▼はじめにご挨拶

 

はじめまして。株式会社ミライプロジェクトで広報を担当しております、中野と申します。

わたしたちのミッションは、

高齢で障害を持たれた方に対して、その人らしいQOL(quality of life、生活の質)の向上・社会参加をサポートできる人材を育成し、社会に輩出することです。

そのために、「介護×美容」の教育を通じて、

従来の“高齢者ケア”ではなく、“その人の尊厳を守り活き活きと生活していただくためのケア”を広めていきたいと考えています。

 

なぜ「美容」なのか。

それは、「美容」には前向きになれる無限の可能性があるからです。

新しいリップをつけて出かけると、ちょっとワクワクする。

髪の色を変えたり髪を切ったりすると、ふと誰かに見せたくなる。

基礎化粧品を変えたら肌がモチモチになって、素顔でもちょっと自信が出てきた。

女性であれば、だれしもこういう経験があると思います。

それは、若い人に限らず、高齢の方も同じです。

 

 

施設での毎日のケアの中にスキンケアやトリートメントが取り入れられる、

食事やレクリエーションなど入居者の皆さんが集まる際に少しメイクを施す、

自分の好きなヘアスタイルが変わらずできる…など、

高齢になっても“その人らしさ”を失うことなく活き活きと生活できるよう、環境やケアを提供できる社会であってほしいとわたしたちは考えています。

 

そのような社会を実現するためには、「介護×美容」に賛同・共感してくださる方々や、新しいケアのカタチとして提供したい・学んでみたいと思ってくださる方々とともに、専門の教育機関を作る必要があると考えています。

そのケアの理念や技術を習得する「介護×美容」の専門教育機関「TOKYO Beauty & Care Academy」を2018年4月に開講する予定です。

 

高齢の方々の明るいミライを実現するため、ぜひご支援いただけますと幸いです。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

 

わたしたちはこの「TOKYO Beauty & Care Academy」を通じて、「介護×美容」のサービスを日本だけでなく世界中に広め、介護サービスを受ける高齢の方々に、いままでとまったく変わらない生活を送っていただきたいと考えています。

 

また、ネガティブなイメージがまだまだ強い「介護」を、「美容」を取り入れることでポジティブやクリエイティブな仕事であると、介護の仕事自体のイメージを刷新したいと思っています。 

 

「2016年度介護労働実態調査」によると、介護職員が不足していると考えている事業所は62.6%と2015年度の61.3%から1.3%増えています。この人材不足から、目の前のケアを効率よく対応することが最優先となってしまうことも多く見受けられます。

そのような介護の現場では、その人らしい生活を送ってもらうための「美容」ではなく、できるだけ手間がかからない「美容」、すなわちその人らしいヘアスタイル、ではなく、洗髪に手間がかからない短い髪型を優先する施設もまだ存在しています。

「美容」すなわち「外見を整える」ことは、社会参加につながります。

「外見を整えない」ことで、自室にひきこもりがちになる、他の入居者の方と交流したくなくなる・・・結果、“できていたこと”が“しなくなる”から“できなくなる”状態となり、介護度も進行してしまうのです。

 

高齢の方々が社会参加できるようになると、家族の笑顔が増える。

高齢の方々が社会参加できるようになると、介護職員のやりがいもふえる。

最終的には社会の活性化につながる。

 

 

「介護×美容」は日本の高齢社会の問題の解決につながるだけでなく、ポジティブな高齢社会につながっていくのです。

 

 
 ▼TOKYO Beaty & Care Academy の役割① ■「介護×美容」人材の育成

 

TOKYO Beaty & Care Academy では、“日本初”の総合介護美容のスクールとして様々な講座やレッスンを提供していく予定です。

現在、高齢者向け美容を専門的に学べる教育機関はいくつかありますが、メイク・ヘアなど1分野に絞って学ぶ学校がほんどのため、総合的に学べるスクールが無いのが現状です。

