▼初めまして!

神戸市の西元町で、シェアスペースTuKuRu -ツクル-、シェアキッチンヒトトバ、というお店を運営している、東村奈保(ヒガシムラ ナオ)と申します。

2013年から、シェアハウス、シェアスペース、シェアキッチンなど、一貫してシェアビジネスにこだわり、人が集まる事で新たな価値を生む”場”をつくる仕事をしています。


(神戸元町6丁目商店街にある、シェアスペースTuKuRu-ツクル-。)


(大阪東住吉区のシェアハウス、ソーシェアハウス西今川。)

▼元町5丁目に、食で地域を繋げる「ヒトトバ・ミンナ食堂」をオープンします!

一人暮らしの高齢者や若者、家族であっても、夫婦や子どもの生活サイクルの違いなどから、「個食」「孤食」が社会問題となっています。

その為、食事をしながらコミュニケーションを取るという機会が減り、食事の内容に関してもコンビニやファーストフードといった出来合いの食事ですませるケースが多く見られます。

そんな「個食」「孤食」問題を解決し、さらに地域での住民同士の交流を促進するため、一緒にご飯を食べることによって地域と繋がる「ヒトトバ・ミンナ食堂」をつくります。

場所は、元町通り5丁目にある、 飲食店営業許可の施設基準をみたしたキッチン付きの店舗、 シェアキッチン ヒトトバ。

ヒトトバは、「街をつくるのは人と場所」をコンセプトに、「自分を表現したい」「誰かを喜ばせたい」といった「やってみたい!」を気軽に実現する場所として、2017年4月にオープンしました。 現在の利用者は、独立希望の料理人、料理研究家、サラリーマンの副業、定年退職者、出張板前などが、日替わり店長としてひとつの店舗をシェアしています。


(シェアキッチン ヒトトバ 2Weekカレンダー。ひとつの店舗を複数のお店でシェアしています。)

その、シェアキッチンヒトトバの、空いている時間を利用し営業する、「ヒトトバ・ミンナ食堂」をオープンします。

▼このプロジェクトで実現したいこと

街をつくるのは、人と場所。

「自分を表現したい」「誰かを喜ばせたい」、きっと誰もがそんな気持ちをどこかで持っていると思います。
何で表現するか、何で喜ばせるか、は人それぞれ。
食であったり、お酒であったり、アートであったり、音楽であったり、おしゃべりであったり・・・
そんな「やりたい!」を気軽に実現する場所があれば、街はもっと面白くなると思います。街の人が、街をつくっていくのです。

「ヒトトバ」はそんな、人と場をつないでいく役目でありたいと思っています。

ヒトトバ食堂を運営するのは、子育ての終わった主婦や退職後の高齢者といった、時間的余裕とある程度の経済的余力があり、社会に貢献したいと思っている方たちを考えています。その方たちを対象に「ヒトトバ・ミンナ食堂実践講座(仮)」を開講し、飲食店の運営や地域のコミュニティーづくりに必要なノウハウを学ぶプログラムを提供します。

受講者で出来たチームによって実際に食堂を運営していただき、普通の家庭の食卓に並ぶ食事を手頃な値段で提供することによって、「飲食店に行くのは気が引ける」「気兼ねなく子どもと外食したい」「子育て相談をしたい」「食事をしながら会話をしたい」「居場所が欲しい」といった、地域の住人のニーズに応えます。

さらに、「ヒトトバ・ミンナ食堂」の取り組みによって、地域活性化のキーマンとなるうる「やってみたい!」と思っている層を掘り起こし、面白い人やコトが集まる魅力的な地域としてアピールします。

 ▼なぜ?ヒトトバ・ミンナ食堂をオープンするのか??▼

現在、ヒトトバのシェアキッチンを利用する店主は、「お店を開くためのトライアルとして」「週末や仕事終わりなど空いた時間を利用した副業として」「料理・パン・お菓子など生徒を集めて教室として」「起業の新商品のマーケティングの場所として」「高齢の為店をたたんだ店主の週1店舗として」・・など、若者、中高年、主婦と多岐に渡っています。


(土・日曜日昼のお店、野菜おばんざいの『ごはんや ももんち』さん。(※11月独立して神戸市中山手通で営業中))


(月曜日昼・夜のお店、洋食屋の『い草食堂』さん。)

 
(金曜日夜のお店、ジビエ鍋の『鳥獣戯画』さん。)


