ヒト・モノ・コトを紡ぐ種子島DNA

はじめまして、種子島大学を運営している小早と申します。

「学」の字を持っているのが私です!

種子島大学では、地域の人達と共に島の自然や文化、食など様々な地域資源を再発見する取り組みを行っています。

前回のクラウドファンディングでは大変お世話になりました。

これまでに17講座を開催してまいりました。そのひとつがお茶講座だったわけですが、種子島の一番茶が全国のお茶の価格の基準値になっていることや、近代的な農法を鹿児島に根付かせたのが種子島だと知り驚きました。そこで、この素晴らしいお茶をつかった商品開発ができないか?種子島大学のネットワークを使って考えた農家さん応援プロジェクトはじまります!

種子島大学2019年度入学式

お茶講座の様子美味しいお茶の入れ方

今回の主人公 松下さんによるお茶講座

わたしたちが、活動の中で大切にしている理念は、〝ヒト・モノ・コトをつなぐ種子島DNA〟に集約されています。

いま、日本の文化の中に定着している多くのものが、種子島発祥あるいは種子島を経由してこの国にひろがったことをご存知ですか。例えば戦国時代の勢力図を激変させた鉄砲、あるいは近世の飢饉から人々を守ったサツマイモ、ザビエルが携えて上陸したキリストの教え、サトウキビ国内生産の第一歩も種子島でした。

その背景には黒潮という海の高速ハイウェイがあったことも見逃せませんが、種子島の人々があらゆるものを受け入れる多様性にこそあると考えています。

種子島は多様な種子が集まり、 共創することで発展してきた島。 多様な種子が交じり合うことで、共創していく姿こそが 〝種子島DNA〟

わたしたちはいまこそ、種子島DNAを世界に発信したいと考えています。


種子島の未来に新しい種子(タネ)を撒く!
移住の歴史から紡ぐ、種子島新茶クラフトビール

種子島がお茶の産地だというと驚く人も多いと思いますが、種子島はれっきとしたお茶の産地なのです。それは大手飲料メーカーのペットボトルのお茶に姿を変え、日本中に届けられています。

種子島のお茶畑

そのはじまりは111年前に静岡から種子島に移住した茶農家の奮闘努力によるものです。それ以前に種子島に赴任していた静岡出身の役人が、この島はお茶の栽培に向いていると見抜き、そして故郷の茶農家に種子島の開拓をすすめました。

最初の移住者、松下助七さんは単身で島を訪れ適地を探し回りました。そこには島の人々の容認と協力があったことは言うまでもありません。深い山の中で道に迷った夜、狭い住居の一部を快く貸してくれた上、寝具がないからと遠くの家まで借りに行ってくれたこともあったそうです。そうして古田番屋峰の地にたどり着き文字通り根を下ろしました。

111年前に静岡から種子島に移住した助七さんとその家族

種子島のお茶の歴史は、種子島DNAによって耕された風土と迎え入れのこころに支えられてはじまったのです。

助七さんが書いた当時の手記が残っている

わたしたちは、そのお茶に種子島DNAの現在と未来の種子島の姿を再発見し、種子島の未来に新しい種子を蒔きたい。クラウドファンディングで私たちの仲間になってもらえませんか。
種子島農家さん応援プロジェクトに参加してください!

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ラベルデザイン人気投票 実施中!
ラベルデザインが3つあります。人気投票でデザインを決めたいと思います。
リターン・お礼の品を選択する際に、お気に入りのラベルデザインをお選びください。
どのデザインが選ばれるか楽しみです!


4代目 松下栄市さんの種子島DNA

松下助七から数えて4代目、松下栄市さんは日々お茶の栽培に汗を流しながら、種子島DNAを受け継いで茶農家と種子島の未来を見据えています。

「種子島のお茶はいまでこそ日本一早い新茶として知られてきたけど、味の方はあまり認められていない」

栄市さんは少々不満気。それもそのはず2013年には「かごしまうまい茶グランプリ2013」知覧茶などの有名ブランドと競いグランプリを受賞しています。

「もうひとつ前に行きたいんだけど行けない。味には絶対的な自信を持っている。だけど知名度不足なんだ」

確かに知覧茶は知っているが、種子島茶は知らないという人は多い。栄市さんは独自の模索をすることに決め、ほとんどが荒茶での出荷だったが、「松寿園」と言うブランドを立ち上げ小売に打って出ます。