また、既存の介護系教育機関や美容学校は資格取得を目的とした学習の場であり、主に高校卒業後の進学先としての役割を担っています。こういった専門学校は、文部科学省傘下の安定経営が重要であるため、マーケティングファーストの発想で新しいジャンルの学びの場や、市場開拓を担う教育プログラムを提供することが困難な状態です。

 

本来の“学校”や“教育”とは、社会に必要な人材を育成し、業界に輩出していくことが事業本分であると考えます。

「介護に携わる人材の育成ならびに、介護職の地位・イメージの向上」には、教育機関こそが積極的に取り組むべき課題です。

 

TOKYO Beaty & Care Academyの主なターゲットは、

・介護の現場で美容を取り入れたいと考えている介護職員、管理者

・出産や育児などで現場を離れてしまった休眠美容師

・専門学校などでメイクやヘアなど美容の専門スキルを学んだ方

を想定しています。

 

よりその人らしくあるために、おひとりおひとりにしっかりとケアを提供されたいと考えている介護職員、管理者の方には、ご利用者の方へ施術をするためのメイク技術や、ご自身でメイクを行えるようにお伝えできるサポートメイク、その他ヘアアレンジやヘアケア、ネイル、アロマテラピーやトリートメントなど、ご自身のニーズによってコースを選択できるよう、講座を提供していきます。

 

メイクは「顔」に施術をするため、特にアイメイクは筆や指が目に入ってしまう可能性があったり、認知症の方は誤って口に入れてしまったりと、普段行っているメイクの方法ではリスクが多く存在します。そのために、高齢の方でもご自身で簡単にできるメイクのほか、メイクを安全に施術するための技術や、人の肌に触れる「タッチセラピー」やコミュニケーションのツールとしてのメイクセラピーなどの要素も修得していきます。

 

また、もともと美容業界でスキルを発揮されていた方には、まずは介護の基本的な資格である、介護職員初任者研修を受講していただきながら、美容師の方には車椅子のままカット・カラー、シャンプーを施術する技術やフロー、また訪問美容のノウハウを習得していただきます。

 

美容業界で働く方は、「綺麗になって喜んでもらいたい」というホスピタリティの精神を持っています。既存の就職先である美容室や化粧品メーカーだけではなく、介護施設や訪問事業所などに就業し、ケアの延長で美容が提供できるようになると、人材不足が喫緊の課題である介護業界において、課題解決の突破口になりえると考えています。

 

 ▼TOKYO Beaty & Care Academy の役割②■「介護×美容」のコミュニティサロン

 

わたしたちはTOKYO Beaty & Care Academyを開講・運営していきますが、わたしたちだけのチカラで成功するとは思っていません。

「介護×美容」ってなんだかおもしろそう、「介護×美容」で何か自分もやってみたい、もっと知りたい、何か一緒にやりたい…など、賛同してくださる方々と手を取り合って仲間として邁進し、介護業界において「美容」が当たり前のケアとなる、そんな社会を作っていきたいと考えています。

 

現在は、短期講座やトークイベントなどを通して賛同してもらえる講師やコミュニティといった、かけがえのない仲間を得ることが出来ました。

 

 

そのためにTOKYO Beaty & Care Academyは、情報交換・発信ができるコミュニティサロンとしての役割も果たしていきたいと思っています。

ちょっと立ち寄って「介護×美容」の雑談をしたい、そこから新しい種が生まれるかもしれません。

ふらっと立ち寄ったおばあさまにちょっとメイクをしてみたら、笑顔で帰ってくれた。

そんな小さな種が沢山生まれ、「介護×美容」の花がたくさん咲くような、そんな場所を作りたいと思っています。

 

▼介護美容サービスを受けてみて。

 

短期講座やイベントで、実際に介護美容のサービスをうけていただいたお二人のご感想です。 

 