(木曜日昼のお店、本格手打ち蕎麦の『蕎人庵』さん。)


金曜日昼のお店、低糖質デリカの『delika table-おいしいもの店ターブル-』さん。(※現在休業中)

人口減少社会では、社会的活力の低下が懸念されるため、何らかの活動を行う人を増やすことでその低下を食い止める必要がありますが、シェアキッチンは活動人口を増やすという意味で、解決策のひとつとして機能すると考えています。

地域にある、「何かやってみたい」「それなら私でも出来そう」「誰かに喜ばれたい」という想いを、「一緒にご飯を食べる」という活動へのチカラに出来ないかと考えたのが、このプロジェクトを始めた動機です。

▼これまでの活動

2013年2月、社会的な問題を「人と人との関わり、 分かち合い、助け合い」で解決出来れば 世界は変わるのでは・・・そんな想いから、NPO法人soshare(ソーシェア)を立ち上げ活動を始めたのが、シェアに関わった最初の試みです。

そこから、「農家さんと住人と地域がつながる」をコンセプトにしたシェアハウスや、モノづくりを仕事にしたいクリエーターのための、展示・販売シェアスペースTuKuRuなど、「シェアで社会課題・問題を解決する」をテーマに活動しています。


(神戸元町6丁目商店街、シェアスペースTuKuRu-ツクル-。現在、31名のクリエーターの作品を展示販売。)


(TuKuRuの店内。ものづくりクリエーターの作品の展示販売ギャラリー、カフェ&バー、レンタルスペースを併設。様々な人の情報発信基地となっています。)

活動を続けている中で、「夢を叶えたい」「何かやってみたい」「自分を表現したい」など、きっかけさえあれば、自分の思い描く未来に一歩踏み出せる人がたくさんいることに気付きました。

なぜ、出来ないのか・・・それは、新しいことをすることには、必ずリスクがあるから。

それならば、失敗を恐れず何度でもトライアル出来て、そんなチャレンジを応援する場所をつくりたい、という想いから、2017年2月、株式会社ヒトトバを立ち上げ、同年4月シェアキッチン ヒトトバをつくりました。


(シェアとはリスクの分配。若者、中高年、主婦など誰もが起業マインドを持ち、実現できる社会を目指す。)

株式会社ヒトトバは、産学連携で商店街活性化を支援する流通科学大学副学長の福井誠氏、株式会社キャリアフォース代表で企業向けに人材育成コンサルティングを行う平山智一氏、元日本ハムファイターズベッドコーチで現在野球解説者の阿井英二郎氏が出資し、シェアハウスやシェアスペースの運営経験のある東村奈保を代表取締役として運営しています。

 今後は、飲食店にとどまらず、美容室、エステ、ギャラリー、アパレル、など、楽しんで働いて成長する、「大人版キッザニア」を目指しています。

▼クラウドファンディング資金の使い道

 シェアキッチンの建物に関する初期費用と家賃、最低限の設備については、すでに自己資金でまかなっております。

ただ、潤沢な資金があるわけではなく、使用料もレギュラーの店主さんが使いやすい価格設定(レギュラー店主(月4回利用)の場合、1回5,000円)にしているため、すぐに利益が出る事業というものでもありません。また、シェアキッチンはなんとか稼働はしていますが、現在ご利用いただいている店主さんにも、毎週使う備品や食材の保管場所や、キッチンへの出入りでのセキュリティー上の問題など、ご不便を強いている状態ではあります。
ここに「ヒトトバ・ミンナ食堂」の機能をいれるとなると、 さらに人の出入りが増えて業務が煩雑になることが想像できます。

そこで、今回のクラウドファンディングでは、毎回重い荷物を持ち込まなくてもいい「備品や食材が保管出来る鍵付きロッカー」、色んな方が出入りするため「セキュリティーに優れた鍵管理システム」を導入する資金にご支援いただきたいと思います。

鍵付きロッカー:20万
鍵管理システム(鍵購入費+工事費):15万
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予算合計:35万円


(購入例:レギュラー店主(月4回利用)の場合、ロッカーをひとつお貸しします。)



(購入例:人によって異なる暗証番号を発行 。アクセスできる曜日と時間帯の設定が出来るので、セキュリティ上安全。)

