▼はじめにご挨拶

皆様はじめまして、錦山まると申します。
『うつ病患者さんが1人でも楽になるように』というコンセプトで、現在エッセイ本を2冊自費出版しております。

本を必要とする患者さんがその時すぐ読めるようにと電子書籍のみの出版をしてきましたが、患者さんがより本と出会える可能性が上がるように、今回は紙と電子版の両方で全国展開をする事にしました。

クラウドファンディングを選んだのは資金集めだけが目的ではなく、当ページをご覧になった方や御支援いただいた方が、うつ病について今まで以上に関心を持っていただくきっかけになるのではと考えたからです。

錦山まるTwitter↓
https://twitter.com/nishikiyamamaru

錦山まる書籍一覧↓

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/search/ref=dbs_P_W_auth?_encoding=UTF8&author=%E9%8C%A6%E5%B1%B1%E3%81%BE%E3%82%8B&searchAlias=digital-text

▼本の詳細

※画像はサンプルです。フォントも画質も完成版とは異なります。

・収録する詩は一行詩(一言の短い詩)が中心です。
・「はじめに」と「おわりに」以外は1ページにつき1つずつ一行詩を載せます。
・何ページかに1枚ずつイラストを収録します。
・イラストは表紙含め12枚程を予定しております。集まった資金に応じて依頼する絵師様の人数を増やします。
・トータルで50ページ程のボリュームにします。

・文庫本サイズです(表紙とイラストページのみフルカラー)。
・発行部数は600部を最低ラインとし、資金に応じて1000部まで発行部数を増やします。
・自費出版の大手星雲社(ブイツーソリューション)様に出版の依頼をします(募集金額は星雲社様の見積りを元に算出しました)。
・全国の書店での販売に加え、Amazonや楽天、セブンネット等の各種通販媒体で紙と電子書籍の両方を販売します。
・販売開始は募集終了から約60日後を予定しております(多少の前後があるかもしれません)。

 ※「はじめに」のみ当ページの下部に掲載しております。よろしければご一読ください。

▼資金の使い道

・自費出版代金
・絵師様へのイラスト依頼費
・リターンの経費(発送代金とポストカード制作費)
・編集者様への校了作業依頼費
・患者様への取材費

▼リターンについて

・3000円…完成本贈呈(直筆サイン入り)。お礼の手紙。

・6000円…完成本贈呈(直筆サイン入り)。お礼の手紙。巻末にお名前掲載。
・10000円…完成本贈呈(直筆サイン入り)。お礼の手紙。巻末にお名前掲載。作中の絵のポストカード三枚セット(絵柄はランダムです)。
・20000円…完成本贈呈(直筆サイン入り)。お礼の手紙。巻末にお名前掲載。作中の絵のポストカード全種セット。

▼本の「はじめに」のご紹介

本の冒頭に収録する「はじめに」です。

はじめに

(長い文章が苦手な方や体調的に重い内容が辛い方は、この項目は読み飛ばして下さい。)

今これを書いている僕、錦山まるは2014年の3月に首を吊って自殺をはかりました。
偶然ヒモが切れて気絶している間に病院に運ばれたから、今たまたま生きています。強いから生きているんじゃありませんし、今そこそこ元気だからって別に偉いわけじゃありません。
ただ単に治療が少し順調に進んでいるだけで、上から物を言える立場でもありません。ですから、患者さんに向かってのアドバイスなんて、とても出来ません。

自分の自殺もうつ病歴も美談にする気はないですし、「この辛い過去があるから今がある! うつ病になって良かった!」なんて割り切れません。もし、そんな事を言っている人を僕が見たら、胡散臭いとさえ感じるでしょう。

でも、これだけははっきり言えます。「自殺に失敗して良かった。」

うつ病は病気です。
うつ病患者さんは、気合いが足りないわけではありません。気合いの燃料が足りていないんです。

弱いんじゃありません。脳と体が今弱っているだけです。

昔、うつ病患者さんがいなかったのは、皆強かったからなんかじゃありません。医学が遅れていたから病気だと解明出来なかっただけです。

もっと辛い人がいるとかいう比較の問題なんかじゃありません。それぞれにしか分からない辛さがあるんです。

元気になるのが誰かより遅いからって、その誰かより劣っているんじゃありません。その誰かとは治療に必要な時間が違うだけです。

幸せになれないなんて事はありません。幸せを感じる脳内物質が、今は少ないだけです。

日本だけでうつ病患者さんは110万人以上もいます。貴方は孤独じゃありません。死にたい気持ちは「希死念慮」という症状であって、きっと貴方の本心じゃありません。きっとまた笑えます。きっとまた元気になれます。きっと幸せになれます。

そして、死ななくて良かったと思う瞬間は必ず来ます。

わざわざこの本を手に取ったのですから、貴方の本心はきっと生きたいんです。その本心からどうか目を背けないで下さい。

▼最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
目標金額まで集まりましたら、御支援いただいた皆様に感謝し、たくさんの患者さんのために責任を持ってこのプロジェクトを完遂します。

どうか御支援いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

  • 2018/06/07 23:10

    いよいよ最後です。まだ29%なので状況はかなり逼迫しています。 ですが最後まで諦めません。この本は絶対に必要です。3年前の、入院する直前の自分にこの本を渡したいと本気で思っています。同じ辛さの患者さんが今も全国にいて、今この瞬間を苦しんでいます。 必要なのは綺麗事でも上から目線でも、他人を...

  • 2018/06/02 12:39

    うつ病の人が楽に読めて元気になれる本…中身がとうとう完成しました! あとはレイアウトを打ち合わせして発注するだけです。つまり目標金額を達成出来たらすぐに出版が現実になります(目標金額を上回った場合は絵師様を増やすため、少しお時間をいただいて豪華にします)。   プロジェクト終了まであと1...

  • 2018/05/25 13:45

    また新しくパトロン様が現れてくださいました。20人目です。 プロジェクトを公開する前は1円も集まらない可能性も考えていましたが、こうして支援をしてくださる方が20人も集まってくださったのは本当にありがたいですし励みになります。   プロジェクト終了まで残り2週間ですが、目標金額まではまだ...

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