【ネクストゴール挑戦させてください】

皆様の温かいご支援をいただきまして、最初の目標に到達する事ができました。心より御礼申し上げます。多くの方々より水没してしまった御神刀・奉納刀の修復を願う熱いメッセージが寄せられ、青井阿蘇神社 福川宮司を中心にプロジェクトメンバーで話し合った結果、77振すべての御刀を救う為ネクストゴールへ挑戦する運びとなりました。皆様と共に77振の御神刀・奉納刀の綺麗なお姿を拝見する日を願って頑張って参ります。引き続き、ご支援ご協力賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

【新たにリターンを追加しました】

『白鞘墨書(しらさやすみがき)』
○10,000円~(小)、30,000円~(中)、50,000円~(大)
【来國次】【備前長光】【志津兼友】【源信吉】【延寿國秀】の奉納刀からご希望の御刀をお選びいただけます。
※文字の大きさは、下部【リターンについて】をご参照ください。


『銘切り玉鋼「靑」』
刀匠 赤松太郎兼光氏製作。本物の刀の材料 玉鋼(たまはがね)を使用。
限定77個。青井阿蘇神社にて御祓い後、お渡し致します。
製作:木村日本美術刀剣赤松太郎鍛錬所


『タイ捨流×ドリフターズ 本染め手ぬぐい』※作製中※
平野耕太先生、少年画報社様、雪駄先生、侍う実行委員会様のご協力により、再度返礼品をご提供いただける事になりました。心より感謝申し上げます。新たに「赤」と「抹茶」の2色を作製中。それぞれ限定150枚。
協力:平野耕太・少年画報社/雪駄/侍う実行委員会


島津豊久『大風呂敷』※作製中※
漫画家 平野耕太氏が、人吉球磨の槻木和紙へ描き下ろした原画を施した大風呂敷。
サイズ100㎝×100㎝。限定77枚。

水害をまぬがれた青井さんの御守や巾着
『御守と巾着』限定100セット
『獅子と巾着』限定100セット
『鈴と巾着』限定100セット
『社紋と結守』限定50セット
『獅子おまもり』限定100セット
今回の豪雨災害で御朱印帳や御守等たくさんのお品が水没しました。上記の数だけ高い所にあった為、難をのがれた貴重なお品です。



はじめに・ご挨拶

平成20年6月9日に本殿以下5棟の歴史的建造物が国宝に指定された青井阿蘇神社は、平安時代初期の創建より1200年以上にわたり人吉球磨の里人から「青井さん」と親しまれ、手厚い信仰を集めてまいりました。さて、令和2年7月に発生した未曾有の水害は神社境内にも容赦なく押し寄せ、社殿の床上浸水や神橋欄干の流失をはじめ一連の施設に甚大な被害を及ぼしたのでした。このたびクラウドファンディングで救済をお願いしたい水没の難を受けた77振の刀剣類は、神社の長い歴史のその時々に祈りと感謝をもって神々に奉納された由緒ある御品で、その輝きと日本人の魂は必ずや後世に伝えてゆくべき御品と確信するものでございます。つきましては、なにとぞこの趣旨をご理解くださいまして、ご支援賜れば幸いでございます。結びに各位のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

青井阿蘇神社 宮司 福川義文

【活動状況】


災害発生から2日後、水が引いた瓦礫の中から奉納刀を救出。すぐさま被災時に付着した泥や砂などを落とす洗浄作業。鞘を払った刀剣を見て絶句しました。戸惑いを感じるくらいの無残な姿をした刀剣の数々。 たった2日間で、ここまで錆付くものかと...。この刀剣は、相良の地を700年間守り続けた侍が奉納した刀。ご先祖様方が伝え遺してきた御神刀・奉納刀は、青井阿蘇神社にとって、そして人吉球磨の人々にとっても、大切な大切な宝物です。どうにかならないものかと思案していた所、有難い事に状況を知った刀職 赤松太郎ご一門より応急処置の申し出がありました。


