワークショップの染料作り@ふじもじ屋)
(ワークショップを担当している那須高原の新鮮野菜のマルシェ「ふじもじベジまるしぇ」のメンバーと@ジョセフィーヌ)
Brillanteでの活動、制作と並行して、2011年の東日本大震災をきっかけに、
那須高原の状況も一変し、風評被害や大変な打撃を受け、この地で私ができることは何か?と真剣に向き合い、
那須エリアにある様々な施設にご協力いただき
(農園、牧場、動物園、カフェやレストラン、小売店舗、旅館、ホテル、ペンション、アウトドア施設など各業種の方々)
不要物と那須の水を使用し染める
:MADE IN NASU:
の染め物を「那須染め」と名付け、研究、制作が始まりました。
(製作協力 ハチコク社)
※上記以外にも、
山水閣、ホテルエピナール那須、那須野が原生き物ネットワーク、菌ちゃん農園、那須サファリパーク、ペンショントワイライト、ルナカフェ、那須藍染めの会、(敬称略、順不同)など、ご協力施設さんは続々と増えています!
トマトの茎や芋のツルなど廃棄してしまう野菜の食べない部分や規格外品、
ハーブの使わない部分、草食動物の糞、除草してしまう牧場の草、畑の土、森で伐採された木々、
ドリップ後のコーヒーなど、あらゆるものを素材に使用し、試行錯誤と実験を繰り返し制作しています。
<素材や染色の一例>
(カモミール畑と花を摘み終わった茎で染めたスカーフとバッグ by那須高原Herb's)
(実を採った後のトマトの茎 by那須高原こたろうファーム)
(サイの糞 by那須サファリパーク)
たくさんの施設さんのご協力のもと始めてから約6年、
この活動を通して、再生(地域やアップサイクル)や環境について、
そして那須高原の魅力を感じていただけたら嬉しいなと思い、
時間がかかる制作なのでこつこつと少しづつですが、
ワークショップやアートイベントを企画頂いたり、色々なコラボレーションが産まれたり、
地元の学校で講演したり…と、私にとっては土地の素材を生かし、
ご協力で成り立っている「みんなで作る染め」というスタンスで現在も様々な施設さんの、様々な不要物をいただき、制作を続けています。
(草食動物カピバラ等の糞や羊毛の素材提供のご協力、スタッフによる手芸ユニット「MITAU」と那須染めコラボ制作もした那須どうぶつ王国イベント)
(森林ノ牧場にて参加親子さんと牛の食べない草「ギシギシ」を散策して採取し、染めに使用した那須高原自然学校との那須染めトリプルコラボワークショップ)
(LOCAL× BIO がコンセプトの大日向マルシェでのコラボ泥染めワークショップ)
(毎冬OUR’S DININGにて開催の「真冬のシューレ」染めワークショップと展示)
(那須中学校「立志式」へ向けての中学2年生との那須染め作品制作)
今では100色以上の色サンプルが染まり、昨年より一部の素材の作品化も始まり、
2017年10月には環境省施設「那須高原ビジターセンター」にて1ヶ月に渡り
那須染めの展覧会が開催となり、地元ラジオや新聞でも取り上げてくださり、
地元の方はもとより遠方の方にもご覧いただけ、
那須高原の豊かな自然や、美しい景色、様々な施設さんを、アートによりご紹介することができました。
<会場の様子>
」
(最終日にいただいた花束と一緒に)
(下野新聞 2017年10月の記事より)
また昨年5月にロンドンで開催された展覧会「Discover The One Japanese ART 2017」では
初めて作内に「那須染め」を使用した作品「Natulal and Atistic Sacred Univers」を出品し、
色彩と現代アート性により審査員特別賞を受賞し、
2018年1月には、金沢21世紀美術館で開催された
WWF後援の「環境とエコ」がテーマの展覧会「環境をアートの色で変えていく展」にも
同作品が出展参加いたしました。
(展覧会開催後記より)
(復興や祈りをテーマに10種類ほどの素材を使った那須染めと手染めアルミ布をコラージュで創作した作品「Natural and Artistic Sacred Univers 」 silk,alminium textile,aclil dyieng and collage 58,5cm×70cm)
(作品前で 金沢21世紀美術館にて)
(WWFのエコバッグに採用された屋外撮影版)
そして今回!昨年のロンドンでの受賞をご縁に、
来年2019年5月にスペインの世界遺産の街であり、世界三大巡礼地でもあるサンティアゴ・デ・コンポステーラにて、
日スペイン国交150周年を記念して開催される展覧会
「美と創造の巡礼展」に選出して頂き、作品の出品参加が決定しました!!!
(展覧会 詳細パンフレットより)
「美と創造の巡礼展」
日本スペイン外交関係樹立150周年企画展
2019年 5月15日(水)〜22日(水)予定
会場 エウヘニオ・グラネル財団美術館
(スペイン、ガレシア州)
とても光栄なお話で、是非新作を制作して参加したいのですが、
出展にまつわる費用はもちろん、もし可能ならば開催地であるスペインに足を運んで、
直接現地で那須染めを通じてアップサイクルについてや、
那須高原の魅力を伝えられたら…と、その制作費や旅費の工面の為、
そしてもともと「那須染め」自体がたくさんの方々のご協力の元成り立っている制作なので、
皆さまと共に、この機会を共有したいという想いもあった上、たくさんのアドバイスや背中を押してくれる出来事もあり、
展覧会参加、そしてクラウドファウンディングを立ち上げてみよう!という結論に至りました。
目標金額 ¥700000
<内訳>
作品出展に際しての費用
(制作費、作品搬入出費、作品管理費、紹介パネル等備品費、会場設営&運営費、など)
スペイン渡航費2人分
(軽度のパニック障害があるため、アドバイザーも兼ねて姉も同行予定です)
※スペイン渡航を大前提に資金サポートをお願い&予定しておりますが、昨今のテロ、異常気象による荒天、ITトラブルによる欠航や渡航に際して不安要素がある場合は、やむ終えず渡航を断念する場合もあるかもしれません。
その場合のサポート資金は、今後の那須染めの制作費、展示運営費に必ず使用し、こちらに投稿いたしますのでご了承をお願い致します。
<リターンについて>
今回のクラウドファウンディング限定プランをたくさんご用意しました!
※その都度頂く素材により制作する為、また多少の色味の変化のある繊細な天然染料の作業である為、
色や模様の指定のできないリターンとなっておりますが、どうぞご了承いただき、楽しみにお待ち頂ければと思います。
※作品はほぼ全てクラウドファウンディング終了後制作いたしますので、
お渡しが3ヶ月〜半年後となる場合がございます事をご了承ください。詳細はそれぞれのリターンに載せていますので、ぜひご覧ください♪
※またこの展覧会には既に作品参加が決まっておりますので、もし希望達成金額に満たない場合でも、お選び頂いたリターンは必ずお手元に届きます。
最後に、、、長くなりましたが、お読みいただき、ありがとうございました!
作品制作はもちろんですが、こちらにも勇気を出してそして全力でチャレンジいたします!!!
たくさんのご支援お待ちしています☆どうぞよろしくお願い申し上げます!
ご意見、ご質問等ございます場合は、お気軽にメッセージにてお問い合わせください。
コメント
もっと見る