はじめまして。

中野陽介と申します。

 

この度、写真集を出版したいと思って応募させて頂きました。


しかしこの写真集、、、

そんじょそこらの写真集とは訳が違います。(理由は最後まで読んで頂ければ分かります)

 

僕自身そう思ったので、自費でサンプル本を一冊作り、多数の出版社に直接電話して見てもらいました。

 

「これは・・、スゴくオモシロイ!」

「あなたは逸材です!」

「あなたのような人間が日本には必要なんです!」

「この本もオモシロイけど、あなたがもっとオモシロイ!?」

「どんな天才も初めは素人ですからね、、応援したい気持ちは山々なのですが・・・」

 

「・・・お金がありません」

「今、出版業界は全体的に大変なんです」

「特に写真集はお金かかるし、全体的に売り上げがよくないんです」

「どこぞと分からない著者の出版のために、大金を賭けることはできません」

という反応を頂きました。

 

全て納得。ごもっともです。

(嬉しいリップサービスも頂きましたが、結果が全てだと思っています)

 

しかし、

「お金を理由に見送るには惜しい才能なので、出版社が「これならイケる」と

思ってもらえるだけの「材料」を著者の方で準備して出直して来てくれ」ということになりました。

 

「材料」とは例えば、

このcloudfundingで出版資金を少しでも募るなり、

出版費用をサポートしてくれるパトロンを見つけるなり、

話題を作り仲間を作るなどのことで、

それが有れば、出版社もGOサインを出せるということになりました。

 

ということで、このクラウドファンディングを立ち上げました。

 

目標は、150万円以上です。

 

 

こちらで得た資金は全て出版のための運営費用に当たります。

 

 

 

さて、その写真集とはどんなものなのか・・・。

 

 

私は昨年、1年間かけて22カ国を巡る世界一周旅をしてきました。

いろんなことがありましたが、

その中でも私が一番感動したのは、世界の路上で働く人々の姿でした。


今回作りたい写真集は、彼らのビジネスを紹介する写真集です。

名付けて「世界の路上ワーカー

 

 

なぜ、私が「路上ワーカー」に感動したのか・・・。

 

それは10年前のこんな疑問からでした。

 

僕の周りの友人たちは、

当たり前のようにリクルートスーツを着て、就活し、就職していきました。

その光景を見て、

「人間がちゃんとお金を稼いで生きて行くためにはサラリーマンしかないの?」

と思ったことがキッカケです。

 

今回解決したい問題は、この「?」です。

 

それに対する答えを見つけるために、

僕自身も3年間サラリーマンしてみたり、色んなアルバイトをしたり、

してみましたが、一向に答えは見つかりませんでした。

しかし、今回の旅でその答えを見つけたのです!

その答えこそ、「路上ワーク」でした。

だから路上ワーカーたちを見て、ピカーン!✨ときたわけです。

 

そんな訳で、旅をしながら世界中の面白い路上ワーカーたちを

片っ端からインタビューして周りました。

 

本書では、11パターンのビジネススタイルに分けて

彼らの仕事を紹介していきます。

 

 

「これで稼げるんだ!?」

「こんな働き方があるのか!?」

「このビジネスは確かに見落としてた!?」

「これは日本でもウケるかも!?」

 

世界の路上ワーカーを見ていたら、そんな感想と驚きの連続でした。

 

例えば、、 

「可動編(お客をダイレクトに掴まえ、街全体が店と化す変幻自在ビジネス)」

 

「創作編(自分だけしか作れない商品を作って売るビジネス)」

 

「無料編(タダ・無料・freeで経済を作る)」

 

「スキマ編(スキマを見つけて経済を作る)」

 

「見世物編(奇想天外の驚きでお財布を開けさせる)」

 

「態度編(態度で示して経済を作る)」

 

「子供対応編(子供に喜んでもらって大人の財布を開けさせる)」

 

「絵画編(絵を描いて経済を作る)」

 

「音楽編(音を奏でて経済を作る)」

 などなど、、

みなさまの新たなチャンスやアイディアの参考になるかもしれない

生き方やビジネススタイルがたくさん詰まった写真集です。

 

 オモシロイ路上ワークをしている人には声をかけて、インタビューしてみました。

「週何日働いてるの?」

「時間帯は?」

「一日いくらくらい稼ぐの?」

「なんでこの仕事始めたの?」

「企業勤めしようと思わないの?」

「お金より大切なものってなに?」

「神様ってあなたにとってなに?」

など、少し突っ込んだ質問などもしています。

 

面白い答えが出てくる!出てくる!

