はじめに・ご挨拶

はじめまして!!
奈良市・富雄という場所で‹焼肉 千久左›というお店を経営している夫 栄拓・百瀬 真弓と申します。

僕たちは、今回の新型コロナウイルスの影響により深刻な売上減少に直面しており、4/14からお弁当のデリバリー・テイクアウトが中心となり、お店は週末(金・土・日・祝日)のみ営業となっています。

大変苦しい状況ではありますが、僕たち家族にとって思い入れのあるこのお店を、なんとか守っていきたいと考えています。

多くの友人達に励ましの言葉をいただき、また様々な案をいただく中でこちらのプロジェクトを知り、心苦しいお願いではありますがご支援・サポートをお願いできればと思い登録をさせていただきました。

本プロジェクトを通して、お店を存続できる可能性がある成功例となり、僕たちのお店だけではなく、飲食業に携わる多くの友人たちをも守る光になれればと考えています。



僕たちのお店  ‹焼肉 千久左›とは

焼肉 千久左というお店は僕の両親が2007年に奈良市内の富雄という場所にOPENしました。富雄は僕が幼少期を過ごした地元です。そして元を辿ると僕の父方の祖母が大阪万博の頃に大阪で焼肉屋をしていて、その当時の味を受け継ぎOPENしたのがうちのお店です。

当初、お店のウリは先代からのタレの味と新鮮なホルモン。味付けのベースとホルモンの仕入れは祖母の代から引き継げましたが、飲食店の経験がない両親が正肉の仕入れ先の開拓やメニューの選定、お店の運営などすべて手探りで地道に積み上げてきました。

その中で和牛の仕入れを整え、和牛肉と手打ちの冷麺も人気商品となりました。

素人同然でスタートしたお店はトライ&エラーの繰り返しで至らない点もたくさんあったと思いますが、地元の温かいお客様にご愛顧いただき、本日まで約13年営業を続けることができました。

また、この間にアルバイトとして働いてくれた多くのスタッフたちが目一杯お店を支えてくれました。

お客様とアルバイトスタッフには感謝の気持ちしかありません。

そんな中、数年前から母がリウマチを患い、お店での接客などが辛くなりだしました。

どうしても辛い日はお店を休むこともしばしばありました。

そんな話を聞き、僕はお店を継ごうと決心しました。


僕たちがお店を継いで本日までの経緯

夫 栄拓と百瀬 真弓は夫婦です。

僕たちは2018年5月に入籍し、同年8月から焼肉 千久左で働き始めました。

ふたりともそれまでは東京のアパレル会社でPR職・企画職として働いていました。

結婚の数ヶ月前に僕が妻に焼肉 千久左の状況を伝えたところ、妻は二つ返事で一緒にお店を継ぐと言ってくれました。

それまで東京のど真ん中で仕事と人脈形成をしてきた妻にとって、縁もゆかりもないお世辞にも都会とは言えない旦那の地元に行くことは相当の覚悟だったと思います。

僕も妻もずっとアパレル業。飲食業の経験はありません。僕に至ってはそれまで自炊もほとんどしたことがなく、包丁もまともに握ったことがありませんでした。

たくさんの不安と二人でやればなんとかなるという気持ちで富雄へ引っ越し、焼肉 千久左での生活をスタートさせました。

お店に入ってからは両親の指導のもと、ひたすら肉を磨き、野菜を仕込み、炭火を段取りし、焼肉屋としての仕事に専念しました。ふたりとも手は傷だらけでした。

それでもお客様に「おいしかった」「またくるよ」と言ってもらえることが何よりも嬉しかったです。

扱ったことのない肉の部位は本、ネット、Youtubeをひたすら見て研究。肉の業者さんにもたくさん教えてもらいました。

最近は常連の方が飽きが来ないよう、様々な部位を限定メニューとして提案してきました。

少しずつですが、僕たちのできること、やりたいことがくっきりと輪郭を持ち始めました。



そんな中、今回のコロナウイルス騒動。

緊急事態宣言が出ている地域だけでなく、その影響は確実に各地方にも蔓延しています。

現在の状況では飲食店での対面接客におけるコミュニケーションにもリスクがあるのが現実です。

マスク・消毒・換気など様々な対応策は取っているものの、それでも客足の減少には歯止めがかかりません。

またお客様にとっても東日本大震災の時などとは明らかに違い、「飲食店に行って応援しよう」というようなアクションもし難い環境が続いています。

そんな中、CAMPFIREでのコロナウイルス支援プロジェクトを知ることとなり、こちらのプロジェクトを利用させてもらうことで、また違った形でアプローチができるのでは?と考えるようになりました。

