映画『かさぶた』制作委員会設立までの来歴

プロのカメラマン、脚本家、照明、編集、ADが、「もっといい映画を作り、海外に発信していきたい」と集まった制作委員会です。2019年より毎月1本制作をしており、日本国内の短編映画祭にてグランプリを受賞。私達は今年度のカンヌ国際映画祭にも出展し、今後もヴェネチア映画祭やベルリン映画祭にも応募予定です。

監督:片山拓はプロのカメラマンとして様々な人物、ネイチャーなどを撮影し続けており、その長編監督第一作としての『かさぶた』は国内外映画祭に出展予定です。

映画『かさぶた』概要

監督:片山拓| 脚本:高村狐堂| 助監督:長嶺将希、高村狐堂、渡邉幸朔|音声:樋川祐輝|制作:武田恒、宮城一也| ヘアメイク:藤村夏帆| カラグレ・編集:パクスルギ

出演:イマハシミハル|サトウコウキ|池本拓真|安原寛之|村上和也|今田竜人|飯田菜々|兼田玲菜|charlie|山下桃子|中井さくら|鮎川桃果|沓沢周一郎|大塚治|森海斗|杉山宗賢|柚月りこ|相内陽向|宮城一也|織田美織|蟹江まり|ケティー彩花|桜彩|KARIN


【あらすじ】

 桜井七海は、バンドマンの彼氏・遠藤翔太と同棲している。高校時代から10年付き合っているが、翔太は現実と理想の違いを痛感するたびに夢を語らなくなった。お互いの不満をかさぶたのように隠しながら、だましだまし生きつづけている。しかしある日、七海はバイト先で事件にめぐりあい、翔太のほうも徐々に環境が変わり始めて……。

「変わらない人」と「変わっていく人」のすれ違いと、許しの物語。


片山拓監督のプロフィール

1987年生まれ。Canon photocontestネイチャー部門準大賞、NewYork Fountain art fairや米子映画事変 3分映画宴 グランプリなどの功績がある。バックパッカーとして世界中を旅する傍ら、プロのカメラマンとして日本・アメリカを中心に活動する。多くの著名人のスチールカメラマンとしても活躍しており、月刊デジタルファクトリーで連載を持つなど、多方面で活躍している。


片山拓監督のメッセージ

今作『かさぶた』は、田舎からでてきた若者たちの普遍的な葛藤を描いた、ややダークな作品です。いつの時代・どこの国であろうと、故郷をはなれて夢を追う人々の悩みはつきず、それを支えている人の辛さもあります。現在の東京での若者のリアルな苦悩や葛藤、取り巻く社会や人間関係を落とし込みたいと思いました。

今作では実在のバンド・MUSHSの全面バックアップ、喫茶店やバーやライブハウスなどからも多く支援をいただいております。今を悩んでいるひと、将来への不安や焦りを抱えた人たちの傷を覆うような、温かくも背中をおせるような作品にしたいと思います。ご支援、宜しくお願いいたします。


出演者からのメッセージ

【七海役イマハシミハル:プロフィール】

1991年7月5日生まれ。広島県出身。保育士・幼稚園教諭の資格を持つ。フリーでの活動を経た後、演劇ユニットザレ×ゴトのメンバーとして舞台を中心に活動。現在はCESエンタテインメントに所属。映画『愛唄ー約束のナクヒトー』(2019年/川村泰祐監督)、ドラマ『LINEの答え合わせ~男と女の勘違い~』(2020年/YTV関西地区・TSUTAYAプレミアム他)などに出演。映画・ドラマの他、広告・モデル等の活動もしている。」

【七海役イマハシミハル:コメント】

初めて脚本を読んだとき、私のこれまでや現状に重なるシーンが本当に多くて驚きました。七海の気持ち、そして翔太の気持ちも、共感できる部分がたくさんありました。恋をしたり、夢を追いかけたり、色々なことが重なって起こったり、孤独を感じたり……自分自身をこの脚本を通して覗いているような感覚になりました。

28歳の私にとって、周りから「その仕事続けるの?」「そろそろ考えどきじゃない?」「結婚しないの?」と言葉をかけられることがあります。壁にぶつかるようなことが続いてしまうと、世間から置いていかれている感覚になることもあります。それでも、一度きりの人生、自分は何を一番大切にしたいのかを考えて今を生きています。歳が近い七海も、似たようなモヤモヤした気持ちを抱きながらどうにか進もうとしていて、今の私にすごく沁みました。

応援してくださっている皆様、興味を持ってくださった皆様の心に、作品をしっかり届けていきたいです!