 

例えば・・・、

こちらのキレイな女性の月収は42万円でした。

(イヤイヤ汗、新卒よりも稼いでるじゃないっすか!?)

 

こちらの方は、ハンドパンという楽器ひとつで世界中を旅する日本人。

1日のMAX売り上げは20000円だそう!?

こちらの方は、

「お金より大切なものは?」→「ないよ!」

「あなたにとって神様とは?」→「お金だよ!笑」

というストレートで気持ちの良い回答を頂いたり。

 

まだまだありますが、もちろん全て本書内に掲載します。

 

サイズ: (仮) 18.5cm x 23cm

ページ数: (仮) 97ページ

本書内で紹介する路上ワーカー: (仮) 約100人

 

「こんな本がなんになる?高給取りの企業勤めがイイに決まってる!」

そう思う方、ごもっともですので、バリバリ働いて頂けたらと思います。

しかし、それしか生きる道はないと思って、胃潰瘍、鬱病、過労死になりそうな方。

本書を読んで、世界観の拡張をして頂きたいと思います。

 

またどれだけ安心安全安定を謳う企業に勤めても、

一寸先は闇で世の中なにが起こるか分からないからこそ面白いもの。

そしてなにかあった時、この本が活躍します。

なぜならこの本は、

企業に属さなくても、路上でお金を稼ぐためのアイディアややり方がギッシリ詰まっているからです。

 

なので、本の帯にはこんなキャッチフレーズを考えています。

・「あなたは路上で稼げるナニカを持っているだろうか?持っていれば無敵だ。

いつなんどきでも生きていける。持ってない方・・・、大丈夫!この本さえあれば。」

・「今の会社辞めても大丈夫。この本さえあれば」

・「どこへ行く!?まずこれだ!!」

・「防災用具として一家に一冊、この本は置いておいた方がいい。」

・「◯◯◯◯、◯◯◯◯、、各界著名人絶賛!眠っていた路上が、今目を覚ました!?」

(本書の可能性と革新性を感じ取れる感性豊かな各界著名人の方々にも、帯の一言を只今お願い中です。)

 

 

また、世界中の路上で働いている人々は、本当に元気!笑顔!エネルギッシュ!パワフル!

路上に会話と笑い声が溢れるから、街全体が活気に満ちているんです。

そんな路上の活気と溢れる美しい人間力も、本書を通じて少しでも感じて頂きたいと思っています。

 

 

そんな活気ある空間をどこか懐かしく、どこか羨ましくも感じていたら、

あっという間に旅の最終国である日本に到着。

東京で街を歩いていたら、世界の路上との違いにビックリました。

溢れる疲労感、笑顔の乏しい表情たち、路上の活気の無さ・・・。

(あくまでも路上での話です。社内と居酒屋ではみなさまお元気なことと思います)

 

本書で紹介する世界の路上の活気は日本にこそ必要だ!と強く感じ、

写真集を日本で出版したいと思うようになりました。

 

物とお金はあるけど生気がないサラリーマンと、

物とお金はないけど生気溢れる路上ワーカーの二つの姿が、

現代の矛盾を鏡のように映し出しているように、私には見えます。

 

サラリーマンの立場から見れば、

路上ワーカーは、安心安全安定もない、家族をロクに養うこともできない仕事なんて

社会不適合者のためだと見えることでしょう

路上ワーカーの立場から見れば、

自分に無理をして、胃潰瘍、鬱病、過労死になるまで会社の駒と化し、

生命力も才能も吸い取られてしまっている人々は、非人間らしく異常に狂っているように見えるでしょう。

 

お互いの極に長所と短所、利点と不利点、良し悪しがありますので、どちらが良いという話しではないのですが、

私が経験したり見てきたように、

サラリーマンしかまともに生きる道はないとでも言わんばかりの現代の傾きには問題があると思いますし、

その問題に一石を投じるのが本書であると確信しています。 

 

