はじめに・ご挨拶

佐渡ファンの渋谷です。今まではマスメディアや首都圏の方を向いてばかりいましたが、モニターツアーを機に佐渡で過ごす時間が好きになって合間を見つけては佐渡に渡っています。「こんな魅了的な島を皆様に紹介しないのはもったいない!」ということで使命感とともに今回のプロジェクトを考えました。


このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトの目的は、宝の島"佐渡"の経由地である新潟市などから佐渡の魅力と「すべきこと103」を発信し「佐渡新潟」に外から人を呼び込み歓迎体制を醸成することです。

目標は2021年(10月)までに出版(1000冊〜)

 佐渡・新潟で集めた情報で構成する「佐渡ですべき103のこと」を企画し出版することで、佐渡で余暇を過ごす場所、遊びに行く場所としてプロモーションします。最も近い海外(船旅)、身近なリゾート地として佐渡島を活かしプラスの口コミを起こしていきます。
 すでに佐渡島に関するガイドブックやマップは公的機関などから出版され雑誌の特集にもなり従来からの観光地や老舗店舗や宿泊施設から新規オープンのカフェやゲストハウスなど幅広く網羅してあり便利に使うことができます。
 その中であえて「佐渡ですべき103のこと」を企画し出版する意義は、島民でない最寄りの我々新潟人が気軽に島を訪れる側の立場や視点で、自分達の実体験を通してつくることにあります。また行きたい!今週末にちょっと行ってこよう!美味しいものを食べに行こう!次の連休に渡航を計画してみよう等…を盛り込んで、オリジナリティに溢れた、満足度の高い使える一冊を企画させていただきたいと思います。


プロジェクトを立ち上げた背景

 「地域の宝物は足元にある!?」は、まちづくり講義や研修で学ぶフレーズです。私達が暮らす新潟の宝物はどこにあるのでしょうか?日本一の長さを誇る信濃川と萬代橋、豊富な農作物、それらを支える産業技術、独自の食文化と市民活動に積極的な市民、確かにそれらは存在します。しかし、存在しているのに十分に活かされていない資源は他にないだろうか・・・。ふとある時、それは佐渡ではないだろうか!と思いました。

 佐渡島は、新潟市から約60㎞の位置にある離島でカーフェリーでは2.5時間、ジェットフォイルでは約1時間で行くことのできる自然豊かな美しい島です。金銀山などの歴史的遺産が豊富で世界遺産登録の国内推薦に向けて力を入れています。最盛期には年間100万人の来島者数を迎え入れていた時期もありましたが、近年の来島者数はピーク半数の50万人、人口も減少傾向にありピークの12万人から減少し続けて約5万人となっています。


(佐渡島には素晴らしい景色がいっぱい)

 

 佐渡島は、近年はUIターン受け入れや起業等も活発で元気な印象を放っています。しかし、実際は最寄りの新潟市からの目的地として選ぶ人は増えていません。佐渡には素晴らしい観光資源があるにもかかわらず、新潟市は行政区の違う佐渡市への観光客を同じように歓迎し、共有する動きを見せようとはしないのです。しかし民間においては、近年新潟市で佐渡関係のイベントが開催されるなど、相互交流の基礎ができつつあるように思われます。さらに、個人レベルでは頻繁に交流会が行われるなど、佐渡市民と新潟市民の交流は深まってきています。

 そんな交流や実際の島での経験から私は佐渡島にすっかり魅了され、2017年に佐渡ファンクラブを立ち上げました。そして佐渡市在住のゲストを呼び寄せ、トークイベントを十数回にわたり開催しました。また、その流れで佐渡島現地を見る目的で渡航回数も増加しました。佐渡に注目する団体や活動の影響が及び、メディアに佐渡が取り上げられるケースも増え、いつの間にか周囲の会話で佐渡が話題に出てくることが多くなっている感じがしてきました。しかし多くの人が口にするフレーズは「修学旅行で行ったきり」や「行ってみたい」など興味を示しつつも「実際に佐渡へ行こう。」と行動に移すまでにはあと一歩というところです。それは、渡航方法は知っていても、現地での具体的な時間の過ごし方、他とは違うどんな魅力があるのか、そういった情報が十分ではないことが原因ではないかと思うようになりました。


 (佐渡島には美味しいものがいっぱい)

 

 トークイベントなどで情報を得ることで、佐渡に興味を持つ人が増えるようになると、実際に現地での過ごし方の相談を受け、アテンドを頼まれることもありました。それにより私の佐渡への渡航回数も増えました。島では地元の人々に話を聞いて、おすすめのスポットや食堂に足をはこびました。その体験により、具体的な時間の使い方や移動の仕方、また現地で教わった情報を、これから佐渡に行ってみようとする人に提供したことのおかげか、身の回りでは佐渡に行く人々が増えてきました。それだけではなく、トークイベントやミーティングの中では、すっかり佐渡のとりこになり、新しく収集した佐渡の情報をアウトプットする人が増えてきました。

