はじめに・ご挨拶

美術家の長坂真護と申します。 まず今回の映画の予告編を見てください。


このプロジェクトで実現したいこと

<世界の先進国から捨てられる、家電を焼いて生活しなければならない彼らを救いたい!>

去年9月、日本の一人の絵描きが53日間ガーナのスラム街に滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、アートミュージアムを作った様子をドキュメンタリー映画としてハリウッド、エミー賞受賞監督のカーン・コンウィザー氏が製作しています。

この映画をより効果的な形で、一人でも多くの方に観ていただける状況を実現し、ガーナのスラム街にさらに変革『サステイナブル・キャピタリズム』をもたらしたい。

そして、この想いを実現すべく、本プロジェクトを通して映画を完成させたいと思っています。

監督Kern Konweser(カーン コンウィザー)氏
https://www.imdb.com/name/nm0465462/

映画をプロディースするのはカーン氏の兄に当たるKip(キップ)氏
https://www.imdb.com/name/nm0465463/mediaviewer/rm312840704


これまでの活動

僕は2009年から自分が経営していた会社が倒産し、路上の画家として生きていました。
この時沢山の人に助けられ、現在も画家として生きていけています。 
この感謝を次は困っている人たちに返して行きたい、そう考えていた時、このガーナのスラム街アグボグブロシーに出会ったのです。

2017年6月 初となるガーナ、アグボグブロシー訪問。
日本を含む、先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らの存在を知り、衝撃が受けました。

下の写真に写っている彼は、僕にこう言いました、

「1日12時間働いて5ドル、ガスマスクもなく働き続けている、マゴのガスマスクくれないか?」
燃やして発生する有害物質を多く含んだ煙を毎日吸っていることから、30代以上がほとんどいない土地。人種も違うが、彼らを助けたいと強く感じました。

「これが資本主義の真実か、大量生産されたゴミ達が行き場を無くし、

経済格差の彼らが、たった5ドルでガスマスクなしで我々の為に働いている。」

僕はとっさに、彼に自分が持ってきていた一個のガスマスクを差し出しました。

帰国後、スラムでも不必要になった電子機器ゴミを持ち帰り、それでアートを製作。
売れたそのお金でまたスラムに向かった。

2017年11月2度目の訪問

サプライズでガスマスクを250個ほど持って行きました。
彼らが癌で死んでしまうのを延命するためです。

彼らは僕のサプライズに大喜びでした、僕のアートがマスクに変わり、

僕はこの時本当にARTは彼らを救えると強く感じたのです、

僕は彼らにもっとこのスラム街をアートで良くすると約束しました、

ここから嘘のような奇跡の連続が続くのです、

アートの神様が僕に力を貸し始めたのです。

2018年3月20日に銀座で行われた個展「美術は人を救うためにある、ガーナのスラム街を訪れて」展で、なんとガーナのスラム街をモチーフに描いた絵が1500万円で売れました。

彼らを救いたいと思う気持ちが少しずつ、力強く僕とガーナのスラム街の人をうごかし始めたのです。

2018年11月もう4度目の渡航。
1500万円の、売れたお金でノートもペンも、先生も完全無料、

スラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」 を設立。


この学校は年間30万円ほどの運営費で賄われており、
今後50年、私、真護が死ぬまで無料を保証した学校です。
今もスラムの子供達が英語の勉強、算数、アート、社会、環境問題について学んでいます。

2019年2月ロサンゼルスで個展「 STILL A BLACK STAR -Sustainable Capitalism-」を開催。

この個展で運命の出会い、カーンコンウィザー氏に出会う。

彼は、ハリウッド、エミー賞ドキュメンタリー賞監督ですが、
今回の映画化を破格の5000万円で製作を引き受けてくれました。
※5000万、、大金ですが、国際的な賞の受賞歴がある監督が自らスラム街まで赴いて制作するハリウッド映画にしては破格です。

2019年8月。僕はカーン氏と共にアフリカガーナのスラム街アグボグブロシーへ5回目の訪問。
53日にも渡る長期の撮影をハリウッド映画チームと過ごし、
ガーナに新しい文化施設の提供に挑みました。

この53日間の軌跡が映画化されます。

この53日何が起こったのか?涙あり、笑いあり、感動あり、喧嘩あり・・・
そしてこの美術館が持つ本当の目的、、、

持続可能な社会をこのスラムで開発したいと、立ちあがりました。

この本編をぜひ皆様にお伝えしたい。
世界は平和でなくてはならない、人々は平等でなければならない、地球は美しくなくてはならない。
このドキュメンタリー映画はこれから全人類が生きるためのバイブルになると信じています。

