はじめに・ご挨拶
みなさん初めまして、こんにちは。
大学院で公衆衛生学を学んでいる池田奈緒美です。
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトを企画した目的は、日本国内で生活する海外の人々に安心して医療機関を利用できる環境づくりのツールをつくり公衆衛生に寄与することです。
本プロジェクトの主な内容は、医療機関利用者や医療従事者が使用する日本語ワードを医療機関から収集し、10カ国語に翻訳します。翻訳したものはワード集として出版し、日本国内で生活する海外の人々に安心して医療機関を利用できる環境づくりや公衆衛生に寄与します。
プロジェクトをやろうと思った理由
本プロジェクトの背景や経緯として、平成30年6月末の在留外国人数は,263万7,251人で,前年末に比べ7万5,403人(2.9%)増加となり過去最高(*1)の状況があります。また、日本国内の医療機関においても日本語以外で医療を提供する機会が増えています。治療方針や薬の内服方法、栄養相談対応など必要な言語コミュニケーションがネイティブレベルでは「言葉が分からない・専門用語での表現が伝わらない」などによって阻害されています。これらのコミュニケーションを円滑にさせるツールを作る必要があり、このようなツールは医療の国際展開(*2)が進む日本において一定の需要が見込まれます。
出典
*1 法務省 http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00076.html
*2 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokusai/index.html
これまでの活動
医療機関や保健所に勤務した経験から、医療を利用する現場の状況を体験してきました。また、管理栄養士として異文化を背景に持つ患者さん向けに、実際の栄養相談受付や指導を行うことがありました。
現在は、公衆衛生学や健康行動科学を学びながら、多くの人が命を守る行動を起こすためにネイティブレベルのコミュニケーションツールづくりをしています。
資金の使い道
集めた支援金は主に翻訳と出版依頼に必要な依頼費用や資材の購入に使用します。
リターンについて
リターンとして、愛をテーマにした藍染め品を1つお届けします。
実施スケジュール
①医療機関従事者の使用ワードと医療機関利用者の使用ワードの集約
②シチュエーション別ワードの分類
③ネイティブレベルの発音集約
④発音の文字起こし
⑤ネイティブレベルの発音の文章表記
⑥10カ国語翻訳のため、上記の流れを言語ごとに繰り返し、ワード集データを作成
⑦パブリックコメント収集し、活用しやすいかを確認
⑧文章の校正と出版依頼
最後に
大切な命を守るための「医療」を日本に住む全ての人々へ届けよう!
本プロジェクトをご覧いただきありがとうございました。
あなたの応援を心よりお待ちしております。
※募集方式についての説明
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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