◇はじめに
当ページをご覧くださりありがとうございます!
Instagramにて活動をしているyuki(ユキ)と申します。
東京都出身の27歳。ダウン症の兄がいます。
2016年頃、いつか写真展を開催することを目標に、障がい児・者をモデルに写真撮影と公開の活動を開始。
長く活動をお休みしていたのですが、2019年末から活動を再開しました。
◇このプロジェクトで実現したいこと
都内で1週間、入場料無料の写真展『はじめまして こんにちは』を開催。より多くの人に、障がい児・者の存在と、素顔を知って欲しいです!
◇プロジェクトをやろうと思った理由
私が、写真展を開催したい、そのために活動しようと思ったのは、写真に写る障がい児・者を見てもらうことで、『伝えたいこと』『感じてほしいこと』があったからです。
伝えたいこと
『障がい者、障がい者の家族だからって、不幸なわけじゃない』
私にはダウン症の兄がいます。知的障がいがあり、働くことや、ひとりで生きていくことは難しいけれど、兄がニコニコしているととても嬉しいし、自分が辛いときは甘えさせてもらう、大切なお兄ちゃんです(小さい頃は、意地悪をしたこともありましたけどね…笑)。
私自身はそう思っていたのですが、ある人に、「お兄ちゃんが障がい者で不幸だと思ったことはないの?」と聞かれたことがありました。
その人は、私と兄のことを幼い頃から知っている人だったので、私は、"私たちのことを長年見ている人でも、家族に障がい者がいることは不幸だと思われているのか…"と、大変ショックでした。
私は、お兄ちゃんが、私のお兄ちゃんでいてくれてよかったと思っています。そして、障がいを持つお子さんや兄弟姉妹に対し、同じ感情を抱いている家族は沢山いると思うのです。もちろん、大変なことはある。けれど、不幸じゃない。こんなに楽しい瞬間もあるよと、写真を通して伝えたいと思いました。
感じてほしいこと
『障がいの向こうの、
"その人自身"』
"障がい者"と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
純粋、優しい、かわいそう、こわい、大変そう、どう接したらいいかわからない…
色々なイメージがあると思います。ですが、そのイメージの向こうに、その人自身の素顔があると、私は思っています。
初対面の人と会う時は、相手が障がい者でなくとも、少なからず緊張しますよね。
そのうち段々と仲良くなって、打ち解けていきますよね。
障がい者との関わりも変わりはないと思っていて、
はじめは、障がいばかりに目がいって、困惑するかもしれません。
けれど、関わっていくうちに、その人自身のことが分かってきて、
"障がい者"から、"〇〇さん""〇〇ちゃん/くん"に変わる瞬間があります。
すると、その人の性格や、豊かな表情が見えてきます。
素直な子だな、頑張り屋さんだな、いじわるなタイプだな、甘えん坊さんだな、とか。
笑ってるな、ちょっと疲れてるな、あ、ふざけている!とか。笑
今回の写真展では、普段障がい者との関わりがない人たちに、私の写真を見ていく過程で、障がい者からひとりの人となる瞬間を体感して欲しいのです。
◇障がい者と関わりのない人へ、より広く、より多くを目指して
健常者と障がい者と呼ばれる両者の間に壁を感じた時、私は、知ってもらえたら、関わってもらえたら、違う捉え方をしてもらえるのに…といつも考えます。
と同時に、いくら私たち家族や、自らの意思で障がい者に関わっている人がそう訴えかけても、元から興味がない人の意識をこちらに向けることは、とても難しいことだとも思うのです。
興味がない人、別世界だと思っている人、そんな世界があることすら知らない人の意識を、自然にこちらに向けてもらうにはどうしたらいいか。
考えた末、私は写真にたどり着きました。
写真には、見た人を惹きつける力、日常を特別な日のように映し出す力があると思います。その写真の力を借りて、何気なく私の写真を見た人が、「素敵な写真だな」と辿ってきてくれたなら…、そこを入り口に、色々な障がい者がいること、色々な表情をすることを、まずは知ってもらいたい。
写真を見る前と後で、障がい者が少しだけ身近な存在になり、街で見かけた時に、
「あの人も、あの写真で見たような表情をするのかな」
と思ってもらえたら、とても嬉しいです。
◇これまでの活動
Instagramにてモデルさんを募り、ご協力頂いた方のお写真を撮影、掲載しています。
公開しておりますので、宜しければこちらのリンクからご覧ください。
https://instagram.com/aty.kiyu?igshid=115jehtr4r92x
◇資金の使い道
・ギャラリーのレンタル料
・写真撮影の為の交通費
・展示品創作費
等に使用致します。
(予定より資金が集まった場合は、活動の継続費としての使用、また、今後ポストカードや写真集などを作れたらいいなと考えいるので、その為の試作費、活動費として、大切に使用させて頂きます。)
◇リターンについて
今回、あまり幅広いリターンをご用意出来ておりません。申し訳ありません。ですが、ご支援頂いた皆さまには、心を込めてメールやお礼状にてお返しをさせて頂きます。
◇実施スケジュール
2/25までクラウドファンディングを実施。
⇩
クラウドファンディングが成功し次第、展示会場を予約。制作活動、告知を進めていく。
⇩
3月末から5月の間で、都内の展示会場にて1週間写真展を開催(展示会場の空き状況により、時期がずれ込む場合もございます)。
◇最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!
活動にご賛同頂けましたら、ぜひご支援を宜しくお願いいたします。
また、本プロジェクトの資金募集はAll-or-Nothing方式となっております。
目標金額に達しなければ、写真展の開催、リターンのお届けは白紙となってしまいます。
周りの方に「こういうクラウドファンディングをやっているよ」とお知らせ頂くだけでも大変力になりますので、拡散・シェア等してくださると幸いでございます。
それでは、何卒宜しくお願いいたします!
2020年1月 ___yuki
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