赤松太郎ご一門曰く『泥水にまみれた刀身の錆は深刻で、今後は研磨師による早急な処置が必要かと思います』との事。その日のうちに一門総出で全ての刀の鞘を払い、汚れを慎重に落とし、錆を止め油をひいて、新聞紙で鞘を作り応急処置をしてくださいました。


その後、たくさんの専門家と会議を重ねました。時代があるものは二つと同じ物がなく、また作る事もできません。今回の災害も含め青井阿蘇神社の歴史を未来へ遺すべく、プロジェクトを立ち上げる運びと成りました。


【コロナ禍の中、被災... しかし、立ち上がります!】

青井阿蘇神社は、新型コロナウイルスにより甚大な経済的ダメージを受けていた中で被災しました。1200年以上の歴史を持つ建築物ばかりではなく、重要な文化財や神事等で使用される御神刀奉納刀剣類も水没。これまで行事や祭事などで年間数多くの人々が足を運んでくださっていましたが、現状では神事を行う事も人々が人吉球磨を訪れる事もとても厳しい状況です。このままでは歴史あるものを未来へ遺す事が不可能です。復旧復興するには私達の力だけでは程遠く、皆様のお力をお借りしたく、クラウドファンディングに初挑戦致します。人吉球磨の皆さんと共に"今"を乗り越え、 新型コロナウイルス収束後、無事に神事を行えるようになり、人吉球磨へたくさんの人々が訪れてくださればと思います。青井阿蘇神社を1000年先まで遺していく事、早急に復旧し、一日も早く復興へ向かう事、これが私達の願いです。


【資金の使い道】

頂いたご支援は、水没した奉納刀修復に活用させていただきます。
全てを修復する為には凡そ3,000万円かかります。長い時を要しますが、1振1振を地道に、そして確実に救っていきたいと思います。


【リターンについて】

通常のクラウドファンディングと違い、返礼品を作成する時間も余裕もございません。そこで、皆で知恵を振り絞って考えました。1000年先まで遺る、1000年先まで使える返礼品はどうかと。

『白鞘墨書(しらさやすみがき)』
ご支援いただいた全ての皆様のお名前を、新調する白鞘に墨書きさせて頂きます。こちらの墨書きは、奉納刀の休め鞘として未来永劫、御刀と共に在ります。墨書きには、大・中・小の3種類を準備しました。

※すべて手書きですので、おおよそのサイズとなります※

○5,000円~(小)【肥前忠廣】【波平安行】【延寿】含め66/77の奉納刀のいずれかとなります。ただし御刀は選べません。

○10,000円~(小)、30,000円~(中)、50,000円~(大)

【金剛兵衛尉源盛縄】【同田貫上野介】【村正】【大和古剣】【小烏造】【二代虎徹】【来國俊】【来國光】【手掻包永】【豊後行平】の奉納刀からご希望の御刀をお選びいただけます。

○100,000円~(大)

【御神刀 高井越前守源信吉】人吉藩2代藩主 相良頼寛公の家臣より奉納された御刀です。茎(なかご)には相良家安泰の願いがびっしりと刻まれており、以後、人吉球磨の守り刀として御神刀とされました。



『1000年チケット』
ご支援いただいた全ての皆様に、復興後開催予定「水没奉納刀展(仮)」の拝観チケットをお送り致します。有効期限を2023~3023年とし、1000年先のご子孫様方でも期限内であれば何度でもお使いいただけます。


『タイ捨流×ドリフターズ 本染めてぬぐい』
人吉球磨に450年前より伝えられている古流剣術 兵法タイ捨流。この剣術の使い手であった島津豊久公を主人公とする「ドリフターズ」と、人吉球磨の伝統文化を世界に広げるべく活動をされている「侍う実行委員会」とのコラボレーション本染めてぬぐいです。漫画家 平野耕太氏のイラストと共にアニメ「ドリフターズ」の筆字作家 雪駄氏書き下ろし「Taisharyu×Drifters」がとてもかっこいい一品です。限定100枚。
協力:平野耕太・少年画報社/雪駄/兵法タイ捨流龍泉館/侍う実行委員会