 そして、それぞれが実際に足を運んで体験した佐渡の情報を結集して、発信することを考え付きました。新潟の身近な人々の交流により生まれた、佐渡の生きた情報を一つの本にしようと。

それが『佐渡ですべき103のこと』です。


これまでの活動

・佐渡ファンクラブ活動「佐渡トーク」13回
・佐渡を愛する会主催「佐渡一番寒鰤を食べる会」(協力)

 イベント参加者の声は、「佐渡ファンクラブ主催のイベント(”さどトーク”等)は次いつありますか?」「また開催してください!」など佐渡(ファンクラブ)を気にかけていただき問い合わせもいただいています。新潟市には佐渡出身者や佐渡関係者の方も多くいるので、帰省や御墓参り等、海を渡る前に佐渡の情報を共有できる場や交流の機会があることに価値を感じていると思われます。


資金の使い道・実施スケジュール

・取材費
・デザイン代
・印刷製本代
・リターン材料代
・クラウドファンディング手数料

実施スケジュール (計画)

2020年2月 キックオフミーティングとクラウドファンディング準備 
2020年3,4,5月 クラウドファンディング募集
2020年5月〜 企画、取材、制作
2020年9月〜 デザイン、校正
2021年10月 初版出版
2022年 英語版出版、ウェブサイト開設

初版の作り方について(”佐渡でやりたい103のこと”)

 佐渡ファンクラブ活動で、最寄りの新潟市(島外)から気軽に訪れた経験をもとにミーティングと選抜作業を行い、大好きな佐渡島を独自の視点と切り口で見ていただき気軽に島を訪れていただきたいと思います。
 また、出版その後には、英語版の出版、ウェブサイト(日本語、英語)の開設を行い、世界からより一層アクセスしやすい環境や情報を整えて参ります。よろしくお願いいたします!
 世界遺産登録を願うばかりですが万一登録されなかったとしても、世界や県外から訪れる人に対し新潟での歓迎機運を高めて、佐渡島と新潟の魅力を世界や全国の方から堪能していただきたいと思っています。

リターンのご紹介

3000円 書籍 1冊、オリジナルポストカード
5000円 書籍 1冊、オリジナルバッグ、ポストカード
1万円   書籍 2冊、オリジナルバッグ、似顔絵データ、ポストカード
1万円   書籍 4冊、ポストカード
3万円   書籍15冊、ポストカード
5万円   書籍 3冊、オリジナルバッグ、似顔絵フレーム、ポストカード、アート作品
5万円   書籍25冊、ポストカード

※トートバッグサイズ:タテ370、ヨコ360、マチ110(取っ手除く)単位:mm
※似顔絵データ(フレーム):写真を提供していただき似顔絵を作成し、似顔絵データはメールで、フレームは郵送でお送りします。
※アート作品は複数から選んでいただき郵送いたします。
※グッズと書籍は郵送いたします。

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後に

佐渡・新潟ワンチームで魅力を共有・発信し、遊びに来て楽しい時間を過ごしていただきましょう。


応援コメント

「いつも佐渡の応援ありがとうございます。頑張ってください」佐渡棚田爺(佐渡島民)
「私でもできることは協力、応援させていただきます」佐渡ファン(新潟市)
「佐渡を盛り上げてください!」居酒屋店主(佐渡出身)

  • 2021/10/01 15:04

    つい先日『佐渡島でしたい103のこと』が1冊の本になりました!入稿してから印刷製本で2週間程かかるのでその間「ちゃんと本になるのか?」ドキドキしながら返礼品を作りながら待っていた分、本当に本になって来てびっくりしました。そして支援者の皆様にリターン(返礼品)を作って梱包して、いよいよ発送です!...

  • 2021/08/31 07:07

    残暑お見舞い申し上げます。ここ最近の夏は非常に暑くなりましたがようやく秋の気配を感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。佐渡関係案内所は、この出版プロジェクトの最終段階に入り、入構前の仕上げ作業の毎日です。写真のように今まで作ってきた原稿が山のようになって来ました。最初から完全原稿を作って計...

  • 2021/06/12 11:54

    プロジェクト始動から1年が経過しました。環境面や精神面で色々と変動はありましたが、おかげさまで一歩一歩前に進みまして、ようやくマップに着手いたしました。103の記事とマップを見ていただければ興味はあるけど…、行って見たいけど…と言う方にも優しくわかりやすい紙面になるよう頑張って参ります。集約し...

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