「確かに荒茶を大量に生産して相場の値段で出荷するのが楽に決まってる。だけどそれでは相場に左右され、買い手に左右され、産地として一層の発展が望めるかと言うと、否定的にしか思えない。だから私は自らのブランドで攻めに転じることで、産地全体の知名度を上げたいと思いました」

産地の発展がなければ、自らの繁栄もないということです。

栄市さんは種子島DNAを受け継ぎ、さらにセルフプロデュースという新しい扉を開きます。

栄市さんのお茶をつくる毎日は、新しい種子島をつくる毎日。

わたしたちはこの松寿園と栄市さんの新しい取り組みを全力で支えたい。そうして種子島の未来への扉を開きたい。


日本一早い新茶で贅沢なクラフトビールを

松寿園の新茶「松寿」は、種子島にしかない希少種です。

極早生品種と呼ばれ、お茶の摘採が他産地に先駆けてもっとも早く3月中旬にははじまります。注いだ時は黄金色で、ほのかに香るミルクともバニラとも感じられる風味と、他の品種にはない独特の甘味が特徴です。

わたしたちはこれをビールにしたらどうかなと考えました。ほのかに甘く、そうしてシャキッとした苦味が際立つ。そんなビールができるのではないかと!

ビールの常識も、お茶の常識も、種子島の常識も、打ち破ることができるのではないかと!


種子島の種子が新旧まじわり新しい種子が生まれる

111年の歴史を持つ松寿園さんと、2017年に誕生した種子島ブルワリーからはなさんがタッグを組んで、新茶を使ったプレミアムなクラフトビールをつくります!

種子島ブルワリーからはなの伊藤さんは、2000年に種子島へ移住。ビールづくりを通して地域に貢献したいと奮闘中!地域の果物などを使った種子島ならではのクラフトビールが人気です。


種子島大学が紡ぐヒト・モノ・コト

最後まで文章を読んでいただいてありがとうございました。わたしたちは種子島大学を通して、地域住民や種子島を愛する人達と共に島のヒト・モノ・コトを紡ぎ、島の未来をカタチづくる新しい種子を撒いていきます。

プロジェクトを成功させるためには、もっと多くの力がほしい、一緒に種子を撒いて、一緒に咲かせ、一緒に実らせる力がほしい。

あなたも是非、わたしたちと一緒に種子島DNAを紡ぎませんか。
松下さんの種子と伊藤さんの種子を紡いで、新しい希望の種子をつくりましょう!
わたしたちはあなたの参加、あなたの力を必要としています。

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種子島でしか栽培されていない
新茶をつかったクラフトビールセット

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ラベルデザイン人気投票 実施中!

ラベルデザインが3つあります。人気投票でデザインを決めたいと思います。
リターン・お礼の品を選択する際に、お気に入りのラベルデザインをお選びください。
どのデザインが選ばれるか楽しみです!

※品目:ビール
※代金にクール便送料が含まれています
※こちらはお酒です。20歳未満の方は購入することはできません

資金の使い道・スケジュール

種子島茶クラフトビール「松寿」の商品開発

4月上旬 茶葉の収穫開始
5月上旬 ビール製造開始
5月下旬 発送開始

お問い合わせ先
種子島大学実行委員会
鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2494-1
(合同会社マイマイ企画内)
TEL 0997-26-6513
E-mail staff@tanegashima.main.jp

<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2020/05/11 10:38

    毎年、5月第2土曜日は緑茶ヌーヴォー「松寿」解禁日!今年はプレイベント企画としてZoomを使った「初出し!種子島産一番茶クラフトビールをお家で楽しむキャンペーン」 を5月の第2土曜日に行いました!種子島から遠く離れた皆様と乾杯できるなんて素敵な時代です。ビールの評判は上々!キャンペーン参加者か...

  • 2020/05/04 11:42

    ビールのビン詰めがはじまりました!1本1本手作業で行われています。商品到着まで今しばらくお待ちください!--------------------------------------2020年収穫初摘み緑茶ヌーヴォー種子島クラフトビール「松寿」限定300本解禁日:5月9日(土)

  • 2020/04/24 17:19

    2020年産の初摘み「松寿」が入荷しました!免疫力を高める効果で見直されている緑茶!緑茶にしか含まれていないエピガロカテキンガレートの抗ウイルス効果が注目されています。このような効果に期待したいところですが、やはり新茶の香りを純粋に楽しんで、ほっとリラックスできるひとときを楽しむのが一番の免疫...

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