はじめに・ご挨拶

私は鈴々舎馬るこ(れいれいしゃまるこ)と申します。(一社)落語協会の真打の落語家です。

2014年から2018年まで、全国の大学の落語研究会の中から学生落語のチャンピオンを決める大会「てんしき杯」で司会を務めておりました。

決勝戦で落語を披露する学生たちの緊張感。その日その場の会場の空気と一体となった爆発力。勝敗が決まると、仲間の部員が我が事のように抱き合って喜ぶ興奮と感動。そしてプロの落語家や文化人による真剣な講評。その模様を、司会の立場からずっと眺め、毎年元気をもらっていました。

このプロジェクトで実現したいこと


「てんしき杯」は2018年をもって終了いたしました。しかし、この感動が失われるのは惜しいと、今回のスタッフにもなっていただいた榊原さんの主催で、2019年8月に全国学生落語選手権「広瀬杯」という大会を静岡県の島田市で開催いたしました。

私も司会をさせていただきました。

(2019年8月全国学生落語選手権大会「広瀬杯」決勝進出者した落語研究会の学生の皆さん。掲載許可はいただいております)



そして今年は東京で開催をしようと、東京都清瀬市の「清瀬けやきホール」の方とお話しをさせていただき、2020年の8月23日、24日を使い、予選と決勝の2DAYSイベントを企画しておりました。

(清瀬けやきホール 公式HPより)



しかし、今回のコロナ禍により、開催自体が危ぶまれておりました。


緊急事態宣言が明け、人を集めてのイベントは、感染対策を万全にした上で、入場者を半数以下に制限すれば開催は可能となったため、スタッフと協議の上、規模は縮小しながら開催しようと一度は結論が出ました。


しかし、全国から県境を越えて学生を集め「密」を形成してしまい、万が一クラスターが発生してしまった場合、感染が全国に広まってしまうという危険があるため、再度協議を行いました。


そして、今回は1DAY決勝戦のみ。無観客。しかも、決勝進出者の学生には事前に落語をビデオに収録してもらい、それをホールのプロジェクターで流したものを審査員に審査してもらい、その模様を収録&配信するというイベント形式にすることといたしました。

大会の名称は、清瀬けやきホールが若手落語家を応援する「そうだ じゅげむ きこう」というイベントを主催していること、落語の基礎は「寿限無」にありとの思いから、


「第1回じゅげむ杯 全国学生落語選手権in清瀬けやきホール」


となりました。


司会は私、鈴々舎馬るこ。審査員は現在のところ、立川流真打の立川こしら師匠、上方落語協会桂三四郎師匠、落語協会柳家緑太さん、落語評論家の広瀬和生さん、東京かわら版編集長佐藤友美さんが決定しております。もう数名増える予定です。


収録&配信となると、複数台のカメラ、照明、スタッフ等が必要となります。審査員やホールスタッフへの謝礼、また、学生落語の事前収録、賞金など、様々な経費がかかります。そして今回見込める入場料収入はゼロです。


そこで、今年の学生落語のチャンピオンを決める「じゅげむ杯」の開催を実現させるため、このプロジェクトを立ち上げました。


大会概要

■名称

「第1回じゅげむ杯全国学生落語選手権in清瀬けやきホール」


■大会の目的

全国の落語研究会の部員に大会で競ってもらう場を提供することで、学生落語の目標となり、青春の思い出の1ページとなること。


■参加対象

全国の落語研究会がある学校の部員であること。現役学生であること。


■賞金

優勝 5万円

準優勝 3万円


■審査方法

予選はYouTubeの限定公開機能を使う。決勝は主催側で手配したカメラ等を使用し、事前に収録した映像をホールに流して、プロの落語家、落語に造詣の深い文化人により審査を行う。


■審査員

落語家

落語協会真打 柳家小せん

立川流真打 立川こしら

落語協会真打 古今亭文菊

上方落語協会 桂三四郎

落語協会 柳家緑太


文化人

落語評論家 広瀬和生

東京かわら版編集長 佐藤友美

他予定



■収録日

2020年8月22日11時〜14時


■配信日

2020年9月6日13時〜

YouTubeLIVEにて無料配信

資金の使い道

学生への表彰状等。

ホールスタッフ、収録スタッフへの謝礼。

審査員への謝礼。

事前撮影の費用。

リターンの制作費及び送料。

クラウドファンディングの手数料。

その他、今回のプロジェクトにかかる経費。


リターンについて

リターンの無い支援型とリターン有りのコースがお選びいただけます。

無観客でのイベントですが、少しでも形に残るようなリターンを用意させていただきました。

最後に

今回は第1回大会が無観客、ビデオ審査となってしまいますが、来年以降はお客様を入れてのイベントにしたいと思っています。

今年は皆さまのお力をお借りしたいと思います。応援の程、よろしくお願い申し上げます。

鈴々舎馬るこ


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください