▼ご挨拶と背景
MUEZプロデューサーのmu62です。
前回のクラウドファウンディングプロジェクトでは、195名のパトロンの皆様から180万円（目標の約130%）の支援をいただき、無事プロジェクトを成功させることが出来ました。
イベント等で提供するお酒も含めると、本数にして約400本をお届けすることが出来ました。
改めてご支援いただいた方、シェアなどでご協力頂いた方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました！
beta0.1を飲んだお客様から「美味しかった」という声を数多くいただきました。本当に嬉しいお言葉です。
ですが、beta0.1のクラウドファウンディングの際も書きましたが、MUEZは現状に満足せず仕込みの度に細かい改良を加える「進化し続けるお酒」です。
今回のbeta0.2では、beta0.1の課題をしっかりと振り返って、さらに理想の味に近づける改良を行います。
beta0.1を飲んでいただいた方もそうでない方も、是非改良されたbeta0.2の味をお楽しみいただければと思います。
なお、beta0.1のリリースパーティーを4/29に行う予定です。記念すべきプロトタイプbeta0.1が飲める、恐らく最後のチャンスですのでご興味ある方はぜひご参加ください。
2017.4.24
mu62（上田 睦紘）
▼beta0.1→0.2の改善点
１．強すぎた酸味の改善
beta0.1では意図せず酸味が強く出てしまいました。
飲みやすさや、後味のキレの良さに一定の酸味はある方が良いのですが、強すぎるとバランスを崩してむしろ逆効果です。
beta0.2では蔵内の設備･器具の清潔さを保つための業務プロセス改善により、酸味を適正水準にコントロールします。
２．コクの弱さの改善
昨年の気候の影響により、今年の酒米は硬く糖化しづらいという特徴があります。
米の糖化が十分でないとコクが弱く味がうすい印象のお酒になりやすく、酒造りにおいてはあまり好ましくありません。
米の出来はどうすることも出来ないですが、より糖化力の強い「麹」を作ることによってこの問題の改善を図ろうというチャレンジをbeta0.2では行います。
３．香りの華やかさの改善
日本酒の香りを決定づける最も大きな要因は「酵母」です。
酵母にも様々な種類があるのですが、beta0.2ではよりフルーティーで華やかな香りが出やすい酵母の種類に変更致します。
４．ギフトバージョンの追加
前回のクラウドファウンディングの際に、MUEZをギフト用に買いたいというお声を複数いただきました。
そのため、今回はオリジナルデザインの化粧箱、手提げ袋がセットになったギフトバージョン、"MUEZ beta0.2 for Gift"をご用意いたします。
父の日、お誕生日、御餞別などのプレゼントとして、是非他では買えない搾りたての日本酒をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
▼目指す味わい（再掲）
以下の特徴を持った、僕の理想の味わいを目指します。
・フレッシュ
搾りたて、生酒のフレッシュさ
・華やか
鼻からすっとぬける華やかでフルーティーな香り
・ジューシー
厚みのある程よい甘み
・キレの良さ
飲み重ねても疲れない、後味のキレ
パートナーの株式会社はつもみぢは、きき酒大会で山口大会7連覇（2004〜2010年）、中国大会3回優勝（2004、2007、2016年）、全国大会準優勝（2006年）を獲得した"利き酒の名人"である原田康宏さんが社長兼杜氏を務め、全国酒類コンクール純米酒部門では"特別純米 原田"が2015秋季・2016秋季と連続で1位を獲るなど、めきめきと実力をつけてきている蔵元です。
▼搾りたてが届く仕組み（再掲）
※スケジュールはイメージで実際のものとは異なります。
１．醸造設備・体制
伝統的に酒造りは、夏頃に一年分の生産計画を立て、冬〜春頃の寒い時期に一年分のお酒を一気に作り、それを一年間を通して販売していく「寒造り」と呼ばれる方式が主流です。蔵の気温が低くないと、いいお酒ができないからです。
ですが、この寒造りでは「搾りたての新酒を年中届ける」というコンセプトは実現できません。
パートナーの蔵元である株式会社はつもみぢでは、常に蔵の中の温度を低く保つことのできる冷蔵設備と人員体制を整えることにより、一年を通して常に酒造りができる体制を構築しています。
