『揺さぶられない魂』への挑戦

石垣島の八重山商工高等学校から日本体育大学に入学し、練習を積み、大きな大会で結果が出始めた、この1年。ついに2月の全日本室内アーチェリー大会で優勝し日本一となる。しかし、この道のりは決して平坦ではなかった。

石垣島からの進学で、多額の学費、生活費、そしてアーチェリー活動費がかかる。親に負担をかけまいと、時には夜中2時までアルバイトをしながら、睡眠時間を削りながら練習に打ち込んだ。(現在も2種類のアルバイトを掛け持ちながら、部内一の練習量)

思えば、2018年の全日本室内アーチェリー大会は予選64名中、62位というとても悔しい結果で予選落ち。しかし、それがあったからこそ、この一年、自分を鍛え直す事が出来た。

そして一年後の今年2月。第28回全日本室内アーチェリー大会で、決勝戦まで勝ち進んだ。

相手のリードでポイントが取られて行く。この試合では、矢を3本ずつ交互に射ち、6ポイント先取で優勝が決まる。しかし、次もまた次も、次々とポイントが取られ最悪の境地に立つ。1対5と成ってしまった。あと1ポイント取られたら負ける。

この瞬間。これから何が起きようとしているのか、観客の応援も、ざわめきも何もかも全ての音が消え、耳から入って来なく成った。すると自分の夢である東京オリンピック出場が、自分の中で増々大きく成り、『極限の集中力』が沸き立ち、それからは、私の手から射たれる矢は、ど真ん中へ突き刺さって行く。

そして5対5の同点。最後はシュートオフと言う、1本の矢の得点で勝負が決まります。集中力を極限まで研ぎすませて臨みました。相手が先に8点を射ち、次に私が射ち9点で勝利。優勝し日本一と成りました。


自己紹介

こんにちは、川原壯太です。現在、アーチェリーで2020年夏の東京を目指す為に在学中の日本体育大学で、日々練習に取り組んでいます!2020年夏の東京を目指してから、大学での練習量は誰にも負けません。

アーチェリーは、70m先の的に72本射ち、その合計点で競い合う競技で、集中力、精神力が特に問われるスポーツです。70m先の的に飛んで行く矢は、とても見応えがあります。ところが、まだまだ競技人口が少なく、このアーチェリーの魅力を多くの人達、多くの子供達に知ってもらいたいと考えています。私が小さな島からここまで来たのは、アーチェリーに出会ったおかげです。

2020年夏の東京に出場し、努力をすれば必ず夢は叶うと言う事を実現し、その経験と知識を活かし、アーチェリーの普及、発展に貢献したいと思っています。

川原壯太プロフィール

1997年12月7日沖縄県石垣市生まれの21歳です。2016年3月に八重山商工高等学校を卒業しました。高校2年よりアーチェリーを初めました。現在、日本体育大学4年在学中、アーチェリー部所属です。

2015年 全国高校総体(インターハイ)アーチェリー 5位

2018年 東京都ターゲットアーチェリー選手権大会 優勝

2019年 関東学生アーチェリーインドア選手権大会 準優勝 

2019年 東京インドアオープン2019 優勝

2019年 第28回全日本室内アーチェリー大会 優勝 日本一

2019年 令和元年度国民体育大会第39回九州ブロック大会 個人一位


         

プロジェクトをやろうとした理由

全日本室内アーチェリー大会で優勝した実力を活かし、今年11月に行われる2020年夏の東京第一次選考会に向けて、数々の試合、遠征に行きたいと考えております。そして、来年3月の第二次選考会、4月の最終選考会と控えています。また、アーチェリーの弓や、その他の弓具はとても高価で、2020年夏の東京に向けて更なる調整をし、最高の状態で臨みたいと考えています。そこで皆様の支援を受け、アーチェリーに集中出来る環境で、石垣島から日本代表の選手となれる様、努力して行きますのでご支援を宜しくお願い致します。

            石垣島の朝日

 このプロジェクトで実現したい事

弓具、試合遠征費等、2020年夏の東京出場実現に向けての費用、100万円を皆様のご支援により調達する事。

資金の使い道

弓具 50万円、  試合(遠征費、エントリー費等) 50万円

最後に、2020年夏の東京に向けて

私にとって、今年の11月の第一次選考会に出場出来る基準点をそれまでにクリアーし、そして第一次選考会を突破し、第二次選考会を突破し、最終選考会で代表上位3名に内定されるまでが、大きな勝負です。そして石垣島から夢の2020年夏の東京に出場し、活躍する事が大きな目標です。是非皆さんの力をお借りし、子供達に夢を与えられる選手となる様、全力でがんばりたいと思います。応援宜しくお願い致します。

                                      川原 壯太

(注)本文中、東京オリンピックを『2020年夏の東京』と表現しています。

                                                  

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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