今後一部の花粉症薬が保険対象外となり全額「自費負担」となる可能性があります。その場合花粉症患者さんの何割かは市販薬で対応しなければならなくなります。


政府は、医療費の抑制に向けて病院で処方される薬のうち、市販薬と同じような効果がある風邪薬や花粉症治療薬、湿布薬、漢方薬などについて、公的医療保険の対象から外し自費負担とすることを検討しており来年度以降導入される可能性があります。その場合一部の花粉症患者さんは医療機関で花粉症の薬を処方してもらえなくなるため市販薬で対応せざるをえません。

また今現在も、医療機関を受診する時間がないため適切な薬を使うことが出来ていないたくさん花粉症患者さんがいらっしゃいます。


医療機関を受診せず市販薬で対応する場合、次のようなことでお困りになりませんか?


✔ 市販薬の種類が多すぎてどれを買っていいかわからない。

✔ どの薬が眠気が出やすいのか、よく効くのかわからない。

✔ 自分の花粉症状が軽いのか重いのかよくわからない。

✔ 自分に合った薬がわからない。


花粉症薬の選択を誤ると、効き目が弱い場合や、眠気が強く出る場合があります。


医療機関では鼻アレルギーの治療ガイドラインなどを参考にして、花粉症の重症度に合わせて薬が処方されます。また、眠気の出にくい薬1日1回の薬など自分の希望を伝えることも出来ます。

薬局でも薬剤師さんに相談することはできますが、通販などで購入する場合は適切な治療薬を選択できず効き目が弱い薬や眠気の強い薬を選択してしまう可能性もあります。

※花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)のほとんどが車の運転に制限があります。


開発者の思い


国は医療費を削減するため、保険適応外とする薬剤を増やしていき、市販の薬剤での対応(セルフメディケーション)を推進していく方針です。国民健康保険制度を維持するためにはその流れは不可避と考えますが、そのために患者さんが適切な治療の選択が出来なかったり、医療機関受診をためらったために病気が重症化するようなことがあってはならないと思っています。

今後の医療制度の変革の流れの中で起こりうる患者さんの不利益をなるべく軽減したいという思いの中から自宅でLINEを使って自分に合った薬を探せるデジタル医療相談サービス【アレルナビ】の開発もはじまりました。

自院を訪れる患者さんだけではなく、より多くの患者さんに対してサービスを届けるためにはICT(情報通信技術)を使う必要があると考えましたが、私は昨年までガラケーを使っていたくらいでプログラミングも未経験でした。

エンジニアさんにお願いする方法もあると思いましたが、まずは自分でやってみようと昨年4月にICTやビジネス、アートが学べる専門職大学院(デジタルハリウッド大学院)に思い切って入学しました。まずプログラミングを使わない方法でヘルスケアのWEBサイトやスマホアプリを作成しましたが実装できる機能に制限があり使い勝手が悪いためノンコーディングの限界を感じ7月からプログラミングの勉強を始めました。

講義を受けたり、書籍を読んだり、オンライン授業を受けたり、仲間に教えてもらったりしていましたが、サービスを世に出すまでの道筋が分からなかったのでサービスの企画・開発・発表を学ぶことが出来るスクール(プロトアウトスタジオ)に昨年10月に入学し現在も勉強を続けています。

指導していただいた先生方やたくさんの仲間のおかげでアレルナビ】テスト版をみなさんに使って頂くことが出来るようになりました。本当にありがとうございます。


【アレルナビ】は医療機関で患者さんの状態を知るために行われる問診を再現した、LINEチャットボットによるデジタル医療相談です。質問に答えていくだけで自分に合った市販薬を探し、通販で購入することもできます。使用している市販薬に不満がある場合は、不満な点により代わりの市販薬を探してくれます。該当する市販薬がない場合は医療機関の受診を勧めてくれます。

