★2020年4月20日 200万円達成★

おかげさまで第一目標の200万円を達成しました!
プロジェクト終了の4月26日(日)23:59まで
2nd GOALの300万円に挑戦いたします!
引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。


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ナマステ~!@:‐) はじめまして!
私たちはインド貧困地域で教育支援を行う団体 BEAM です!


▼BEAMとは?

BEAMは、2008年11月に関西の大学生5人が集まり発足しました。「子どもたちの夢を見る可能性をつくる」という理念のもと、インド貧困地域のひとつであるビハール州ニーマ村への教育支援を行なっています。

BEAMの第一プロジェクトは、ニーマ村への学校建設でした。貧困のため学校に通えない子どもたちがいることを知り、街頭募金やチャリティーイベントなどを通じて、2年間で300万円という学校建設費を集めました。
100回を超える募金活動を行い、人々の温かさに触れました

そして2011年2月、BEAMスクールが開校。はじめはたった3教室だけの小さな学校でしたが、2013年には2階を増設し、7学年180人の子どもが通える学校になりました。現地NGO Niranjana Public Welfare Trust の協力のもと、学校の運営資金を日本から送り、貧困層の子どもたちに無償で教育を提供しています。将来的には、日本からの寄付に頼らない運営体制を構築するのが目標です!


▼なぜインドで教育支援を行うの?

経済発展が著しいインドですが、貧富の差は依然として大きいのが現状です。インド最貧困地域のひとつであるビハール州では、就学率が低いため、3人に1人が文字の読み書きができません

私たちが支援するニーマ村と周辺の村々にも、学校に通えない子どもたちが数多くいました。親も十分な教育を受けずに育ってきたため、教育の重要性を理解しておらず、子どもたちは家事をしたり、妹や弟の面倒を見たり、家畜の世話をしたりと毎日を過ごしていました。
弟や妹の世話をして毎日を過ごす子どもたち

農業が主要産業となっているニーマ村周辺では、月収5000ルピー(約7500円)に満たない家庭も多く、農業だけでは生活に十分な収入を得ることができません。教育を受け、知識を得て、職に就くこと。それが、貧困のサイクルから抜け出すために重要なのです。


▼BEAMスクールができて変わったこと

村の大人たちのほとんどが教育を受けてこなかったので、「教育の重要性」を理解してもらうことは容易ではありませんでした。そこで、BEAMスクールの建設を進める傍ら、先生や学校スタッフは村中を一軒一軒まわり、教育を受けることの大切さを伝え、子どもたちを学校に通わせるよう説得しました。
村人に教育の重要性を説く現地NGO ディベントラ氏

はじめは「学校に行ってもお金がもらえるわけではないでしょう。だったら、家の手伝いをしてもらった方がずっと良い」と懐疑的だった親たちも、村の子どもたちが学校に通うようになり、子どもたちの成長を間近に見ることで、少しずつ意識に変化が表れ、教育への理解が広がっていきました。

たとえば、おうちに帰ったら手を洗うということ。出かけるときには、きちんと服を着て、靴を履くということ。泥水を飲んではいけないということ。日本で生まれ育った私たちにとっては、当たり前のことかもしれませんが、こうした衛生教育は貧困地域では必要不可欠です。また、大人を敬うこと、嘘をついてはいけないことなど、道徳を学ぶことで、貧困が生む非行・犯罪を防ぐこともできます。こういった役割を担うのが、この地域での学校なのです。

BEAMスクールでは、定期的に保護者会を開くなど、学校と親のコミュニケーションも大切にしています。親たちからは「BEAMスクールに通い始めてから、家で宿題をしたり、学校で学んだことやその日あったことをよく話したりするようになりました」と子どもたちに変化があったことを聞き、BEAMスクールが村人たちから必要とされていることを実感しました。

そしてなにより、学校に通うことで、子どもたちは夢を持つようになりました。それまで周囲の大人は小作農などとして肉体労働をすることがほとんどでしたが、「先生になりたい」「お医者さんになりたい」「エンジニアになりたい」「IT企業で働きたい」「海外で起業したい」と、将来に対する視野が広がったのです。

現在までに180人を超える生徒がBEAMスクールを卒業しました。それまで初等教育すら受けられない子がほとんどでしたが、今では10人の卒業生が高校・大学に通っています。彼らは近い将来、社会に出て、BEAMスクールで描いた夢を実現するでしょう。

