はじめに・ご挨拶
はじめまして。ラグドールの「空(そら)ちゃん」と一緒に暮らしています、会社員の岡野と申します。新型コロナウイルスの影響で私自身の収入が激減し、自分の生活の維持も厳しい状況で多額の治療費を補うことは難しいです。そんな中6月10日に空ちゃんがFIPと診断を受けました。
FIPから空ちゃんを救うことが出来るのは、日本未承認の非常に高価な薬のみです。
空ちゃんの命を絶対助けたい!その一心でこのプロジェクトを立ち上げました。
お恥ずかしいお願いではありますが、皆さまに空ちゃんの命を守るためのお力添えを頂戴したいです。
スヤスヤ眠る空ちゃん
このプロジェクトで実現したいこと
空ちゃんをFIPから救うため、治療を最後まで受けさせてあげたいです!
FIPとは、猫コロナウイルスが突然変異することにより発症する病気で、発熱、黄疸、腹水の貯留や栄養失調による貧血等の症状が出ます。非常に進行が速く、診断確定後の余命は7日~14日程です。未だ原因すら解明されていない為、対処療法による延命措置しか方法がなく、死亡率は100%です。
ただ一つだけ、最近海外で開発された薬「MUTIAN」がFIPに対して高い効果があり、投与後の生存率は80%にもなります。この治療では84日間毎日欠かさず投薬し続けることが絶対必要となります。しかし、保険適用外かつ輸入品のため非常に高価です。8か月の尊い命を、どうしても助けたいです!
どうか皆さまのあたたかいご支援をお願いします。
プロジェクトをやろうと思った理由
出会い
空ちゃんは背中に傷があったために流通に乗れず、里親募集で出会いました。出会った瞬間、「この子しかいない!」と確信し現在まで6か月間愛情を注いできました。治療の結果、今ではすっかり傷も良くなりました。出会ったときから変わらないのは人間が大好きな甘えん坊で、私の姿が見えなくなると今も泣きながら探しに来てくれる愛おしい存在です。
空ちゃんです!
発病
そんな空ちゃんの元気がなく、お腹がパンパンに張っていることに気づきました。
目もうつろで大好きなチュールも食べなかったため、すぐにかかりつけの病院を受診。
獣医師より「FIPの可能性が極めて高く、非常に難しい病気で、死亡率は100%、何もしなければ1~2週間の余命です。」と診断を受け、「対処療法(解熱剤、整腸剤等)で少しでも楽にしてあげることしかできない。」と言われ、目の前が真っ暗になりました。
空ちゃんしょんぼり
助けたい
しかし、どうしても空ちゃんの命を諦めきれずFIPについて必死に調べ、「MUTIAN」にたどり着きました。直ぐに協力病院を受診し、腹水や血液、PCR検査を行い、空ちゃんはFIPのウェットタイプと診断を受けました。一日でも早く治療を開始した方が良いという診断と、どうしても救いたい一心で、その日から投薬を開始しました。
※3度目の検診より、混合タイプの可能性があると診断されました。
1回目、2回目の血液検査
蛋白分画、炎症マーカー、抗体検査結果
PCR陽性結果
立ちはだかる壁
ここで「MUTIAN」の価格が問題になります。
空ちゃんの体重は3.15kg。獣医師によると2.75~3.20kgは300mgの投与が必要で、300mg=8,400円が1日に必要な薬代です。
投薬30日目より混合タイプになり、このままの量だと再発する可能性が高いと診断され500mg=14,000円の投薬を開始。
更に、63日目より体重増加の為50mg追加となり550mg=15,400円となりました。
「MUTIAN」の1カプセルの価格
200mg=5,600円
100mg=2,800円
50mg=1,400円
MUTIAN画像
また、1週目の検査でFIPの最も重要な目安となり貧血の値を示すHt(PCV)の値がかなり減少しており、長期の栄養不良状態と診断され、貧血を改善するための治療も開始しました。
3回目の血液検査
腹水でお腹パンパン、更に貧血でぐったりの空ちゃん
効果
徐々に薬の効果が表れ始めたようで、投与開始10日後くらいからご飯のおねだりをしに来たり、おもちゃで少し遊んでくれるようになってきました。
このまま治療を継続することが出来れば、空ちゃんを助けられる希望は確実にあります!
生きたい!
空ちゃんは、今必死に生きようとして頑張っています。
絶対に空ちゃんを助けたい!
そのために、今回このようなお声掛けをさせて頂きました。一人でも多くの、皆さまからのご支援をいただけますと幸いです。
空ちゃんからもお願いします。
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、空ちゃんの治療費に使わせて頂きます。
主に「MUTIAN」の購入費、動物病院での診察や検査代、その他必要となった費用等です。
治療状況やかかった費用は都度、皆さまにご報告致します。
<最短期間84日間で終了した場合>
・①300mg・・・・8,400円/日×29日(7月8日まで)=243,600円
・②500mg・・・14,000円/日×55日(7月9日以降)=770,000円
・③50mg追加分・・・1,400円/日×22日(8月11日以降)=30,800円
①,②,③合計の薬代1,044,400円
・今までと今後の検査代や通院費(今まで約800,000円ほどかかっています。)
・CAMPFIREへの手数料17%(1,500,000円の場合、255,000円)
今までの診療費明細書の一例
リターンについて
空ちゃんのためにご支援くださった皆さまには、感謝の気持ちを込めたメール、または手書きのお礼状をお送りさせて頂きます。そして、空ちゃんの心温まる写真や、心ばかりの物となりますが制作したグッズ等でお返しをさせて頂きます。
最後に
長文でしたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
空ちゃんがFIPと診断されたことをきっかけに、世界にはFIPで苦しんでいる猫が、沢山いることを知りました。現在この「MUTIAN」以外に治療法は無く、その価格から絶望されている飼い主さまも多くいらっしゃいます。
「自分で育て始めたのに他人の支援を求めるなんて。」と思われる方もいらっしゃると思います。
しかしながら、空ちゃんを助けたい一心で方法を模索していたところ、他の方がクラウドファンディングされているのを見つけ、私も勇気づけられました。
皆さまの温かいご支援により空ちゃんを救うことが出来ます!
ご協力お願いいたします!!
治療最後まで頑張ります!
<All-in方式で実施致>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
空ちゃんの飼い主として獣医師の判断のもと投与が必要と判断し、個人の責任と判断のうえで治療しています。全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。
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