お店への来店が現状は難しいけれど興味を持ってくださった方、遠方の方、全ての応援をしてくれる方に向けて発信ができたら・・・

そんな想いから本プロジェクトを立ち上げさせて頂きました。



私たちの商品・お店のこだわり

僕たちのお店には過剰な設備やホテルのようなサービスはありません。

焼肉が持つ醍醐味である「炭火と七輪からあふれる煙」「家族や仲間たちと過ごす楽しい時間」を大切にしたいと思っています。


また、僕がこの仕事を始めて心に決めているのは、牛と生産者の方々への感謝です。

佐賀の牧場へ行ったときに見たたくさんの和牛、この一頭一頭の命をいただくということは僕なりに責任を負わないといけません。この責任とは、命をいただくからには絶対に最大限美味しく提供するということです。それが焼肉屋として絶対に忘れてはいけないことだと思っています。


「肉へのこだわり」

徹底した仕入れでこだわり抜いた最高品質の和牛。日本食肉格付協会A4等級以上の本当に美味しいお肉を醤油ベースにほのかな甘みを効かせた特製ダレで提供しています。


「ホルモンへのこだわり」

先代の頃から変わらず仕入れをしている老舗の卸業者のホルモンは昔から変わらない特製の味噌ダレで提供しています。


「タレへのこだわり」

時代とともに変化することはたくさんありますが、焼肉 千久左の中でずっと変わらずに守り続けるもの、それが先代から継承するタレです。
甘さ、辛さ、酸味のバランスが良く、味わいはコクがありながらもしつこくない珠玉のタレとして完成しています。オープンから変わらず継ぎ足ししています。


リターンのご紹介

1,000円のご支援 → 焼肉のタレをプレゼント

5,000円のご支援 → 5,500円分のお食事券 or 黒毛和牛焼肉セット500gをご提供

10,000円のご支援 → 12,000円分のお食事券 or 黒毛和牛焼肉セット1kgをご提供

50,000円のご支援 → 60,000円分のお食事券 or 黒毛和牛焼肉セット6kgをご提供

100,000円のご支援 → 食べ放題券2枚をご提供

※食べ放題券は一回につき、8名様までOKです!



資金の使い道・スケジュール

ご支援頂いた資金は休業・時短営業の中での当面のお店の運転資金として利用させていただきます。

また継続的に店舗を維持ができるように、実店舗での営業だけではなく、今回ご提供させて頂く焼肉セットのような外販の足がかり(販促物の制作ならびに告知)を作っていくことができればと考えております。

心苦しいお願いではありますがもしご支援いただける際は上乗せサポートもして頂けましたら大変ありがたいです。


最後に


僕たち家族・ご愛顧いただいているお客様・これまで必死に頑張ってくれたアルバイトのみんなで築き上げた焼肉 千久左をこれからも続けられるように、どうかお力を貸してください。

自分たちの街、奈良市でも僕たちに限らずそれぞれの飲食店がとても大変な状況にあります。

僕たちのお店がある富雄もここ数年でとてもたくさんの飲食店ができ、地方の小さい1エリアながら少しずつ盛り上がりを見せてきたところでした。

この街から元気な飲食店の姿がなくなってしまわないように。

街の飲食店がこの状況下でも売り上げを立てて、生き残れる可能性があることをこのプロジェクトを通して証明させて欲しいです。


焼肉 千久左

奈良県奈良市富雄元町4-1-23 富雄美術ビル2階

TEL:0742-41-2956

ホームページ:https://29chigusa.com/


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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