ガスの強さに涙と、咳き込む作家の様子。

電化製品を燃やし中の金属を取り出す、焼き場の若者。 猛毒ガスと灼熱の中行われる。

プラスチックの混ざった、腐敗した玉ねぎを食べる牛たち。彼らは食用として加工され、出荷されます。

燃え盛る、タイヤ、このタイヤからも中に隠れている金属ワイヤーが取り出せます。

美術館の受付、マゴギャラリー前。

スラムに大量廃棄されている、ペットボトルを再利用して作った、世界平和のシンボル、「月の塔」

みんなで一生懸命塗りました。

「E-WASTE TREE」 電子は器物で作れらた焼き場にそびえ立つ7mの作品

ゴミの中で暮らす子供達。

MAGO ART AND STUDYの子供達。

彼らを健全な形で助けると言うことは、単に彼らを救うわけではなく、
これから我々先進国民の美しい社会形成にも必要不可欠な活動です。

資金の使い道

現在、2000万円ほど支払いが完了していて、予告編まで公開する事ができました。ちょうどここが折り返し地点です。ここからあと2000万円を調達して、本編を仕上げて映画を完成させます。
その完成した作品をハリウッドの映画プロデューサーが映画配信会社に売り込んでいきます。
例:ネットフリックス、アマゾンプライムビデオ、ロサンゼルスの映画館など。

ネットフリックスやアマゾンプライムビデオなどで配信されると、エミー賞ドキュメンタリー賞にノミネートされる可能性があります。
ロサンゼルスの映画館で公開されて、アカデミー賞にノミネートされれば、アカデミー賞を狙える可能性があります。

映画の放映時間、質の向上の為にも1円でも多くの資金を集める事が必要不可欠なのです。

あと2000万円集まれば、30分ほどの映画制作が確定。

あと3000万円集まれば1時間ほどの映画にリーチ出来ます。


リターンについて

僕のリターンはとてもユニークな点があります。
今回、僕が画家という特性を活かして、一点物の原画などを中心に設定しています。
僕のアートは、現地のゴミを絵画の素材に活かした非常にオリジナル性の高い作品です。

ここには大きなリターンが二つあります。

<その1>
一つは作品を買っていただく事で直接ガーナのゴミを減らす事ができます。
一枚に使われているゴミは非常に少量ですが、物理的にゴミを減らす事と、アートの持つ強いメッセージ性から、買っていただいた方の壁に飾って頂くことで、今の社会問題を隣人に伝えることが出来る、道徳的、社会貢献というリターンがここあります。


<その2>
今回のハリウッド映画が完成し、公開され、ネットフリックス等の映画配信会社で高く評価されたり、ドキュメンタリー賞などを受賞するところまで行けば、つまり、いかなる形にせよ、これが世に出て社会的評価が上がれば、今回一点ものの絵を買ってくださった皆様の絵にプレミア価値が付く可能性が極めて高くなります。


また僕がこのまま順当に画家としての評価が高くなっていけば、その価値は購入時の100倍になることも不可能ではありません。現に僕が昔NYの路上で300ドルで売っていた絵画は、今コレクターの間で300万円で取引されています。

つまり、今回の支援で買っていただいた、アート作品はお金を消費したのではなく、皆様がお金で持たれている資産をアートに変えて投資していただいたということなのです。

僕は皆様から預かった大切なお金をもとに、ハリウッド映画に投資し、成功すれば皆様の持っている絵画の価値が高まります。
それと同時に、ガーナのゴミ問題、社会問題が世界で問われ、環境問題、児童労働などの状況に変化が現れ、世界平和へと繋がる大きなムーブメントを作っていくことになります。

これを僕はサステイナブルキャピタリズムと称し公衆に向けて唱えています。
(サスティナブルキャピタリズムについて詳しく話しているインタビュー記事はこちら→サステイナブルキャピタリズムという概念。by ICC

つまり今回のリターンは、

僕がこの映画で羽ばたけば、
作品の価値が上がりながら、ゴミが減る、彼らに新しい雇用が生まれ収益が生まれる。
買ってくれた人も、現地の人も、地球も喜ぶ。 

画期的な映画プロジェクトなのです。


とっても、簡単に言うと僕がピカソばりに評価されれば、今回買ってくださった作品が億単位で取引されることも不可能でもはないのです!


