皆様こんにちは。

はじめまして。広島県府中市の【備後ロマンプロジェクト実行委員会】です

広島県の備後国府の歴史や伝承を元にルーツを掘り起こし【未来へ受け継がれる必要な場所】を皆様と共に創り上げていくプロジェクトとして立ち上がりました

府中ロマン親善大使に就任した府中市出身のアーティスト森友嵐士(T-BOLAN)と共に府中市の新しい挑戦として『備後ロマンプロジェクト』の発足

市民が主役となり産業界が可能性を信じ挑戦できる場所を作り行政がサポートする

世界初の取り組みに三位一体となり2020年から7年間の巨大プロジェクトとして挑戦します

私たちの目的は『皆様から求められる場所』を地域の方々と共に創りあげていく事です

その上で1番大切な事は地域の方々との『対話』だと考えます

地域の方々が何を必要としていて、何を必要としていないのか?

長い時間をかけてヒアリングを行い会議を重ねていく上で 今、大切にするべきものは何か?を考え

地域の方々・産業界・行政が共に手を取り楽しく未来を描ける場所が必要だと考え

共に府中市を盛り上げていくために府中市シンボルのである 歴史的建造物『恋しき』でスタートを

切ることを決めました。

2020年4月からはじまる 

『おとぎ話と場所創り』



【場所創りの大切さ】

【恋しき】

明治5年創業の『恋しき』で

体感する備後の優雅な文化と現代の息吹

考えなければいけないと思うのは、古い建造物は壊すと二度と同じように復元できないということです
少なくても「残す工夫を考える過程」だけでもつくれないかと感じました

平成30 年3月をもって閉館することなった『恋しき』

多くの歴史を持ち、この府中市を見守り続けてきた唯一の場所。

何度も有志の方々が挑戦をしてきた場所。

その場所が閉館というカタチを迎えてしまいましたが…復活に向けて動きだしています。

今まで以上に地域の方々の想いを大切に有志の方々とチカラを合わせながら、皆さまと共に守っていきたい

『恋しき』と共に府中を築きあげた方々は高齢となり伝えていける場所も必要となってきます。

街のシンボル。地域の安心できる場所を「地域文化や歴史」をどう残していくのか?

