▼ご挨拶

はじめまして!

「GRIGLIA cafe&grill(グリグリア カフェ&グリル)」のオーナー、向井と申します。

2017年3月2日に私の地元である清澄白河にこのカフェをオープンさせました。現在、『カフェといえば清澄白河!』のようなブームになっている中だったので、かなりのプレッシャーはありましたが、小さい頃からお世話になっているこの場所で「いつも使いできるカフェ」を目指し、グリル料理やダッチベイビーを使った美味しいスイーツを提供しています。

神田で「Luogo[ルオーゴ](東京都千代田区内神田1-14-14リマーク大手町2階)」というカフェも運営していますが、今回は「GRIGLIA cafe&grill」での取り組みをひとりでも多くの方に知っていただき、そして気軽に支援してもらえるきっかけになればと思いプロジェクトを立ち上げさせてもらいました。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私には双子のように育った2つ上の姉がいました。

この場所で一緒に育った大好きな姉だったのですが、8年前、ガンでこの世を去っています。姉をなくした喪失感でしばらく仕事も手につかず、笑ったり話をすることが困難な時期が続きました。

そんな中、姉が使っていたパソコンの整理をしていると、発展途上国の子どもたちへ支援活動をしていたこと、ガンが治ったらもっと支援活動をしようと準備していたことを知ったのです。姉の意志を引き継ぎたいと考え、姉が残していった貯金で、インドにコンピュータールームを開設しました。その後も少しずつですが、カフェで募金コーナーを作り支援を続け、私もたくさんの方から元気をもらったり、お客様とのコミュニケーションを通じ私自身も姉との別れを受け入れ、立ち直ることができたのです。

「新しくオープンするカフェでも、発展途上国の子どもたちを支援できる取り組みをしたい」

そう思っていた時、たまたまお店に遊びに来てくれた大学時代からの友人で、NPO法人 ESAアジア教育支援の会で働いている内田さんから『Happy Plate』という取り組みを教えてもらいました。

 

(左:「NPO法人 ESAアジア教育支援の会」の内田さん)

 

『Happy Plate』とは、「NPO法人 ESAアジア教育支援の会」が取り組んでいる給食プログラムのひとつで、バングラデシュの子どもたちが普段食べている給食に「ゆでたまごをひとつ」支援できる取り組みのことです。

 

 

この地域の子どもたちは、貧困の中で生活しており、家庭での食事は1日1食か2食。それも、栄養のある食事を摂ることができていないため、子どもたちの成長は遅く、日本の子どもたちより3~4歳発達が遅れている子もいます。また、空腹からせっかく学校に来ても授業に集中できなかったり、やる気が出なかったり、勉強にも身が入りません。

そこで、週2回のビスケットと週3回のキチュリという豆入りカレー粥の給食に、『Happy Plate』の支援で集まった資金を、栄養価が高いゆで卵に変え、提供していることを知りました。たまご1個20円、1日100円程度の収入の村では大変なごちそうなのです。

カフェを運営している私だからこそ、本や筆記用具での支援だけでなく、人間が生きていく上で一番大切な「食」を通じて、世界の片隅の子どもたちにも支援ができるのではないか? と思い、大学時代からの友人である内田さんにご協力をいただき、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。

現地のお母さんたちがたまごを茹でてくれます♪

 

提供される給食です。これで動物性タンパク質もしっかり摂取してもらえます。

 

▼どうして1万個のたまごが必要なの?

「NPO法人 ESAアジア教育支援の会」が支援しているのは、バングラデシュのシレット地方にある3つの学校です。それぞれの学校には約70〜80人の子どもたちが通っており、全部で250名。

たまごを1つ支援するためには、20円が必要です。

週2回の給食で配るためには、500個のたまごが必要なので、

1万個あれば半年間の継続した支援が可能であると考えたからです。

  

今回のクラウドファンディングで資金を集めることはもちろんですが、

カフェの店頭でもこのような募金箱を設置しています。

 

 

でも「募金」とか「支援」って興味のない方や抵抗がある方がまだまだいるかな・・・と思ったので、「募金してください! たまごを届けます」だけでなく、「あなたが飲んだ一杯のお茶が、たまごに変わりますよ♪」とハードルを少し低くしてみました。これはカフェだからできる取り組みだと思っています。

 