もう一度言います、作品の価値が上がりながら、ゴミが減る、彼らに新しい雇用が生まれ収益が生まれる、
買ってくれた人も、現地の人も、地球も喜ぶ。文化、経済、環境全てが動く、これがサステイナブルという考え方! →みんなが幸せになれるプロジェクトなのです!

※【重要】 1000万円以上のリターンをお申し込みの方は事前に以下のメールアドレスまでご連絡ください。 その際は件名に「クラウドファンディング商品(商品名を記入)購入手続きについて」とご記載ください。担当者よりご連絡させて頂きます。 連絡先:press.magocreation@gmail.com


実施スケジュール

2019年7月〜9月 ガーナのスラム街アグボグブロシーでの撮影 → 完了
2019年9月〜12月 エミー賞授賞カーン監督の元で編集、 →完了
2020年1月 ドキュメンタリー映画「Still A Black Star」トレイラー版製作 →完了
2020年1月〜4月 ドキュメンタリー映画「Still A Black Star」本編製作 →現在進行中
2020年4月以降 映画館 or  Netflix等の映画配信会社に売り込み開始。
2020年X月 公開予定
2021年 願わくば エミー賞 or アカデミー賞 ノミネート さらに願わくば、受賞

このようなスケジュールです。


最後に

皆様、ここまでプロジェクトの内容読んでいただいて、誠にありがとうございます。

世界は今、大変です。オーストラリアでは山火事が治りません。天災が続く一方です。
今回のガーナの問題はさらに複雑で、人権問題、水質汚染、空気汚染、児童労働、沢山の問題が詰まっています。これは全て地球上で起こっていて誰一人無視していい問題ではないのです。

僕もガーナに出会うまでただの売れない画家を10年やっていました。それは、この成長しきった平和な日本で、何を生きがいに絵を描いていいかわからなかったからです。こんな豊かな日本で自分の使命なんてどこにもないと思っていました。そんな時出会ったのが、問題だらけのガーナのスラム街、アグボグブロシーでした。劣悪な環境の中で暮らす彼ら、、、それでも彼らの笑顔は美しいです。

今日も一生懸命、スラムの生活をサバイブしています。我々先進国民の豊かな生活を支えてくれている彼らに僕は絶対恩返しをしたい。
この資本主義の真実と彼らの生活の真実を、映画を使って、全世界の人が知る事によって、1秒でも早くこのスラムの問題が解決すると僕も信じて、今まで販売してきたアートの売り上げでこの映画を作ってきました。本編まであと少し皆様の力を頂戴して、是非とも今回の映画のプロジェクトを成功させ、何としても彼らを貧困から救いたい。そして美しい地球を守るためにこれ以上毒ガスの煙を地球に撒き散らしたくない、汚染された水を海に流したくない、、、、沢山のプラスチックゴミを減らしていきたいと考えています。僕の夢は将来ここにリサイクル工場を作る事です。そしたらここのみんなを雇用することができるし、ちゃんとした管理下のもとで彼らも健康に、そして排出するガスも減らすことができます。

この映画の成功は、このリサイクル工場を作るためにも必要な絶対に成功させなくてはいけないステップなのです。

是非ともアートで彼らを救う取り組みに皆さんの力を貸してください! 

アートがそして日本人の我々がガーナをそして地球を救う!

僕が彼らを救うために、何を考え、どう行動してきたかが、この映画に詰まっています。
世界平和のレシピがここに隠されいます、どうか映画公開実現のためにも力を貸してください。

どうぞ今一度よろしくお願いします。

全ては、ガーナのために、我々のために、美しい地球のために、そして未来の子供達のために。

2020年1月吉日 美術家 長坂 真護

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

NAGASAKA MAGO 公式HP http://nagasakamago.art

過去掲載記事一覧

newspicks

月4万円だった画家がガーナのスラム街を変える

Business Insider

ミライノツクリテ

Numero 

世界を変えるアーテスト、MAGOの挑戦


AERA “電子廃棄物の墓場”で働く人々を救いたい…34歳日本人の壮大な挑戦
NHK BS1 アートでスラムを救いたい  
Industry-co-Creation サステイナブルキャピタリズムという概念。
SDGSについて Sofmap ✖️ 長坂真護
ASAHI.COM 廃材アートで現地にリサイクル工場を作りたい、美術家の挑戦。
東洋経済オンライン 電子ゴミを美術品に変える、美術家長坂真護の挑戦、
歌舞伎町新聞 長坂真護 について。


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