☆ ごあいさつ
☆ 実現したいこと・私の思い
☆ 制作スケジュール
☆ メンバー紹介
☆ いただいた資金の使い方
☆ 応援メッセージ
☆ さいごに

こんにちは。起案者の稲垣美穂子です。私は、2006年〜2013年にかけて、高レベル放射性廃棄物最終処分問題について、取材をしてきました。

主に、これまで高レベル放射性最終処分地として名乗りを挙げた地域をはじめ、地層処分研究センターがある北海道幌延町や、研究者、行政など、事業関係者に対してもインタビューをし、2013年に、ドキュメンタリー『The SITE – Japan Specific』を制作しました。そして、今年の4月から、「核燃料サイクル計画」をテーマに、映画制作プロジェクトを立ち上げ、取材を始めています。

■ 「核燃料サイクル計画」を「顔」の見える形にしたい。

常に私を突き動かし続けているのは、現地で声を上げ、奮闘してこられた方々の“危機感”、そして“生命”を大切にする姿です。今なお接する立地地域の方々の危機迫った声は、国が示すことや答弁よりも、胸を突くものがあります。「核燃料サイクル計画」について立ち止まって考えるべき今だからこそ、多くの人と、核関連施設立地地域、とりわけ「核燃料サイクル計画」に直結する地域の人々の闘いの歴史や現状、声を共有したいと思っています。そして、まだ違う選択をできる今を生きる私達だからこそ、「核燃料サイクル計画」を闇雲に推し進めるのではなく、立ち止まり一緒に考えるキッカケにしたいと思っています。


■ 核関連施設立地地域と東京を“繋ぐ”に込めた思い

これまで、核関連施設立地地域の方々と接し、声に耳を傾けてきたにもかかわらず、私自身が「当事者」だという認識を持ち得ることができたのは、実は、つい最近になってのことです。「知る」「聞く」というのは大事なことですが、どこか他人事のような自分がいたことにようやく気づきました。だから、私は、観る人が、単なる一つの地域の出来事、一つの「問題」のように捉えて終わってしまうのではなく、自分自身が「当事者」なんだと認識ができ、何ができるか考え始める一つのキッカケを作りたい。それこそが、「知る」「見聞きする」の先にある、地域との繋がりなのではないか、と考えるようになり、核関連施設立地地域と東京を“繋ぐ”としました。



★劇場公開されるような、一本の作品を仕上げることが目標ではありますが、さまざまな方と議論を深めながら完成させたいため、このプロジェクトでは、完成前の試写会を大きなイベントの一つとして位置づけています。

★200万円を超えるご支援をいただいた場合にできること:
上記費用については、最低限の金額です。もし、200万円を超えるご支援をいただけますと、取材を一層充実させることができます。


最後まで目を通していただき、有難うございました!

初めてのクラウドファンディングの挑戦で、正直に言えば、不安もあります。それでも、このプロジェクトは皆さまと作り上げていきたいと思い、前だけを向いて走っています。ぜひこのプロジェクトを多くの方々に周知していただき、一緒にこのプロジェクトを盛り上げていただけたら、本当に嬉しく思います。

少しでもこの映画制作が、今後、皆さまにとって有意義なものになるように頑張りますので、ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!

このプロジェクトが、これまで私に話をして下さったすべての方々への恩返しとなることを切に願ってー。


お願い:いずれの写真も素材も許可なく利用、転用は一切しないでください。
Photographer: Tomoyuki ICHIDA
Ilustrators: 166 /  川竜 /  watenギャラリー / TAKAPON / pooh /  acworks

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