▼Winny事件の紹介、企画への想い

「Winny」
30歳以上の人なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
Winnyとは、2002年に金子勇氏が開発した、P2P技術を活用したファイル共有ソフトです。

当時匿名性が高く、P2Pという最新技術を駆使したWinnyはまたたく間に流行り、多くのユーザーが使っていました。
しかし、一方でWinnyは問題を抱えていました。それは違法ファイルを共有するプラットフォームとして成長してしまったのです。

結果として、Winnyは閉鎖に追い込まれ、金子氏は逮捕・起訴されました。7年に及ぶ裁判の末無罪を勝ち取りましたが、その2年後に金子氏は42歳の若さでこの世を去ります。

同じ時期、音楽ファイル共有ソフト「Napster」を作ったショーン・パーカーは、訴訟されるも逮捕はされませんでした。その結果、Facebook初代CEOとなり、Spotifyにエンジェル投資家として参加しています。

※Winnyをリリースした年と、金子氏のご逝去の年齢が間違っていた為訂正致しました。

現在、Winnyで使われていたP2P技術は進化を遂げ、ビットコインを始めとした「仮想通貨」の技術にも活かされています。
21世紀を牽引するテクノロジーの原点は、天才と言われた日本人起業家によって開発されたと言っても過言ではありません。また、この事件がなければ、日本からより多くのテクノロジーサービスが出ていたかもしれません。

このWinny事件を映画にすることで、日本が世界に誇る技術や人にフォーカスを当て、挑戦者を応援出来る環境を作りたいと考えています。

▼どんな映画にしたいか

Winnyを取り巻く環境・人間模様をスタイリッシュな映像にしたいと考えています。
※日本版「ソーシャル・ネットワーク」をイメージしています。

まずは、脚本の完成を目指しますが、映画製作での仮想通貨の利用や、P2P技術に立脚した配信など、映画の題材ならではの映画作りにもチャレンジしたいと思っています。

 

▼このプロジェクトをやろうと思った背景

最近、国の助成金詐欺の容疑で逮捕されたり、チケットの転売問題で書類送検されたりと、新進気鋭の起業家達の不祥事が相次いでいます。罪自体を肯定するつもりは全くありませんが、この国を担う起業家の苦悩や挑戦をもっと世の中に届け、挑戦出来る場を増やしたいと考えています。

出る杭が打たれない、そんな国にしたいと本気で考えています。
その表現方法の1つとして、今回の映画を企画することにしました。
私も「起業家」の1人として、もっと挑戦する人が増える環境作りの一端を担いたいと考えています。

▼企画者の紹介

サトシ・フルハシ(古橋智史)

スマートキャンプ株式会社代表取締役。1988年生まれ。

新卒でメガバンクに入社後、ベンチャー企業を経て2014年起業。法人向けクラウドサービス比較サイト「ボクシル」を中心に、現在4つの事業を開発・運営。ベンチャーキャピタル等から累計5億円の資金調達。

起業家がもっと挑戦出来る環境を作りたいと考えており、今回の「Winny」プロジェクトを立ち上げる。

▼資金の使い先

映画実現に向けた脚本家への支払い、関係者への事実確認を含めた取材・撮影費等に使わせて頂きます。

▼リターン説明

シンプル&フラットに応援して頂きやすいように、今回は1プランのみと致します。内容としては、事実関係を確認する為に関係者へのインタビューを複数予定しております。そちらの先行配信及び一部非公開となった内容もお届け致します!

また、あまり手にする機会のない脚本データもお届け致します!

▼プロジェクトの予定スケジュール

関係者への取材 2018年3〜4月
脚本制作の開始 2018年4〜6月

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