▼リターンの紹介

お返し3,000円の場合:
◆シェアキッチンヒトトバで利用出来る、一般客用のクーポン券(2,000円分)
◆お礼のメッセージ

お返し5,000円の場合:
◆シェアキッチンヒトトバで利用出来る、一般客用のクーポン券(3,500円分)
◆お礼のメッセージ


(月曜日昼・夜のお店、洋食屋の『い草食堂』さんのお料理。)


(金曜日夜のお店、ジビエ鍋の『鳥獣戯画』さんのお料理。)


(金曜日昼のお店、出張鮨の『須澤鮨』さんのお料理。)


(木曜日昼のお店、本格手打ち蕎麦の『蕎人庵』さんのお料理。)

お返し10,000円の場合:
◆シェアキッチンヒトトバで単発利用が出来る、使用権
※通常利用・会員費1万円、単発利用料金2万円→セットで1万円で提供。
◆お礼のメッセージ

お返し10,000円の場合:
◆現在シェアハウス運営をしている東村が、シェアハウスに関するあらゆるご相談にのります。
<内容>
時間2時間
神戸より100Km離れてる場合別途交通費頂きます。
※時間場所は購入者と相談
◆お礼のメッセージ

お返し10,000円の場合:
◆シェアスペースTuKuRuを、存分に利用できるクーポン券です。(10,500円分)
・主催イベント開催に
・飲食利用に!
・施設利用、会場利用などに!
※物品の購入にはご利用できません。
◆お礼のメッセージ

お返し20,000円の場合:
◆シェアキッチンヒトトバでレギュラー店主(月4回利用)が出来る、使用権
※通常利用・会員費1万円、レギュラー店主料金2万円→セットで3万円で提供。
◆お礼のメッセージ

お返し30,000円の場合:
◆私、東村奈保を4時間レンタル出来る権利です。
・イベントゲスト参加
・セミナーやワークショップ
などなど・・・
<内容>
時間4時間
神戸より100Km離れてる場合別途交通費頂きます。
※開催詳細は起案者様と相談
◆お礼のメッセージ

▼最後に

ある日の夕方、コンビニでひとり分の惣菜を買っているお年寄りを目撃しました。今までもこんな風景は目にしていたはずなのに、「あー、このおじいちゃんは、家に帰ってひとりで晩ごはんを食べるんだな。」と思うとなんだかいたためれなく、辛い気持ちになりました。独居老人や孤独死などの言葉は、自分にはあまりなじみのない気がしていましたが、ひとりで食事をするお年寄りの姿は現実としてはっきり想像することができました。

当時私は、結婚後立ち上げた会社と家庭の両立が上手くいかず悩んでいました。自分の気持ちを抑えて生きていくのはイヤだけど、ひとりで生活していくなんて事が出来るのか・・・そんな思いのなかで出会った光景だったので、自分に置き換えて考える事ができたのだと思います。

その時にピンと来たのが、「シニアのシェアハウスがあればいいのに・・・」でした。それから、シェアハウスについて調べているうちに、シェア自体に大きな可能性のあるのではないかと思うようになりました。同時に、相互に与えたり与えられたり出来るシェアの”場”が、日本にあまりない事に気付きました。

そのことを身近な人達に伝えているうちに、色んな方面から、色んなシェアのアイデアが集まって来るようになりました。そして少しずつ賛同者を集め、周りの助言を受けて、2013年2月NPO法人soshare(ソーシェア)を立ち上げました。

シェアとは、ただ単に場所やモノ・時間の共有と思われがちですが、個人の"想い"と"想い"がつながること、シェアすることによってさらに大きな価値がうまれると思っています。それぞれの持っている時間・体験・才能などを持ち寄り、シェアしあう生活。生きていれば不安や問題はあるけれど、それすらもシェアすることで精神的に豊かに生きていくことができる。そんな色んな価値観、色んな生き方に根ざしたシェアのカタチを発掘・紹介することが、私たちの使命だと考え活動してきました。

今年4月に出来た「シェアキッチン ヒトトバ」は、さらにシェアの概念を具現化したものだと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

応援よろしくお願いいたします!!!!!

起案者情報

【団体名】NPO法人soshare(ソーシェア)/株式会社ヒトトバ
【代表者】東村奈保
【住所】650-0022 神戸市中央区元町通6-5-13
【TEL】078-360-3316
【facebook】
TuKuRu: https://www.facebook.com/TuKuRu.motoroku/
シェアキッチン ヒトトバ:https://www.facebook.com/hitotoba/

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