【御礼】
皆様からのたくさんのご支援を頂きまして。目標金額の60万円を達成することができました。
本当にありがとうございました!
現在は100万円を目指して資金調達をさせて頂いております。
日を追うごとに増える感染者数の報道を受けて、当初予定していた感染予防対策よりも一層力を入れての公演実施を目指しております。
皆様から頂いたご支援はこういった感染予防対策にかかる経費と世界の果てまで芸術を届ける活動費用とさせて頂きたいと思っております。
今後の舞台芸術はこのような、対策を講じての実施が必須となると思います。もうコロナ以前の世界には戻れない訳で、芸術の灯を消さない為には、今まで以上の創意工夫と覚悟を持った運営が必要だと思っています。
僕はこの現実と向き合い、深い傷を負う覚悟を持って前に進みたいと思います。闘うとはそういうことだと思います。
【芸術】は人の心を豊かにします。明日へのエネルギーを与えます。
また、
【本気で進む姿】は
見る者に勇気を与えることができる
と思っています。
公演までの3日間
まだまだ頑張らせて頂きます!
どうぞよろしくお願いいたします。
----以下本文----
はじめまして
みなとシティバレエ団 真夏のくるみ割り人形の主催をしております、岡脇柚太加と申します。
たくさんの人にバレエの面白さを伝えたい
という思いで今回のバレエ公演を主催いたしました。
とき:2020年8月9日(日)
ところ:なかのZERO(大ホール)
開場:16:15
開演:17:00
チケット:3,000円(全席自由席)
※当日券 3,500円
僕は、バレエの舞台は究極の非日常の空間だと思っています。見る人も参加する人も舞台の持つ魅力に魅了されると思っています。
リハーサルは去年の10月頃から始め、振付も順調に進んでいました。2020年を迎え年が明けると同時にリハーサルにも熱が入り、さあ、今から踊り込んで磨いていこうとしていた矢先、大きな壁が僕たちの前に立ちはだかります。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令
バレエスクールは休業
バレエ団は興業を中止し、レッスンはリモートへ切替え
リモートレッスンはできても、リモートでリハーサルをすることは不可能に近い状況でした。
僕は経営者として決断を迫られます。
8月の公演はどうするのか?
4月の時点ですでにバレエ団として開催が決定していた公演を2つ自粛要請に従い中止にしていました。国内のツアー公演、海外ツアー公演も5月までの興業は全て中止に追い込まれました。
各公演の開催の可否に関しては社内外から様々な意見を受けました。身が引き裂かれる思いでした。
僕が個人で受注している舞台も全て中止、延期になりました。
あの瞬間は全世界のパフォーミングアーツがストップしていたと思います。
同業者からも先が見えない、なす術が無いという悲痛な相談を受けていました。生々しい話をすれば日に日に減っていくキャッシュとの戦いで資金繰りに奔走する毎日。稽古場の賃料、スタッフへの給料の保証。経験した人なら分かると思いますが、本当に毎日が戦争でした。
6月には配信を用いた無観客公演を実施し、芸術は不要不急ではないことを世の中に訴えかけてきました。
経済活動が完全にストップしている中
「どうするのが最適解なのか?」
先の見えない中、毎晩そんなことを考えながら泥の様に眠りにつく毎日です。
そんな中、公演の実施を決断しました。懸命にオンラインレッスンに通ってくれる生徒、僕を信じてついてきてくれているバレエ団員の顔を思い浮かべた時、この公演を行うことを決断しました。
結果的に緊急事態宣言が解除され現在に至りますが、まだ油断できない状況が続いています。
本来的に今回借りている中野ゼロは座席数約1,200席それを今回は感染予防対策として半分の約600席にすることになりました。
ただでさえチケット代は原価にしかならないと言われている舞台芸術ですが、今回はさらに三密を避ける為に座席使用制限がホール側から設けられています。通常の50%、、、
とんでもなくハードモードですが、この困難に挑戦したいと思います。
このクラウドファンディングではチケット販売とは別に出演者からの動画メッセージやユニークなリターンを用意しています。
みなさま、芸術の灯を消さない為にも力をお貸しください。
何卒宜しくお願いいたします。
みなとシティバレエ団
エグゼクティブ・ディレクター
岡脇柚太加
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