こんにちは!シダジョです。

こんにちは!シダ植物が好きで、吉野町(奈良県)へ移住しました木下茉実です。桜名所の吉野山で、小さなシダ植物専門の植物園「しだのすみか」をひっそりとやっています。

シダ植物を知るために名古屋から移住して1年が経ちましたが、〈シダをもっと探究したい。もっといろんな人とシダにまみれたい〉という気持ちがますます大きくなり、探究学習スペース「しだのこLabo」をつくることにしました。


「しだのこLabo」はどんな場所?


① シダ植物のことについて調べられる資料室
生体や標本、専門的な書籍や資料が収集されていて、シダ植物の生活史など基礎的な知識を知ることができる資料室です。シダ植物専門書も集めますが、基本的な植物や生き物に関する書籍や、観察道具なども用意します。


② こもって調べられる探究スペース
ひとりぼっち万歳!フィールドワークして、こもって研究して、またフィールドワークする。しだのこLaboは、安心して探究に没頭し続けられる場所です。静かで居心地良くて、好きなものに囲まれた空間。静かな吉野山で、薪ストーブの火に温まりながら、ぐっと集中してシダ植物を調べられたら、最高!
「私はシダ植物が好きだけど、あなたは?」


③ コラボして発信していく基地
ここに集まった人たちで、ゆったりと談話したり、時間をかけて議論したりできるスペースをつくります。たわいない会話からアイディアがひらめくような空間です。手に入れた知識や情報は、使ってこそ意味がある。ほかの人のアイディアと合わさると、もっと面白くなる!「シダ × ○○」のワクワクするようなコラボ企画が生まれたら、これまた最高!


現在、「しだのこLabo」づくりは、仲間たちと不用品の処理や清掃をし終え、内装デザインを考えながら材料を集めているところです。



しだのこLaboのイメージは、

吉野山に、シダに囲まれた小屋がひとつ。
古びた木の扉を開けると、吉野杉でつくられた作業台には顕微鏡などの観察器具とごきげんなシダたち。
壁と床は吉野杉でいい香り・・・。

一面に落書きできるボードには、誰かのアイディアが書き残されている。
棚にはシダの標本たちと、図鑑がずらり。

そして、赤いアンティークレンガの敷かれた土間には、シューシューと音を立てるやかんと、
ずっしり見た目もユニークな鉄の薪ストーブ。


でも、あれ?薪ストーブ…。
   ・・・薪ストーブ…?!!
   

\ストーブに、えんとつ、煙突がない!!!!/


薪ストーブには、煙突が要るのです!当たり前のことですが。


そこで、みなさまにお願いです。
しだのこLaboの薪ストーブに、煙突をつけさせてください。

薪ストーブ以外で、改装に要する材料はほぼ揃っています。

さらに!この薪ストーブは、
しだのこLaboに共感してくださった「鉄の仕事屋」杉浦章介さん(愛知県岡崎市)から、芸術的で、今にも動き出しそうな鉄のストーブを無償でご提供いただけることになっています。


しかし、設置費用が、シダもびっくり!なほどに、高額なのです。
山の上まで搬入し、屋根に穴を開け、煙突と設置。雨漏り対策、遮熱板も必要。


必要経費は、84万円。 

しだのこLaboにとって、このストーブは無くてならないものです。
暖かさだけではなく、火の世話をすることで自然な会話や役割が生まれたり、
燃やす木のこと、さらに森のことを考えるきっかけになったりします。

何よりも、このストーブを見ていると、“ワクワク”しませんか?!
ワクワクの演出ができるモノは、とても貴重な存在だと私は思います。


◎シダ植物好きシダジョの変遷

中学生ごろから、園芸好きの母の影響で、シダ植物に興味をもち、特にぐるぐるした新芽を好きになりました。社会人になってからは、自己紹介にシダ植物が好きであると公表。そして、3回目の転職をきっかけに、食べるために働く“仕事”とは別に、好きなことでお商売をする“小商”をしようと憧れはじめました。

2018年1月 S N Sで「きのシダ日記」をスタートし、手描きのポストカードを描きはじめる。

同年夏 もっとシダ植物について知りたくなり、クラウドファンディングで「日本産シダ植物標準図鑑Ⅰ・Ⅱ」の購入プロジェクトを企画・達成!吉野町在住の支援者にリターンの手描きポストカードを手渡しに来たことが、吉野初訪問。

同年夏〜秋 吉野を起点に、シダ散策をはじめる。

同年冬 吉野町移住を決意

2019年2月 吉野町地域おこし協力隊として吉野町へ移住・引越し

同年4月 自宅敷地内にあるシダ植物に名札をつけて、シダ植物専門植物園「しだのすみか」をオープン

同年5月〜11月 シダにまみれるハイキング(シダ植物の観察)、わくわくシダまみれ!(たたき染めワークショップ)、旅するシダ胞子(出張シダ植物観察会)など、月1〜2回イベント実施

メディア掲載:「ほぼ日手帳公式ガイドブック2020」マガジンハウス2019年8月20日発売/毎日新聞奈良県版記事「見聞録」8月28日掲載/韓国テレビ局ファミリーテレビ(株)番組「H Q +」 


◎資金の使い道

※目標金額の84万円は、ストーブ運搬費・施工費用に加えて、クラウドファンディングサイトの手数料17%を含みます。


◎リターンについて

①Thanks メール

②しだのすみかオリジナルポストカード

③シダにまみれるハイキング(@しだのすみか)

④イベント参加無料券(1回分)

⑤しだのすみかオリジナルイヤリング【手編み・限定5個】

⑥出張!旅するシダ胞子(あなたの町でシダ散策!)

⑦わくわくシダまみれ!(シダ散策とたたき染めのワークショップ)

⑧しだのすみかでのんびりお茶会(日程は後日調整します◎)

⑨ぐるぐるシダみたい!餃子パーティ!お一人様ご招待◎(3月28日(土))

⑩奇想天外シダジョのキャリアをお話しします!(初めての試み)

※④、⑤、⑨の場合、開催場所によって、別途交通費をご相談させてください。


◎実施スケジュール

・1月中旬〜3月しだのこLabo改装

・2月26日(水)〜3月8日(日))【シダを語る旅 ☆ TALK CARAVAN 〜煙突ができるまで〜】

  直接、シダ愛を語利、シダでいろんな人とつながるファンディング企画。
  シダみたいに地下茎で増えるように、つながりを広げていきます!
  サポートしてくださる方を、自分の足で探し訪ねるキャラバン企画です。日本各地、協力者募集中!

・4月完成、しだのこLaboのオープン!

・5月以降、本格的始動!(定期的なイベント開催と、夏は合宿企画を検討中)


◎最後に

 奥深いシダ界ではまだまだヘッポコの私ですが、吉野に来てから、吉野町出身のシダ植物を学ぶ師匠とも出会い、徐々にシダ植物の知識をつけてきました。そこで、もっと本格的に情報を発信していきたいですし、遠く吉野山に来てくれた方々には、シダをもっと楽しんでもらえる場所をつくりたいです。
「シダって面白い!」と感じていただけるようなラボをつくりたいです。しだのすみかを自分のそばに見つけられるようになってしまうような。

シダの存在に気づくと、見える世界が変わってしまう!この楽しさをもっとたくさんの人と、共有したいです。

いっしょにシダにまみれる世界を!サポートをお願いいたします!



※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※本文中のイメージや写真は、使用許可を得て掲載しております。

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