はじめに・ご挨拶

動物保護活動を行う複数の団体への支援、保護犬猫の里親探しのお手伝いを行なう他、自分でも現在、4匹の保護犬猫を飼っています。スワロフスキーアクセサリーやパラコードリードを作り、販売した利益の寄付もおこなってきました。

その他、現在の日本でのペットが置かれる現実を伝え、保護団体への寄付をするチャリティイベント「幸せシェアの会」を2019年6月に開催し、300名程度の方にご来場いただきました。次回は10月に開催を予定しています。

「被災地での動物達の今」や「ペット業界の現実」を知らない人に知ってもらうことで、不幸な動物達が減り、新しい家族の元で幸せに暮らしていけるお手伝いができればと思っています。

このプロジェクトで実現したいこと

保護犬「うーちゃん」の高額医療費を寄付により一部支援していただく「うーちゃん支援」及び保護犬猫の里親さんへの高額医療費の助成をする「うーちゃん基金」の設立を実現したいです。

プロジェクトをやろうと思った理由

量販ペットショップで「日本で1頭しかいない犬種です」と高齢の夫婦が売りつけられたアイリッシュセターが(もちろん飼えるはずもなく)一時預かりという形で生後2ヶ月半で私の元へやってきました。

里親が決まりかけた生後4ヶ月の時に、目が様子がおかしくなっていることに気づき、目の専門医に連れて行きました。

病院では最初にこの子の経緯を聞いた上で「嫌なことをいうよ。今ならペットショップに返せるよ。この子は急がないとすぐに失明すると思うし、今回手術が成功しても、これからもかなりの医療費がかかっていくと思うよ。こんなはずじゃなかった、っていう飼い主が多いのが事実なんだよ。そもそもこんな運動量の多く手のかかる犬種を安易に買った人間がいるからあなたが預かることになっただけで、あなたは何も悪くないのだから。」といいました。

私は「そのペットショップに返したら処分になるしかない子ですし、売り方ひとつをとっても動物の幸せなんかひとつも考えていない店です。この子は何も悪くないのに、すべて人間が悪いのに、そんなことできません。」と答えました。

先生は「わかった。精一杯やるからね!」といってくれたのですが、そこで対応が出来ない程の重症さで、関東で2軒しかできないといわれる1軒を紹介してもらい、そこで手術を受けました。

先天性の奇形による若年性の白内障でした。(本当はもっと色々な診断がついているのですが、説明が難しいので割愛します。)

その状態から今後も何度も手術を受けることになるのが予想されたこと、他にも色々な症状が出る可能性があることなどから、里親に渡すことができず、私が引き取ることになりました。

それから2ヶ月で再発し、先日再度の手術をしました。

沢山の目の症例を診てきている先生も「正直、これほど早く再発するとは思わなかった」と驚いたくらいのスピードでの再発です。

今回は数時間で眼圧が急上昇し、手術は成功しましたが後遺症で今は片目がみえていません。

でもうーは小さな頃からエリザベスカラー生活が長い為、このように毎日ドッグランで走り回っています。ただ、片目がみえていないので、ボールが追えなかったりと少し怖い部分もあるらしく、以前よりは慎重になりました。

一度の手術で数十万、その前後の毎週の経過観察や治療通院でも一回に一万数千円がかかります。金銭的にも大きな負担となってきています。今後も手術をすることも決まっています。

無理な繁殖をするブリーダーをなくしたい、その売り先のペットショップから買うのをやめよう、保護動物の里親になる選択を、と活動していますが、保護犬猫はその出生の経緯や飼育過程のストレスなどから病気を抱えるリスクの高い子が多い為、医療費の負担がかかってくる可能性が高いのも事実。

保護動物を家族に迎えることを選択してくれた、本当の意味で「動物を愛する」人達が困った時に少しでも支えになれることができないだろうか、そして、保護動物(犬猫兎など)の里親さんの高額医療費の負担が少しでも少なくなれば、保護犬猫を引き取りたい、という家庭が増えるかもしれない、高齢の子でも里親がみつかりやすくなるかもしれない、(何かあった時に飼育を引き受けてくれる家族がいれば)高齢の方でも里親になれるかもしれない・・・