※オンライン診療の指針では「遠隔健康医療相談(医師以外)」に該当します。


クラウドファンディングの目的


① 支援者数や支援総額などを指標にサービスの評価を調査したい。

② 【アレルナビ】のテスト版を実際に使って頂き、感想や意見、バグ報告などをお聞きしたい。

③ 皆様からいただいた大切な資金は、より良いサービスを提供するための開発運営の費用に使わせていただきます。

 

あなたの花粉症の辛い症状に最適な治療薬を LINEによるデジタル医療相談【アレルナビ】


花粉症患者さんは年々増加し、発症の低年齢化が進んでいます。花粉症による生産性低下による損失は3,000億円ほどともいわれています。

しかし、医療費削減のため今後市販薬と同成分の花粉症薬は医療機関での処方が制限される見込みです。その場合、花粉症患者さん一部は医療機関で薬がもらえず、薬局などで購入しなければならなくなります。

また今現在も、医療機関を受診する時間がないため適切な薬を使うことが出来ていないたくさん花粉症患者さんがいらっしゃいます。

薬局では薬剤師さんに相談することはできますが、通販などで購入する場合は自分に適切な治療薬を選択できるとは限りません。

耳鼻咽喉科を専門とする医師が、LINEで適切な治療薬を選択することが出来るデジタル医療相談【アレルナビ】を開発しました。

花粉症患者さんの適切な治療薬選択のために、ぜひご支援ください!


【アレルナビ】の特徴


医療機関で行われる問診を再現した、LINEチャットボットによるデジタル医療相談です。質問に答えていくだけで花粉症の重症度が分かり、自分に合った市販薬を探し、通販で購入することもできます。


★あなたの花粉症の重症度がわかります。


 『鼻アレルギー診療ガイドラインー通年性鼻炎と花粉症 2016年版』の診断アルゴリズムを基に重症度判定をしています。

※鼻アレルギー(花粉症)かどうかの診断は行っておりません。サービスの対象は鼻アレルギー(花粉症)と診断されたことがある方となります。



★「効き目を重視」、「眠気がないもの」、「1日1回」など好みの市販の治療薬を探すことが出来ます。

また、現在お使いの市販薬の効き目が悪かったり、眠気が出たりする場合にはそれに代わるお薬を探すことも出来ます。該当する市販薬がない場合は医療機関の受診を勧めてくれます。



★花粉飛散予測

 送っていただいた位置情報によりピンポイントのスギ・ヒノキ花粉飛散予測が7日先まで分かります。

 2020年は1月下旬から5月下旬まで花粉飛散予測をお伝えします。【採用している花粉指数APIの特徴】

・高解像度化(5km格子計算)による市区町村単位での提供が可能

・スギ/ヒノキ花粉が飛び始める前年からの生態活動を考慮した花粉飛散予測

・実際の飛散量との乖離を解析し予測データを逐次補正

・「花粉の発生」「風による花粉の輸送」「雨による花粉の落下」を考慮した独自の予測モデル

 https://lab.life-socket.jp/life_socket

現在一部の機能は開発中です。



★ECサイトと連携し薬の購入ができます。



★その他(現在開発中)

スギ花粉飛散情報や使用中の内服薬、花粉症の重症度を記録しあなたの花粉症の状態が分かるカレンダー

飛散量と重症度のデータから薬の変更を提案する機能など




開発者プロフィール

土井勝之 医療法人社団千葉厚生会理事長 /前千葉県がんセンター頭頚科長/耳鼻咽喉科専門医/頭頚部外科指導医/千葉県出身/山形大学医学部卒 / 医師として臨床現場に立ちつつ、「医療を家庭に届ける」をビジョンにデジタルテクノロジーを使った医療の効率化や患者さん向けサービスの開発研究を行う /『急性中耳炎の重症度判定と推奨治療が分かるLINE Bot』で2019 ヒーローズ・リーグ LINE賞受賞 , Developers Summit 2020 Speaker / 現在スマホで自分に最適な花粉症の薬剤検索ができる 『アレルナビ』を開発中 


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