ご支援いただいた金額の使いみち

◆今作では、海外映画祭応募のためのDCP制作費、字幕代、応募料、翻訳費などがかかります。また、可能な限り100年後にのこる画質で撮影したいため、既存機材以外に、降雨機やフォグマシンなどの演出用新規機材購入も致します。

◆完成した作品をできる限りおおくの方に見ていただため、上映用の費用・宣伝費・配給費も募っております。イベント上映自体は映画祭の結論が出てからのため2021年以降になりますが、単独公開できる劇場などに積極的に売り込んでいきます。

◆目標金額をこえた場合には、キャスト、スタッフへの還元や、単独劇場公開にむけての活動資金に使わせていただきます。

【映画制作合計予算】2,000,000円
※上記のうち、まずは半分の1,300,000円(手数料ぬいて100万)を目標金額とします。

映画祭エントリー費用
・英語字幕翻訳:150,000円
・エントリー費:50,000円
・DCP変換費:250,000円 45

撮影費用
・ロケ代:500,000円
・食事:60,000円
・交通費:70,000円
・演出用機材費:300,000円 35 13 93

上映宣伝費用
・上映費:500,000円
・チラシやポスター作成:50,000円
・パンフレット作成:25,000円
・フォトブック作成:30,000円

海外映画祭に出展するだけで50万かかる現状、皆様からのご支援が頼りです。
最低でも100万はないと赤字で次作にとりかかれないため、温かいご支援、お待ちしております。
なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、必ずリターンをお届けします。

実施スケジュール

2019年
12月15日:脚本脱稿
12月25日~:ロケ地選定

2020年
1月10日~12日:主演オーディション
1月13日~18日:その他のオーディション
1月16日:台東区フィルム・コミュッション様との打ち合わせ
2月中旬:クラウドファウンディング開始
2月12日:読み合わせ
3月~4月:6日~8日ほど撮影開始&ご支援いただいた方への制作日誌などのお披露目
5月~6月:編集作業、翻訳・字幕作成
7月~:各種映画祭へエントリー



最後に

グローバル社会において、すべての創作物は多種言語に翻訳していかなければ未来がありません。その国のトラディショナルも風物を(今作で言えば浅草、風鈴、日本独自の発展をとげたロックバンドなど)いれこみながら、日本という世界観と、世界の普遍的な葛藤をくみあわせた作品を今後も作り続けていきたいと思います。

今年はすでにカンヌ短編映画祭にも出展しておりますが、監督・脚本・スタッフ全員で3カ月に1本、海外映画賞用の長編映画を制作予定です。そのためにも資金調達が最重要であり、まずは長編映画『かさぶた』へのお力添えをお願いいたします!

年後、5年後に「こいつらには俺が助けてやったんだぜ」「ほら、エンドロールに俺の名前が載ってるだろ?/パンフに私の名前が載っているでしょ?」そういえる人間になりたいと思います。ご支援、どうぞよろしくお願いいたします!


片山監督 映画『かさぶた』 荒編
※まだ編集の2割程度しか終わっておらず、今後音声や色合い修正、きちんとした編集作業を行います。あくまでサンプルとしてお楽しみください。 

片山監督 過去MV作品


MUSHS-『プールサイド』のミュージックビデオ 2019年4月10日制作

MUSHS- 『魚の骨』のミュージックビデオ 2019年4月制作

  • 2020/04/10 10:04

    桜がさき、春がきましたね!そして世界中で蔓延している新型コロナは、4月にはいって日本でもさらに猛威をふるっております。俳優部・制作部の安全と健康をまもるためにも、映画『かさぶた』で4月に予定していた撮影は、すべて一旦中止といたしました!でもコロナが落ち着いたら絶対に撮影できるので、支援者のみな...

  • 2020/04/09 22:48

    最近暗いニュースばかりですがこの映画かさぶたも暗い部分を自分なりに克服し自分の道を進んでいくお話です。かさぶたみたく負けずに頑張りましょう!と、言ったところで撮影3日目のレポートです!!まず、3日目はここ!下北沢duke capo さんにて撮らせて頂きました!!ここは元々この映画の監督、片山監...

  • 2020/04/09 22:44

    映画かさぶた撮影2日目も無事終えることができました!今回も朝の6時半現地入りととても朝早かったです。スタッフも役者も眠気と戦いながら集まりましたwまた、朝早かったことで皆さんおにぎりやサンドイッチを頬張りながら打ち合わせ、準備を進めてました。程よくエネルギーも蓄えたところで現場へ!今日一番は ...

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