『お豊鐔』
「ドリフターズ」島津豊久をイメージして製作された鐔。漫画家 平野耕太氏・少年画報社と侍う実行委員会のコラボレーション商品です。熟練職人により、1枚1枚丹精込めて作られた一品です。限定9枚。
鐔が納らている桐箱題字は、なんと、アニメ「ドリフターズ」筆字作家 雪駄氏の直筆。

協力:平野耕太・少年画報社/雪駄/侍う実行委員会
製作:粟村打抜金網株式会社
監修:兵法タイ捨流龍泉館


『首置いてけ刀』※ペーパーナイフ
「ドリフターズ」島津豊久をイメージして製作された小さな刀。漫画家 平野耕太氏・少年画報社と侍う実行委員会のコラボレーション商品です。本物の刀の材料 玉鋼(たまはがね)を使用。刀匠 赤松太郎兼光氏が、1振1振魂込めて打たれた一品です。限定3振。
刀が納らている桐箱題字は、なんと、アニメ「ドリフターズ」筆字作家 雪駄氏の直筆。

協力:平野耕太・少年画報社/雪駄/侍う実行委員会
製作:木村日本美術刀剣赤松太郎鍛錬所
監修:兵法タイ捨流龍泉館


『平野耕太先生描きおろし 和紙複製画』
侍う実行委員会主催「samurai expo 侍う-SABURAU- in Italy」開催の際に「ドリフターズ」平野耕太氏が、人吉球磨の槻木和紙へ描きおろし。作成秘話として「タイ捨流」の動画を見続けて描かれたとか。その原画の複製を77枚限定で用意してくださいました。原寸大、シリアルナンバー付きです。

協力:平野耕太・少年画報社/侍う実行委員会


※早急に返礼品を準備しないといけない中、迅速にご協力いただいた少年画報社 筆谷編集長、平野先生、雪駄先生、侍う実行委員会の皆様へ心より感謝申し上げます※

最後に

青井阿蘇神社は、『住民あっての文化財』です。事実、被災者であるはずの住民の皆さまは、毎日汗まみれ泥まみれになりながら、片付けや支援物資の整理などをしていただいております。人が人を支え合う「おひとよし」な人吉球磨は必ず立ち上がります。しかし現状、被災地の一人一人の力では限界があります。そのためにも、全国の皆さまのお力をお貸しください。 復旧復興した際に、人吉球磨のシンボル「青井阿蘇神社」そして「御神刀・奉納刀」も復活し、九州の小京都「人吉球磨」へたくさんの方々が訪れてくださればと。ご支援いただいた皆さまをはじめ、全国の皆さまを最高に”おひとよしなおもてなし”でお迎えしたいです。1000年先を見つめるこのプロジェクトに、どうかお力をお貸しください。

青井阿蘇神社 宮司 福川義文

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※御刀の真贋について。青井阿蘇神社1200年の歴史の中で専門家の鑑定を受けていないものもございますが、その度その度に心を込めて神様へ奉納された御刀です。ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

  • 2024/02/13 12:37

    今回の5口の御刀は「第1回 よみがえった水没奉納刀展/侍う展」において展示されたもので、錆身からの研磨の過程を皆さまに知っていただきたく、資料として返納いたしました。国宝記念館ギャラリーにおける常設展示や次回以降の特別展へ向け、関係者一同引き続き真摯に取り組んで参ります。なお、今回の5口は白鞘...

  • 2023/12/29 21:26

    今回は「延寿國秀」を返納することが出来ました。 「延寿國秀」にご支援くださった皆様。御名前が墨書きされた白鞘のお写真データを順次メールにてお送りいたします。今しばらくお待ちくださいませ。今年は、皆様のお蔭で「第1回 よみがえった水没奉納刀展/侍う展」を開催することができ、佳き年となりました。来...

  • 2023/12/06 19:56

    12月3日(日)『第1回 よみがえった水没奉納刀展/侍う展』初日を満員御礼にて迎えることができました。これもひとえに皆様のお蔭と心より感謝申し上げます。このあと10日(日)、17日(日)とありますが、3日間限定ということや年の瀬ということもあり、ご来場できない方々もたくさんいらっしゃるかと思い...

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