はじめに・ご挨拶
初めまして、株式会社Esolabの代表取締役 大西照と申します。
この度、弊社ではプログラミング講師やプログラミング教育の指導者のための試験
「プログラミング講師検定」
を開設しました。
プログラミング講師検定が始まったわけ
私は以前、あるオンラインプログラミングスクールにてプログラミング講師をしておりました。
その時に他の講師たちと交流する機会があったのですが、そこで感じたことが
「レベルが低いプログラミング講師が多い」
ということです。
なぜそう感じたのか、いくつか理由があります。
まず、プログラミングを少々かじった程度のほぼ未経験講師が多数いたことです。
私も最初は困惑しましたが、どうやって試験に受かったのかと伺うと、
「講師としての試験的なものはグーグルのフォームが送られてくるだけなのでいくらでもカンニングができた」
とのことでした。
また、面談も実施はされましたが知識面を問われるというよりかは、コミュニケーション能力をみているような面談でした。
実際にこのようなことは他にも多くあるという実態なのです。
また別の理由ですが、実務経験もないエンジニアが多数在籍していたということです。
それが必ずしも悪いプログラミング講師だとは言えませんが、講師自体もプログラミングを理解していないという実態があります。
実際、高額な金額を支払っているにも関わらず、的外れな回答やカリキュラム以外のことは教えてくれないといった事態が起こっています。
教える側が未熟であれば、輩出されるのは未熟なIT人材です。
そしてその未熟なIT人材が教える側になり未熟なIT人材を増やすことに拍車がかかります。
これは決して他人事ではなく、プログラミング教育が必修化され出した今、子供たちにも直結してくる内容です。
また教職員に関しても別の問題があります。
例として中学校を挙げると文部科学省の新学習指導要領では「ディジタル作品の設計・制作」と記載されていた内容が「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」と変更されました。
この内容を指導しようとすれば担当する教員にはかなりの専門知識が必要とされます。
体制も整っていない今、私たちプログラミング講師検定が問題であると述べている、未熟な講師が指導するということに他なりません。
これらのような実態を網羅的に解決すべくプログラミング講師検定は開設されました。
対象者
他にも、プログラミング講師になりたい方やPLなどの方々も対象となります。
試験内容
これまでの活動
2020年9月 サービス開始(ベータ版テスト公開)
2020年10月 サイトリニューアル
本試験申し込み開始
現在 LP作成
試験問題順次作成
参考書(学習コンテンツ)企画
本試験作成準備
資金の使い道
・試験実施環境の確保
・オンライン受験可能なシステムの開発費用(間に合わなければローカル受験)
・iOSアプリの開発費用
・参考書または学習コンテンツの作成費用
最後に
プログラミング講師検定は講師のレベルアップを主な目的とした試験ですが、これは受講生のためにもなります。
プログラミングを学ぼうとして高額な費用を支払うのは受講生です。
それ相応のクオリティを提供してこそプログラミングスクールではないでしょうか?
講師によっては面倒に感じられる方もいると思いますが、それが受講生のためになるのです。
逆に言えば、講師でありながらプログラミング講師検定の資格を保有していないのかと共通認識を確立させる事ができれば講師のクオリティ・水準は一定以上であると証明する事ができます。
また、プログラミング教育に関しても先生方の体制を整えるのは急務です。
小学校・中学校・高校での連携が必要にもなってきます。
その時に、一定以上の共通知識を有していれば連携がしやすくなります。
まずは各学校にICT関係のリーダーを育成し、その基準を定めなければいけません。
そこでプログラミング講師検定を活かしていただければ一定以上のレベルにあると証明する事ができます。
これを実現させるためには皆様のご協力が必要です。
是非、お力添えをお願いいたします。
詳細につきましては下記プログラミング講師検定サイトをご覧ください。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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