このようなお金の稼ぎ方があるということを知って頂くだけでもいいと思います。

知っていれば、職を失なったりした時など、いざという時に役に立ちます。

あなたの世界の拡張を促すひとつの手段として、

路上ワーカーという世界を表現したいという思いから本書は製作されました。

 

しかし、出版するだけでは意味がありません。

一人でも多くの読者の心と頭に届き、みなさまの可能性を拡張させることに意味があります。

さらに言えば、本書を読んで、みなさまが路上ワークをやった時こそ、本書の完成と言えます。

 


「日本では法律が厳しいから路上ワークできないのでは?」

ごもっともです。

日本人は、他国に比べて法律にマジメでキビシイのは確かです。

しかしご安心ください。

日本で路上ワークできる場所はいくらでもあります。

路上ワークは禁じられた仕事でもなければ、未だに市民に愛され必要とされている合法なビジネスです。

例えば先日、僕は原宿で「無料絵画」という路上ワークをして、

3時間で6100円稼ぎました。

時給にすると、新卒サラリーマンより多いかもしれません。

誰になにも言われることなく、むしろたくさんのステキな出会いに囲まれた最高の路上ワークでした。

(不定期でやってますので、僕のtwitterチェックして遊びにいらしてください。)

 

そんな僕自身の体験から学んだことや、

日本の路上ワークの歴史、

路上ワーカーの先輩たちの体験談なども全て本書内に詰め込み掲載します。

現在は僕一人でそんな場所を見つけたりするフィールドワークをしていますが、

とても一人では調べきれません。

日本全国となると、みなさまのご協力が必要です。

 


ここまで読んで、

路上ワークという光が見えた感性の鋭い方。

路上ワークできる才能を持っている方。

日本をオモシロくしたい!という熱い情熱をお持ちの方。

 

是非、人通りの多い、路上ワークできそうな場所をお近くで探してやってみてください。

公道でお巡りさんに注意されたら、

「私はここで働きたいのですが、どうすればいいですか?」

「私は、ここで路上ワークをしたいのですが、どんな書類が必要ですか?」など質問してみてください。

(優しいお巡りさんなら親切に教えてくれます。優しくないお巡りさんだったら日時を改めましょう笑)

私有地なら、オーナーさんと直接交渉してみてください。

露天商組合の管轄内なら、組合に打診してみてください。

(組合と暴力団との関係がメディアで話題になっていますが、全ての組合がそうとは限りません)

誰の管轄でもない場所なら、自由に堂々と路上ワークしてみてください。

お巡りさんや住民さんなどに激しく非難されたら、サッサと退散して、また別の場所でやってみてください。

 


「路上ワークやってみました!」という最高の方。

結果報告を是非ご連絡ください。

面白ければ、写真集の中に掲載させて頂きます。

それらの日本の路上ワーク事情も、日本の明るい未来のために、可能な限り本書内に掲載したいと思っています。

 


お金を作る才能を持っている方。面白そうだと思ってくれた方。

この本をキッカケに起きる、

日本の「路上革命」ムーブメントの心地良いソヨ風を感じて頂きたいので、

ご支援の程宜しくお願い致します。

 


私が世界を巡ってみて、結局日本が一番素晴らしい国だと思いました。

(母国なので、当たり前かもしれませんが。。)

だから、日本及び世界をもっとオモシロイ!サイコウの場所にしたい!という強い思いもあって、

この写真集は絶対に出版したいと思っています。

 

言いたいこと、伝えたいことは、まだまだありますし、

本質の部分は、みなさまが本書を手に取って読んで頂かないことには掴めませんので、

是非この本を出版させてください!

 

facebook: https://www.facebook.com/streetworkers.in.the.world/

Twitter: https://twitter.com/rojyouworkers

Instagram: https://www.instagram.com/street_workers_in_the_world/

 

SNSもそれぞれ開通しましたので、こちらからもRTとシェアでご協力頂けると嬉しいです。

 

 最後に本書のまえがきで締めたいと思います。

 

みなさまのご協力、宜しくお願い申し上げます。

路上革命のはじまりはじまり♪

 

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください