はじめに・ご挨拶
生後約14日齢の子猫を保護し哺育した経験をきっかけに、地元の動物愛護施設に登録し、主に子猫のミルクボランティア(譲渡ボランティアも登録済)をしています。
ミルクボランティアは、保健所・施設に持ち込まれた授乳期の子犬・子猫を預かり、ドライフードを食べられるようになる約2か月齢まで哺育・世話をし、譲渡ボランティアは、譲渡できる犬・猫の里親になってくれる方を探し家族になるまでとその後のサポートをするボランティアです。
私自身、10年程前に中途失聴しましたが、無事哺育できました。
このプロジェクトで実現したいこと・プロジェクトをやろうと思った理由
2018年9月7日、生後約10日齢の2匹の兄弟子猫を保健所から預かり哺育を始めました。
本来は検査をせず離乳後に里親募集のため施設に返還しますが、その後の身体検査で重い感染症やウィルス保有が発覚した場合は蔓延防止のため検査結果が陰性のきょうだいともに殺処分となってしまいます。
あるに今まで哺育した子猫たちとは違う気になることがあったため、それを避けたく、自ら申し出検査したところ、白血病ウイルス陽性反応が出ました。
2匹とも譲渡ボランティアとして引き受け、兄弟(初回から3回の検査全て陰性)は無事里親さんに家族になっていただき、あるは家に、そしてその後6か月齢時に陰性になりました。
元気に過ごしていましたが、1歳になる8月末頃から食欲不振と鼻水があり、2回通院治療するも治らず転院し検査したところ、胸の悪性リンパ腫に罹っていました。無治療だと余命1~2か月、抗がん剤治療をするなら早く始める方が効くとのお話で、考えている時間がないと感じ翌日から週1回の治療を一先ず開始しました。(犬・猫の抗がん剤治療は対人とは少し違い、ごく少量を使い進行を遅らせる・元気を保つ等QOLの向上を重視しているとのことです。)
完治はないと言われている病気ですが、幸い今治療の効果はあり副作用もごく軽く、通院のキャリーを開ければすぐ入り帰ればいつも通りで、投与数日後2~3日間少し食欲不振になる日もありますが、病気が分かる前とほぼ変わらない姿でいつもの量のごはんを食べる日も多く、おもちゃで遊び走り駆け上り、外の景色にも興味を示し、しっぽもまっすぐに機嫌よく過ごしています。
白血病・免疫不全症ウィルスは陽性でも数か月後に陰転の可能性もあるため、検査をせず施設に返還し陰性の兄弟ともに処分されることを固く拒み、そして発病し医療費を募ることは利己的で無責任かもしれないと思い、ご支援を募ることと治療継続に迷い悩みました。ですが今ここに、治療も効果があり、寛解し数年でも生きられるかもしれない子が生きていて、また挑んでみるしかない、考え、決断いたしました。
(私事で申し訳ありませんが今年始めより私自身の身体の事情により月5万を捻出できなくなったことも理由の一つです。)
難関をくぐりぬけた強運なあるに、出来る限り穏やかに過ごしてもらいたく、無理は決してさせずあるにとって一番いい形で治療ができるよう、みなさまにご協力をお願いした次第です。
副作用が強く出た場合やあるの様子によっては抗がん剤治療は止め、獣医師さんに相談の上、対症・緩和治療に変更いたします。
これまでの活動
2016年6月 地元の愛護施設にて受講・登録し9月から子猫のミルクボランティアを開始
2017年5月 譲渡ボランティア登録
2018年10月 愛護施設の推薦で動物愛護推進員に
2018年末までに、あるとあるの兄弟を含め、7組15匹の子猫を哺育
子猫たちはみな施設での身体検査に合格し、里親募集まで進みました
資金の使い道
悪性リンパ腫に対する抗がん剤治療と各種検査、不調時・症状の緩和の治療にかかる費用
抗がん剤治療、血液検査・X線撮影(エコー検査が加わることも有)、ステロイド・抗炎症剤の飲み薬に加え、副作用その他の症状の治療費が獣医師さんのお話では1か月約5~6万円超(最低でも5万円)かかるとのことです。
治療の目途として、治療開始の9月10日から10か月分の治療費
50,000円×10か月=500,000円 を目標にさせていただきました。
使う薬により値段が違うため今こちらに明記できませんが、参考として明細書の画像をご覧ください。ご支援金は偽りなく医療費に使わせて頂きます 。
追記:
11月5日の時点で下記明細書分の費用がかかっており、現在単剤投与のため抗がん剤はあと1~2か月程で中止となる可能性がありますが、止めたとしても今後は対症・緩和治療費がかかり今より通院回数が増えます。(呼吸困難になれば酸素室のレンタルなどでも費用がかかる可能性もあります)
できるかぎり苦痛を取ってあげたく、どれくらいの費用かは申し訳ありませんが下記のように概算となりますが、どうかご協力お願いしたく思います。(経緯などは活動報告に載せております)
これまでの医療費と年内の抗がん剤治療費約100,000円、今後の対症・緩和治療費が必要です。
対症・緩和治療費は、X線検査・4,000円/胸水を抜く・2,000円 / 輸液(栄養など)・2,500円 / 飲み薬(プレドニゾロン・安くて500円 アモキシシリン・900円 / 診察料・500円 計10,400円+税=10,450円×週2~3回
週2回として、安くても20,900、1か月約(4週として) 83,600円 となります。
下記明細書分(11/5までの費用)118,719 + 年内の抗がん剤治療費約100,000 + 対症・緩和治療費83,600
= 302,319円 が最低でも必要です。(25日13時現在のご支援は約120,000です)
明細書はスペースを取るので重ねた状態で申し訳ありません。一番上の日付が9/17になっておりますが、治療開始は9/10に間違いなく、下に重ねてあります。この内、ブロードライン(駆虫薬)代1,836円(当時の税8%込)を引いて、118,719円です。他は全て治療費に相違ありません。
ご支援金に余りが生じた際は、信頼できる台風被害義援金受付機関と支援ボランティア団体、動物保護活動をされている方に寄付いたします。詳細はパトロンの方に報告いたします。
リターンについて
「リターンを選ぶ」の項に詳しく載せておりますのでご覧ください。
ご住所はリターンの送付、メールアドレスは送信とこのプロジェクトに関する必要な連絡以外には使用いたしません。
体調次第での送信・送付になりますので少し遅れる可能性もあります、その場合連絡いたしますので恐れ入りますがご了承お願いいたします。
実施スケジュール
基本的に週1回の通院(副作用など不調時の受診の可能性もあり)
抗がん剤注射・血液検査・X線撮影
↓次週
別の抗がん剤注射・血液検査・X線撮影
↓次週
抗がん剤休み・血液検査
体調により変更があると思います。活動報告のページにて報告いたします。
最後に
長文お読みいただき、ありがとうございます。
ウィルスの陰転が分かり安心していた中での悲しい結果ではありますが、私ができるだけ気持ちを落ち着け穏やかに過ごしそれがあるにも伝わるよう、いつもと変わりなく話しかけ、遊んで笑って辛そうな時はそっとし、治療をつづけさせていただきます。猫のほうが賢いので、あくまでサポート、という気持ちです。決して無理な治療はさせません。
県の施設から引き受けた子とはいえ、気持ちはもう家族と全く変わりなくそれ以上であり、先にも書きましたが一個人にご支援をいただくことに当初は迷いがありました。
ですが一人身であり、あるは保険に加入できず現実は厳しく、また、保護動物のことや現在のさまざまな事情に少し興味を持っていただけたらという思いもあり、ご支援を募ることにいたしました。
生後10日足らずで母猫から離されお腹が少し弱いながらも半年後には強くなり生き延びたあるに、少しでも楽に穏やかに過ごしてもらいたいという気持ちでいます。
動物に対するお考えはみなさまそれぞれだということは承知しております、もしご賛同いただけますととても励みになります。どうか、お願いいたします。
All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。
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