ーはじめに


日本では年間91,939頭の犬猫が引取され、38,44頭の殺処分がされています(環境省自然観光局よりデータ引用)

無責任で身勝手な飼い主や業者が見捨て、保健所や管理センターに収容されてしまうのです。


私が住んでいる岡山県では、年間保護収容数が471頭、処分数が24頭(平成30年度岡山県動物愛護センターの統計引用)もの犬猫が発生しています。


保護収容数、殺処分数は各自治体の対策・保護団体や個人保護主の皆様のお陰で減少していますが、まだ0にはなっていないのが現状です。


このプロジェクトを通じて、少しでもペットを飼う覚悟と責任を再確認してもらい、最終的には犬猫の殺処分0を目指したいと思っています。


ー課題と向き合うきっかけや経緯

今まで3匹の犬と生活をしていましたが、2016年にブリーダー廃業に伴う飼育放棄のボルゾイの保護犬を引き取ったことをキッカケに、無責任な飼い主や行き場のない犬猫がいることを知りました。


そこで自分のできる範囲でそのような境遇にいる犬猫を助けたいと思いました。


ーこのプロジェクトで実現したいこと

今までは保護団体のボランティアの一員として預かりボランティアをしておりましたが、この度個人経由で犬を保護した為、その子の第2の犬生をつなぐ為、このプロジェクトを立ち上げました。


ここからは、個人経由で保護した犬について説明させていただきます。


令和2年2月に保護しました。

チワワ9歳の男の子「ダイ」です。


普段私は、在宅療養をしている患者さんの家に行き看護を提供する、訪問看護師をしています。

個人的に犬が好きで、保護犬を家族として迎え入れたり、時々ボランティアとして預かりボランティアをしたりしています。


ーダイちゃんの保護の経緯


急激な状態悪化に伴い、毎日の訪問看護が必要となった、「寝たきり状態の夫・介護している妻」の家に訪問する事になった事がキッカケです。


元々、ペット不可の賃貸アパート(大家さんとは暗黙の了解)

↑この時点で犬を飼う事自体アウトだと思いますが。


に住んでいて、ご主人の医療需要が高くなり、毎日人の出入りがあるようになり、

他人が入るとダイちゃんが、かなりの勢いで鳴いてしまう為、隣人の方とトラブルになりました。


奥様も、訪問看護の提供時間に合わせ、散歩に連れ出すなど対応はされていましたが、再々に渡り大家さんから、退去又はイヌの処分を申し出られ、娘や知り合いに飼ってもらえないかあたってみたが、誰もダメだったようです。

経済的に引越しも困難、もう保健所に連れて行くという話を耳にし、

いてもたってもいられず、元飼い主さんの同意を得て2/2に連れて帰ってきたという経緯です。


保護した時のダイちゃんは、


・未去勢

・両臀部に会陰ヘルニア(特に右側が大きい)