例えば・・・

おかえりの際に、お釣りを入れてもらったり、

ランチの後にお茶を飲む代わりに20円を入れてもらったり、

お冷の代わりに20円でお茶を飲んでもらったり、

お散歩の途中に、サッと20円でお茶を飲んでもらってもいいですし(笑)、

募金というよりも、気軽に飲んだそのお茶がいつのまにかたまごに変わっていたらいいなと思っています。

そのため、今回のプロジェクトのお返しの品もカフェで使っていただけるものを多く準備しています。

▼リターンについて

《500円》たまご25個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ

《1000円》たまご50個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ
 GRIGLIA cafe&grillで利用できるドリンク(アルコール以外)1杯

《2000円》たまご100個分
 『ESAオリジナルスパイス タンドリーチキン』をお返し

《3000円》たまご150個分
 ドリンクが20円引きになるタンブラー(名入れ)

《5000円》たまご250個分
 ドリンクが20円引きになるタンブラー(名入れ)
 ダッチベイビー(5種類)のなかからお好きなお味をプレゼント

《1万円》たまご500個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ
 ディナーペアお食事券(3品、グラスワイン付き)

《5万円 その1 オーナー体験しちゃいましょう♪》たまご2500個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ
 Luogo@神田の3時間カフェレンタル
 開催日:土日月
 時間:お好きな時間から3時間をご指定ください

《5万円その2 MAX8人までOK! カフェの貸切パーティしちゃいましょう♪》たまご2500個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ
 GRIGLIA cafe&grill@清澄白河の貸切パーティ券
 開催日:月火水
 時間:お好きな時間から3時間までご指定ください。
 前菜3種、メイン料理、パスタ、アイスティー付(追加ドリンクは別料金)

《5万円その3 カフェスペースで好きなことしちゃいましょう♪》たまご2500個分
 現地の子どもたちからのお礼の写真・直筆メッセージハガキ
 2店舗で利用できる5時間のレンタルスペース券
 開催日:Luogo@神田→土日月、GRIGLIA cafe&grill@清澄白河→月火水
 時間:お好きな時間から5時間をご指定ください。
 スペースのレンタルとなります。
 ワークショップの開催やおしゃべり会などにご利用いただけます。
 ドリンク等の持ち込みも可能です。 

▼資金の使い道

20円のたまごを1万個支援するためには、20万円が必要です。

システムの使用手数料などの手数料を除き、応援いただいた資金は「NPO法人 ESAアジア教育支援の会」の『Happy Plate』に使用いたします。

 

「NPO法人 ESAアジア教育支援の会」とは?

バングラデシュのシレットは紅茶の産地ですが、その茶園で働く労働者は低賃金(1日約100円)で過酷な労働を強いられています。ESAの学校はそのような地域の子どもたちの教育支援を行っているNPO法人です。 

 

▼最後に

今回、ESAさんの給食プログラム『Happy Plate』を通じ、1万個のたまごを届けられたらなによりも嬉しいですが、まずはひとりでも多くの人にこの活動を知っていただき、ひとりでも多くの子どもたちのお腹を満たしてあげることができたら嬉しく思います。

 

 

継続してこの活動を支援していきたいと思っているので、気になる方やお近くの方はぜひお店にも遊びに来てくださいね♪

 

GRIGLIA cafe&grill

住所:東京都江東区森下3-10-20-101
営業時間:11:30-21:00
電話番号:03-6659-5749
定休日:月火水
開業年:2017.3.2
交通手段:清澄白河 徒歩6分、森下・菊川 徒歩7分

http://kojincafe.com/cafes/griglia-cafegrill/

 

  • 2017/06/28 20:34

    こんばんは! 向井です。先ほど、店頭受付分123500円が加算され、なんと!達成致しました! ご協力頂いた皆様、ホントに本当にありがとうございます

  • 2017/06/09 11:05

    こんにちは!ESAの内田智子です。Happy Plate へのクラウドファンディングにご協力いただきまして、本当にありがとうございます。4月下旬からバングラデシュに行ってきました。今年のバングラは異常気象で、雨期前なのに大雨による洪水が起きたり、激しい雷雨が毎日降ったりしていました。気温は35...

  • 2017/05/19 18:20

      たくさんのご支援いただき、ホントにありがとうございます! 向井です。 今回初めてのクラウドファンディングへの参加でしたが、「カフェだからできること」を考え続け、こうして活動を開始できたこと、本当に嬉しく思います。 ご支援いただいた方にお返しとしてお送りさせていただく『現地の子どもたち...

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