２．予約販売制
先にお酒を作ってから販売するという通常の販売形式だと、どうしても在庫としてお酒を倉庫に保管しておく期間が発生します。せっかく搾りたてのお酒を瓶詰めしても、倉庫においている間に鮮度が落ちてしまっては意味がありません。
そのため、MUEZでは定期的（１〜２ヶ月毎を予定）に予約購入を受付け、締め切り後に予約分のお酒を醸造、搾りたてを瓶詰めして直ちに蔵元よりクール便にて直送、という予約販売形式とさせていただきます。
購入からお届けまで少し時間がかかりますが、これによって確実に搾りたてのフレッシュな味わいをお届けすることが可能になるのです。
３．会員制
パートナーの蔵元は少人数で手間暇をかけてお酒を作っている非常に小規模な蔵のため、一度にお酒を大量生産することはできません。
そのため、販売はMUEZ会員（招待制）の方に限定させていただく予定です。
なお、本プロジェクトに支援してくださった方々には、リターンとしてMUEZ会員の初回メンバーとしてご招待させていただきます。
▼ブランドについて（再掲）
MUEZと書いてミューズと読みます。
ミューズ（本来の綴り：MUSE）は、クリエイティブな仕事をする男性にインスピレーションを与える魅力的な女性のことを表す言葉として使われています。
このお酒が人々のライフスタイルに新しい風を吹き込み、良いインスピレーションを与える存在になってほしいという想いを込めて名付けました。
より個性を出すために、綴りはオリジナルにしています。
ロゴは日本酒の象徴である盃の”輪郭のみ”を線で示すことによって、”本質”は大切にしながらも、あらゆる固定観念を捨て、自由な発想で日本酒を捉え直そうというMUEZの精神を表現しています。
▼パートナー
写真は1ヶ月強の間山口でお酒造りのお手伝いをさせていただいた際に、beta0.1の完成をパートナー蔵元である株式会社はつもみぢの方々にお祝いしていただいた会のものです。
少人数ですが実力があり、僕のやりたい様々なことにも柔軟に対応してもらえる、「進化し続ける日本酒」を醸していくには理想的なパートナーです。
■株式会社はつもみぢについて
文政2年創業。200年の歴史を持つ山口県周南市の老舗蔵元。
昭和20年の徳山空襲を乗り越えるも、その後日本酒販売量の低下、杜氏の高齢化などの理由により昭和60年に自社での醸造を停止。
しかし、現社長の「醸造できる免許があるのにその状態を続けていていいのか」「日本酒をその土地での文化として残して行きたい」という想いと、山口県酒造組合が主催する利き酒競技大会で2004年から7年連続優勝、全国でも準優勝とできたことがうまい酒を造れるという自信の後押しとなり、平成17BY（醸造年度）に20年ぶりに醸造を再開。
■製造部長 安達さんよりメッセージ
「beta0.1の反省を踏まえ、beta0.2ではもっと胸を張れるようなものに仕上げたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします！」
▼資金の使い道
・リターン商品の製造、配送費用
・その他活動費
▼リターンについて
以下、4種類のリターンをご用意しています。
申込コースによってリターンの個数・組み合わせが変わってまいりますので、内容をよくご確認の上お申込みください。
※本プロジェクトのリターンには全てお酒が含まれます。20歳未満の方のお酒の購入・飲酒は法律で禁止されていますので、20歳未満の方支援はご遠慮ください。
1. MUEZ beta0.2
日本酒 720ml。オリジナルデザインのコースター2枚、ステッカー2枚も付属。
2. MUEZ beta0.2 for Gift
オリジナルデザインの化粧箱に入ったギフト用のbeta0.2です。手提げ袋1枚付属
3. 酒粕
酒粕500gパック。
4. MUEZ会員加入権
会員制度（完全招待制）導入時に初回会員としてご招待。次回バージョン募集時（2017年6〜7月を予定）に会員制のサイトをオープン予定です。オープンの際に、beta0.1のパトロン、及び今回のbeta0.2のパトロンの方へ会員IDの付与をさせていただきます。
▼最後までお読み頂きありがとうございます！
MUEZのさらなるバージョンアップにご期待下さい！
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