・予防接種類の未接種

・フィラリア予防薬の未投与


という状態。


元飼い主さんは、けっして悪い人な訳ではありません、飼い主さんなりにダイちゃんを可愛がっていたのでしょう。

もしかしたら、飼育当初とは違う経済的な問題もあるのかもしれません。


ですが最低限の必要な医療を受けさせられる経済的余裕がない、可愛いだけでは命は預かれない、はっきり言って今の現状では犬と暮せる状態では無いと感じました。


だからといって、ダイちゃんには罪はありません。

ダイちゃんは、少し臆病な面もありますが、慣れると鳴き続ける事もなく、フレンドリーな可愛いわんこです。


ダイちゃんの第二の犬生が穏やかに幸せに過ごせるように願いを込め

このプロジェクトを立ち上げました。 


ー具体的な活動の内容

今回保護したダイちゃんの手術・術後の里親探しを通じて、ペットを家に迎える以上、責任や覚悟を持って家族の一員として扱うのが当たり前の世の中にしたいと思います。


人は体調が悪ければ病院に行けます。


予防的な予防接種も当たり前に行います。


しかし、人と同じようにペットに対してそれが出来ていない人がいます。


『可愛い』や『飾り』『ステータス』だけで側に置いている人もいます。


命の重み、責任を全てのペットを飼育する方・これから飼育する方に再認識してもらいたいです。



ー応援メッセージ

妻がもともと犬好きなのは知っていましたし、僕自身も犬が大好きなので犬を家族として扱うのが当たり前の生活をしていました。


しかし、妻が始めた保護活動をキッカケに、世の中には「犬を飼う」という行為を一種のアクセサリーのように感じ、無責任な方が多いことに驚きました。


今回個人的に保護した「ダイちゃん」はとても可愛く、人懐っこい子です。


ぜひともこの活動をキッカケに、「ダイちゃん」の第2の犬生を、そしてこのような活動に興味を持ってくれる人、助けたいと思ってくれる人が増えることを願っています。


ー資金の使い道


資金の使い道は医療費、手術代・術後治療費に使わせていただきます。

★手術費用の詳細について★

①両会陰ヘルニア手術

②去勢手術

③術後の治療費、予防接種費用

④リターン品の材料費

⑤クラウドファンディング手数料


血便も見られる為2/5メディカルチェックを受けてきました。


・心雑音がありますが、経過観察で大丈夫な程度でしょう

・会陰部ヘルニアは、左右あるが、これは去勢をしてない為のホルモンの関係で筋肉が薄くなり、穴が空いている状態。ダイちゃんの場合、左にも腸が出ているが、特に右側に腸と陰茎の根元がが入り込んでいる為、右側が大きい。未去勢の吠える子に多い疾患です。

・今の段階では緊急手術まではいきませんが、右側に前立腺が入り込んでいる事と穴が大きい事を考えると、早めの手術をした方がいいでしょう。この子の場合は穴が大きい為、内臓の固定も必要

・放置する事で、脱出した臓器のうっ血のリスク、膀胱が引きずり込まれた際に尿が出ずに死に至るリスクが考えられる。

・排便が中々出ずらい、排尿がしずらそうであれば、さらに緊急性が出てくる

・会陰ヘルニアが原因で血便が出ていると思われる、手術をしなければ、血便は繰り返すでしょう

との説明をされました。


ダイちゃんのお尻の写真

実施スケジュール


ープロジェクト自体の実施スケジュール


2月8日:クラウドファンディング申請

3月6日:ダイちゃん手術日

3月9日:ダイちゃん退院予定

3月21日:クラウドファンディング締め切り

4月中旬:リターン品順次発送予定



<All-or-Nothing方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。



ー最後に


私も出来る限り、ダイちゃんの犬生を繋げるように資金負担をするつもりではありますが、個人保護の為、全額となると難しい部分があります。

自分で保護したんだから、どうにか自分自身でやれよって思われる方もおられると思います。

保護団体さんやほかの保護主さん、たくさんの時間を犬猫にさいておられるかたのサポートの方が有意義だと思われる方も沢山いると思います。


ですが、もしダイちゃんの第二の犬生をサポートしてあげたいと、共感してくださる方、ご協力していただけたらありがたいです。よろしくお願いします。



術後、状態が落ち着いた時点でダイちゃんの里親さんを探す予定です。

私が飼ってあげられたらいいのですが、お留守番のない家庭がダイちゃんには最良と思っております。

これについては、詳しく別に記載し理由を説明していこうと思っています。


ひとりでも多くの方のご支援を必要としております。どうか力をお貸しください。

☆当サイトにてのご支援方法がわからない方、サイトへの新規登録がうまくいかない方は下記アドレスまでご連絡ください


serendipity.ae.m@gmail.com

  • 2021/01/30 20:05

    ご無沙汰しております!ダイちゃん、元気にすごしている様で里親様より時々様子がメールで届いています。最終報告としてブログの方をUPしておりますので、お時間がある際にでもご確認いただければと思います。http://chihuahuadaichan.livedoor.blog/archives/85...

  • 2020/03/22 10:02

    ご支援者の皆様この度は、ダイちゃんの為にありがとうございました。昨日クラウドファンデング無事終了しました。抜糸が済んで、ロンパース着てみました♬ちょっと大きかった(笑でもって、朝晩暖かくなってきたので、この生地はもう出番は少ないかな。。。最近のダイちゃんの様子、UPしています。http://c...

  • 2020/03/09 21:23

    無事に本日退院しました下半身ツルツル君になってますが尻尾の先はセンスがキラリ♫ライオンさんカットになっていますロンパース作りましたが糸が引っかかりそうなので抜糸後から活躍するかな?ブログも更新しております傷口の写真もありますのでご注意くださいhttp://chihuahuadaichan.li...

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