これは、村にとって、大きな一歩です。

▼学校の継続運営の難しさ

私たちBEAMの支援は、大きなチャレンジでした。学校建設のみを行うという選択肢もありました。しかし、私たちはインドの教育現場の実態を目の当たりにし、建設後の運営も継続して支援していきたいと考えたのです。

BEAMスクールが開校して丸9年が経ちました。経済発展により、物価や賃金が上昇し、設立当初は年間54万円だった運営費は、2階増設後に86万円となり、近い将来には100万円を超えようとしています。

運営費が支払えなければ、BEAMスクールは閉校せざるを得ません。私たちは、継続して支援を行うことの難しさに直面しました

団体設立から10年が経過しましたが、ゴールの見えない状態で、膨らみ続ける運営費を捻出し続けることは決して簡単ではなく、悩み、葛藤し、団体の存続が危ぶまれたこともありました。

何度も何度も話し合い、「子どもたちに勉強する場を提供し続けたい」「BEAMスクールが閉校に追い込まれることだけは避けたい」そう思い、クラウドファンディングで皆さんの力を借りることにしました。

▼資金の使い道

プロジェクトの目標金額は200万円。この先2年間の学校運営費に充てさせていただきます。

今年度の学校運営費は、これまでBEAMで活動してきたOBOGの寄付により、まかなうことができました。しかし、2020年度以降の目処が立っていません。新年度が目前に迫り、待ったなしの状況です。

勉強できる環境を提供し、子どもたちの夢を応援し続けたい。子どもたちが大好きな学校を潰したくない。BEAMスクールの卒業生たちが夢を叶え、村に、学校に、還元できるようになる日まで、BEAMスクールを守りたい。どうか、皆さんの力を貸してください。

〈内訳〉 ※クラウドファンディング手数料14%を除く教職員給与:50万円教材費  :15万円 制服費  :15万円 設備修繕費: 3万円 備品・雑費: 3万円 計    :86万円/年

▼最後に

これまで日本からの支援により、無償で教育を提供してきたBEAMスクールですが、学校設立から10年目を迎えた今、新たなステップに踏み出すときだと考えています。

BEAMスクールができたことで、貧困で学校に通えなかった子どもたちが、教育にアクセスできるようになりました。そして卒業生たちは近い将来、社会に羽ばたいていきます。教育を通じて、子どもたちが夢を叶えることで、村にもいい変化が起きると、私たちは信じています。社会に出たBEAMスクールの卒業生が、生まれ育った村に還元できる日がくれば、貧困のサイクルから少しずつ抜け出していくことでしょう。

BEAMスクールが、日本の支援なしに運営していくためには、まだあと少し、時間が必要です。でも、そう遠い未来ではないと、私たちは考えています。村で自立して学校運営できるようになるその日まで、この学校を守り続けたい。そんな想いで、このプロジェクトを立ち上げました。

BEAMの活動には本当にたくさんの方々が関わってくださっています。歴代のBEAMメンバーだけでなく、募金活動やイベントに参加してくださった方、その他さまざまな活動に協賛してくださった方々など、本当に数え切れない人たちの想いが形になり、今のBEAMスクールがあります。もちろん、一番の目的はインドの子どもたちの夢を応援し続けることですが、これまでに関わってくださった方すべての想いを大切にしたいです。

ご協力いただいた皆さんの温かいお気持ちは、私たちが責任を持って、インドの子どもたちに届けます。ご支援のほどよろしくお願いいたします。


  • 2020/11/16 21:01

    ご無沙汰しております。『学校の存続をかけたプロジェクト!インド最貧困地域の子どもたちに勉強できる環境を!』のプロジェクトオーナーのBEAMです。本プロジェクトのご支援募集終了から早いもので半年以上が経過し、2020年も残り1か月半となりました。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?昨日ご支援...

  • 2020/04/27 23:15

    ナマステ〜!皆様、この度は私たちBEAMのプロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました。4月26日をもって、無事にBEAMのクラウドファンディングが終了致しました。65日間で、延べ279人の方から総額250万円ものご支援をいただきました。 4月20日に当初の目標額200万円を達成し...

  • 2020/04/26 12:06

    ナマステ!230名を超える多くの方々から、あたたかいご支援をいただいたクラウドファンディングも、残すところあと半日で期限を迎えるところまできました。先週、目標金額を達成した後も途切れることなくご支援をいただいています。本当にありがとうございます。クラウドファンディングを始めてから65日。世の中...

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