そこで、保護動物の里親さんを対象にペットの高額医療に対しての助成ができるシステムを作ってはどうかしら、と思ったのです。

最終的にはNPO法人にして活動をしていきたいと思うのですが、まずは私が引き取った仔犬(うー)の医療費を「うーちゃん支援」としてご支援を募り、その残りの金額及びその形を「うーちゃん基金」として、「保護犬猫の里親さんへの高額医療費の助成団体」を立ち上げたいと思います。

これまでの活動

・保護犬猫の保護、一時預かり、里親探しなどのボランティア活動

・被災地への動物支援活動を行う団体や保護団体などへの寄付

・「幸せシェアの会」と名付けた保護動物支援チャリティイベントを主催。次回は10月26日に開催予定。

資金の使い道

・保護犬うーの一部医療費として:30万円(うーちゃん支援)

・保護犬猫の里親さんへの高額医療費の助成団体設立:100万円(うーちゃん基金)

リターンについて

☆3,000円・・・うーの近況画像を添付したお礼メールを送らせていただきます。

☆5,000円・・・うーの近況画像を添付したお礼メール及びゴルフのティーホルダーにもなるパラコードキーホルダーを送らせていただきます。

☆10,000円・・・うーの近況画像を添付したお礼メール及びスワロフスキーで作ったピンキーリング(サイズは4種類)を送らせていただきます。

☆30,000円・・・うーの近況画像を添付したお礼メール及びスワロフスキーをつけた

猫ピアス(イヤリングにも変更可能です)または犬用パラコード首輪を送らせていただきます。

☆50,000円・・・うーの近況画像を添付したお礼メール及びスワロフスキーをつけたニコちゃんピアス(イヤリングにも変更可能です)または犬用パラコード首輪を送らせていただきます。


実施スケジュール

2019年10月26日に開催するチャリティイベントにて今回のクラウドファンディングの詳細と途中報告をいたします。

募集期間終了(11月1日)後、うーの収支報告及び「うーちゃん基金」設立に向けて準備をします。最終的には「動物の為になることをなんでもやる団体」として活動したいと思っています。例えば、被災した場所があればそこにスタッフを派遣したり一時預かりをする、保護動物の里親探しの手伝い、ペットの症状に悩んでいる飼い主さんの為にスタッフ(獣医師)のアドバイスとして適切な病院(科)を紹介する、保護動物の為のチャリティイベントを行う(現在も「幸せシェアの会」として有志でイベントを開催しています)等、動物の為に様々な手助けができる団体をと考えています。保護犬猫の里親さんの為の高額医療費の助成もそのひとつです。

ご支援をいただいた費用でその団体の運営資金とさせていただき、2020年には本格的な団体として設立、実績を作ることで企業からのスポンサー支援等も受け、数年後にはNPO法人化することを目標としています。

最後に

自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ

これが私の座右の銘です。

自分のペットを精一杯愛するのはとても幸せなことですね。あなたの元で暮らすペットも本当に幸せ。

でもその一方で、うーのように人間の利の為に沢山の試練を抱えてしまっている動物もいます。うーは何も悪くないのに。ただ、人間の都合で命を受け、痛い思いや見えなくなるハンデを負い、それでもいつも笑って暮らしています。

私はうーを最期まで責任を持って大切にしていきますが、うーの兄弟はどうなっているのだろう、ちゃんと幸せに暮らしているだろうかと、うーに何かがあるたびに心配になります。(ブリーダーを調べ、電話で話しましたが、やはり兄弟の行先は全くわからないそうです。うまれるとすぐにセリに出し、「あそこ(全国展開する某量販ペットショップ)は安いけれどどんな犬でも引き取ってくれるから」「何匹生まれたかも覚えていないけれど数匹はいたね」ということでした。)ペットショップにも連絡したりネット等で探しましたが兄弟犬はみつかりませんでしたし、ブリーダーから母犬を引き取ることもできませんでした。

うーのような子は沢山いますし、今もセリで取引きされています。

量販店に卸すような繁殖屋(ブリーダー)もペットショップも必要ないと思っているのでイベント等で訴えていきますが、簡単に変わるわけではないともわかっています。

それならば、せめて保護した子が安心して過ごせる為、優しい里親さんの心配を少なくする為に寄り添えるシステムを作りたいと思います。作ります!

そして、私も皆様の優しい気持ちに頼らせて下さい。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



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