① 宮田雅子さん(68歳)の体験インタビュー

「メイクは毎日しているのですが、普段付けない色のアイシャドウや口紅、またつけまつげなどを付けていただきました。」

「今までに見たことない姿にちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、『それ以上にワクワクしてどこかに出かけて誰かに見せたい!』と思いましたよ。」

「年を重ねても髪型の変化やメイクで綺麗になることで、気持ちが高まるものですねぇ!」

 

② 森山幸子さん(69歳)の体験インタビュー

「普段は特別なケアなどはしていないのですが、オイルマッサージをしてもらったことで、身体がポカポカと暖まりリラックスすることができました。」

「美容のケアは特別なものではなく、日常的に取り入れてみたいと思いましたね。」

「同じ年代の方で、私よりメイクや美容を積極的に取り入れている人たちも多いので、そういう人たちに美容のケアを教えるような機会もあると、みんな楽しいと思いますよ。 」

 

▼資金使途内訳

いただいたご支援は、TOKYO Beaty & Care Academy を開講するために必要なスタートアップ費用の一部として、賛同・ご協力いただく講師の開拓やカリキュラム作成、また魅力的な学習環境の準備に充てさせていただきます。

開講・運営必要資金5,000万円のうち、今回1,000万円を目標にご支援をお願いしたいと思っております。

 ※4,000万円は自己資金ならびに銀行融資より調達予定です。

 

◆開講・運営必要資金5,000万円内訳

【初期費用】3,500万円

  ・物件保証金1,600万円 (家賃160万円(坪2万円×80坪)×10ヶ月) 

  ・内装費用960万円 (80坪×12万円)

  ・備品費600万円 ※介護ベットや浴室、ヘアメイク鏡やシャンプー台など

  ・HP制作費200万円

  ・パンフレット製作費 140万円

【ランニングコスト】1,500万円(500万円×募集期間3か月分)

  ・人件費300万円 (100万円×3か月)※スタッフ4名

  ・広告費540万円 (180万円×3か月)

  ・家賃480万円 (160万円×3か月)

  ・他販売管理費180万円 (60万円×3か月)※教材費含む

 
▼ご支援くださる皆様へのリターンについて

ご支援くださる皆さまへは、御礼のご連絡はもちろん、学びたい方は特別価格での受講、高齢者の方への美容サービス、法人様向けのリターンとしてスクールでの会社案内や広報活動など、様々なご要望にお応えできるようなリターンをご用意しております。

 

◇3,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

 

◇5,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・介護×美容のトークイベント「Beauty & Care NIGHT OUT」ご招待

 

◇5,000円

   ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・ワンデイレッスン1回無料受講

 

◇8,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・TOKYO Beaty & Care Academyにて美容サービス(ヘアorメイク)プレゼント ※ご高齢者対象です。

 

◇【事業者様・法人様限定】150,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・施設での美容ケア(メイク、ネイル、ヘアカットなど)DAY開催 ※10名限定

 

◇250,000円

   ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・3か月コース(学費総額42万円)優待受講

 

 

◇【事業者様・法人様限定】500,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・スクールでの企業説明会開催(年2回)・求人掲載(1年間)

 

◇【事業者様・法人様限定】600,000円

  ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・スクールホームページ・公式SNS・パンフレットでの企業紹介(1年間)

 

◇【事業者様・法人様限定】1,000,000円

   ・心をこめたサンクスメール

  ・TOKYO Beaty & Care Academy情報配信(レッスン・トークイベント情報など)

  ・スクールでの企業説明会開催(年2回)・求人掲載(1年間)

  ・スクールホームページ・公式SNS・パンフレットでの企業紹介(1年間)

 

▼最後に

 

歳を重ねてもその方らしく活き活きと毎日を過ごしてもらいたい。「美容」のチカラでポジティブになり、積極的に社会に参加できる世の中を作っていきたい。

わたしたちだけでなく、みなさんのチカラをお借りしながら、高齢社会の新しいカタチを提案していいきます。

 

 

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