それが私たちの大きな課題となりました。

暮らしの中で人と人とが繋がっている風景には計り知れない価値があります

歴史的シンボルが消えていくという事はそれがなくなることを意味します

歴史的モノやカタチが生きているという事は、暮らす人に安心感を与えてくれます

これは簡単には作れない地域の資源です

だからこそ

『今ある価値を地域の人で繋いでいく』

ことが大切だと思います

失う前に皆さまとチカラを合わせ、

共に守り 繋げる挑戦をします。


「地域文化や歴史」を残すためには、沢山の方々に府中市へ足を運んでいただく事

府中市の魅力や府中市の歴史に興味のある方はすでに府中市に足を運んでくださっています。

その上で、私たちが府中市を盛り上げるためにやらなければいけない事は

『府中市や歴史に興味がない人』にも足を運んでもらうことだと思いました

そこで、歴史や伝承を元におとぎ話を創り、その中に『恋しき』をストーリーに入れ

その聖地として発信していく事にしました

備後府中の歴史・伝承として残されている『七ツ池』の大蛇伝説を皮切りに

おとぎ話 第一弾『龍神からの伝言』〜龍神の目覚めと七ツの珠〜がスタートします

聖地として『結びの季(とき)』という運命の人と出会える奇跡の場所を

第一弾聖地として2020年4月11日(土)に OPENすることになりました。

府中市に残された点在している歴史・伝承を線で結びカタチとなりました

備後地区の宝の場所。ひとつに結ばれる場所として・・・

このおとぎ話が50年後の子どもたちが『誇りに思えるふるさと』となるように挑戦します

そしてこの場所が、世代を越え、場所を越え、交流を行いながら、今ある価値を世界中のみんなで繋ぎ、

新しいカタチを創り上げていく場所へと成長していくことを願っています。


このプロジェクトのプロデューサーである森友嵐士(T-BOLAN)のメッセージをご覧ください


プロデューサー森友嵐士からのメッセージ



今回、クラウドファンディングで恋しき〜結びの季(とき)の費用を募らせていただく運びとなりました

OPENにかかる費用は主に『恋しき』の改修・内装修繕費用となります

OPEN日は2020年4月11日(土)広島県府中市をエンターテイメントの力で『備後ロマン』

ロマン溢れるこの場所で盛り上げていきたいと思います

どうぞよろしくお願い申し上げます。




【結びの季(とき)】イメージ

『結びの季(とき)』は

『結びの龍神』


1300年の時空(とき)を越えて

目覚めた龍神が放った七つの珠の

ひとつ目の珠


1300年もの間 龍神の目覚めを

待ち望んでいた天女が

この場所に降り立ちました


1300年もの長い月日 天女は

多くの『結び』を見守ってきました


糸を繋げることも結び

人を繋げることも結び

時間が流れることも結び



そして 『産霊(むすび)』

『産霊(むすび)』とは本来
新しいモノを生み出す
目に見えないチカラのこと

運命の糸と糸とが巡り合うことで
新しい幸せがうまれること


先人が込めた『ココロ』や
伝統文化を守りつづけた『カタチ』

人々の叡智を詰めた目に見えない

チカラは
今も この場所に

人こそが『文化』

傷つきながらも それを気付きに変え
築き続けてきた

その叡智に今一度意識を向け
備後から発信できる
チカラとルーツを見つめよう


『文化』をもって
国の威信を高める事で

存続した高貴な場所

『備後ロマン』




【結びの季(とき)イメージ】



『恋しき』のご紹介


広島県府中市婦中町にある歴史的建造物【恋しき】は1872年(明治5年)に旅館として創業され

かつては数々の著名人らが訪れ愛されてきました

当時この場所に集っていた人たちは、どんな想いを馳せていたのか



建物は、近世宿場町の典型的切妻平入りの町家で伝統的な木造3階建ての旅館建築です
平成に入って「恋しき」は旅館としての役割を終えましたが、近世府中の社交場として 数々の文化人財界人に愛された「恋しき」は、地元の方々にとっても府中の繁栄の象徴のような存在でした

恋しきの開業〜明治時代

恋しきのある広島県府中市は大化の改新後に備後の国府が置かれた古い歴史のある街
石見銀山に通じる石州街道の要衝として江戸時代には周辺の特産品(木綿・藍・タバコ)や
山陰地方の特産品がここを経由して全国へ運ばれ、府中市は宿町としてその拠点的役割を果たしてきました

明治5年、土井利助が恋しきの原型である「旅館土生屋」を開業
その後、当時の財界人・延藤友三郎の提案により名前を「恋しき」と改名します

後に恋しきは「戀一色」の通称で親しまれていた時期もあり奥深さや色気を感じるネーミングが
人々の心を捉えていました

多くの著名人が訪れた恋しき その後恋しきは、利助の子・タケが女将となることで
発展し、大正7年には当時のお金で2万円と言う大金を投入
高僧が母屋の3階から指揮を取り庭園を整備し備後エリアのシンボルとして
その名を広く知れ渡ることとなります 当時、数多くの政治家、文化人が訪れ、
犬養毅や岸信介、福田赳夫といった歴代の総理経験者や鳩山威一朗などの
大物政治家も宿泊した記録が残っています
文化人では井伏鱒二、吉川英治、田山花袋などの作家人間国宝の狂言師・茂山千作や
備前焼の重鎮で人間国宝の金重陶陽の名前が宿泊者名簿にあります
こうして一時代を築いた恋しきは登録有形文化財基準の
「再現することが容易でないもの」に該当するとし登録文化財となり 府中市のシンボルとなりました。

平成16(2004)年に登録有形文化財となり文化財的価値が付加され

復活を願う人々にとって再生への後押しとなりました。


恋しきを訪れた人々

皇族

高松宮殿下 日本軟式野球総裁

政治家

犬飼 毅(首相) 岸 信介(首相) 福田 赳夫(首相)鳩山 威一郎(大臣)

経済人

松田 恒次 田淵 節也

文化人

吉川 英治(作家) 田山 花袋(作家) 井伏 井鱒二(作家) 山口 瞳(作家)

永 六輔(作家) 金島 桂華(画家) 茂山 千作(狂言) 土井 茂(映画監督)

金重 陶陽(陶芸家)

その他数多く方々から愛された 『恋しき』

吉川 英治さんの『新・平家物語』は恋しきの『桔梗の間』で執筆されました






資金の使い道・実施スケジュール

施設名    : 恋しき(改修工事・内装修繕)

所在地    : 〒726-0005 広島県府中市府中町178番地



オープン予定日: 令和2年4月11日


必要資金・資金用途

①結びの季(とき)改修費用300万円

②内装修繕費用(一部)500万円

=必要金額800万円

ファンディング挑戦金額 100万円




最後に

【未来へ受け継がれる大切な場所】を共に創り、遺していく。そのために、おひとりおひとりのチカラをお貸し頂ければと思います。

どうぞ、よろしくお願いします!


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