はじめに・ご挨拶

初めまして!

この度は私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます!


私たちは「スポーツで世界を咲顔に」を理念に掲げて活動しています。

この団体は世界10カ国を旅しながら、1000人以上に柔道を教えた当団体代表 庄司大輝が集めた
メンバーで構成されています。
それぞれ小さい頃からスポーツに励んできた者が、スポーツを共通言語として交流し、スポーツを軸とした教育支援を行うための学生団体です。

今回のプロジェクトは、ネパールの深刻な社会問題である聴覚障がいに着目し、首都カトマンズ近郊にある聴覚障がい者が住む寮内にスポーツコミュニティーセンターの建設を計画しています。
また、実際に渡航し現地の方と交流するとともに生活カリキュラムに柔道を導入し子どもたちの心身の成長に寄与していきます。


プロジェクトを始めるにあたって4つの Why?で説明したいと思います。

・聴覚障がい者の割合が日本の6〜10倍存在すること。
→日本では1000人に3人(0.3%)が聴覚障がいを持っていると言われており、 一方ネパールでは、1000人に30人(3%)が聴覚障がいを持っていると言われています。





(1)柔道で学べる2つの精神
(2)聴覚障がい者との親和性


(1)柔道で学べる2つの精神
柔道を通して学べることとして、大切な精神が2つあります。

心身持つ全ての力を最大限に生かして、社会のために善い方向へ用いる。


相手を敬い、感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人とともに栄えある世の中にしようとする。


以上の2つの精神を柔道をやって培い、ネパールのこれからを担っていく青少年の育成、元気で明るくたくましい子どもたちを育てるには適しているスポーツと考えたからです。

(2)聴覚障がい者との親和性


柔道場建設を発案に至ったきっかけは、旅中の12月21日に参加した大会「NECOSインターナショナル大会」で行われていたブラインド柔道(視覚障がい者用の柔道)を観に来ている聴覚障がい者の子どもたちとの出逢いでした。

会場に来ていた子どもたちは聴覚障がい者用の寮で集団生活をしており、同じように障がいを持った子どもたちが何かに一生懸命になっている姿を見て目を輝かせていました。
そして、子どもたちが口を揃えて「僕もこのスポーツやりたい」とワクワクしたように言っていました。

近年、ネパールの孤児院などで柔道を教養として深めながら、心身ともに強くしようといった傾向があります。そして、ろう者用の寮母さんも「私も柔道をこの子達に学ばせたい。
心身ともに強くなって寮を出て行って欲しい。」とおっしゃると同時に、「建築するための費用を集めることができず実現が難しい」というお話を聞きました。
そこで、なんとかしてここの子どもたちが柔道を通じてひと回りもふた回りも強くなれるような柔道場の建設したいと思うようになりました。


①ネパールの聴覚障がい者寮にスポーツコミュニティセンターを建設。

②聴覚障がい者寮の子どもたちの生活カリキュラムに教養としての柔道の導入。

③現地に足を運び現地企画を行う。


①ネパールの聴覚障がい者寮にスポーツコミュニティセンターを建設。

〈ターゲットの詳細〉

[名称]聴覚障がい者寮[支援元]宿舎はサムスンが支援。
[入寮者数]38名(女子30名、男子8名) ※最大収容人数は42名
[住所]ネパールは住所なし。

   首都カトマンズと国際空港の間にあります。
   空港(ろう者寮側)から1.6kmあたりに位置。


②聴覚障がい者寮の子どもたちの生活カリキュラムに教養としての柔道の導入。

道場完成後のカリキュラム導入は、イメージとして以下のようになっている。
曜日は確定していないが、週3回を目処に稽古を行う予定です。


③現地に足を運び現地企画を行う。
現地企画として「道場開き」を予定しております。

  • (1)孤児院の子どもたちを招待し、聴覚障がい者寮の子どもたちも含め交流を行う。
  • (2)アイスブレイクと日本文化を教える意図で折り紙教室を行う。
  • (3)柔道教室実施。本企画メンバーが中心の先生となり柔道を教える。また、招待した孤児院 の子どもたちも同世代の人たちに柔道を教える役割がある。
  • (4)お昼ご飯を道場でみんなでダルバート(ネパールの定食)を食べる。
  • (5)道場開きのメンバーの夢を描き、思い入れのある横断幕を作成。


[横断幕完成予定]


現段階の道場開きイベントのタイムスケジュールは以下のように考えています。

※企画背景や企画概要など、詳しくは記事にて随時掲載させていただきます。


《費用内訳》

①道場建築費               117万円

②救急箱等道場雑費、現地イベント費     3万円

③現地渡航費                 90万円

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合計                     210万円


代表者大学より支援40万円、
残りの建築費80万円が必要となります。
68万 ≒ 80万円 ー 手数料12万円((80万円×14%)×1.08(消費税))
不足分は協賛企業、募金箱設置、企画メンバーによる負担となります。
①→②→③の順に大学からの助成金、協賛金、クラウドファンディングを使用していきます。

【 All In 形式での企画実行について】
ネパールでは、一つの建物を建築するのに複数回に分けることが多々有ります。
クラウドファンディング・大学からの助成金・企業からの協賛金の総額分を建築していきます。

そのため目標金額未達成の場合でも、
本企画  ①道場建設  ②柔道の時間の導入  ③現地イベントを必ず実行します。

ネパールの聴覚障がい者の子どもたちが、
より良い環境下で柔道を中心としたスポーツを行い教養を深められるように

皆様からの温かいご支援ご協力宜しくお願い致します。


最後に

初めまして! スポーツ教育支援団体SKETの代表 庄司大輝です。

私はなんとしてもネパールの聴覚障がい者の子どもたちを咲顔にさせたいです。
そして柔道に熱中し心身ともにひと回りももふた回りも強くなって社会に出て欲しいと強く思います。
「何か1つでも熱中できるものを見つけ、小さな成功体験でも少しずつ積んでいく。」
それが自信や自我の形成につながってくると、これまでの自身の経験から確信しています。
しかし、ネパールには聴覚障がい者が掴めるチャンスは極めて少なく、私はそこにチャンスの一石を投じたいと強く思っております。
しかし、それが確実に身を結ぶかはわかりません。
それでも現地の子どもたちの柔道を習いたいという声を聞き、寮関係者からのニーズを得て柔道場を建設し教養を育むことで、少しでも将来への希望や自信の獲得ができる可能性があるのならチャンスを作りたい。
実際に現地では、すでに「柔道場が建設されるかもしれない」という話題が上がっており、柔道コーチの元、ネパールで初となる聴覚障がい者柔道の簡易青空柔道教室を開始しています。
そして、柔道場建設と生活カリキュラムへの導入により、ネパール国内に根強く存在する「障がいの壁」を超えていきたいです。そしてそこからの学びをきっかけに、柔道のみならずあらゆるスポーツを通じて、健常者と障がい者が共に生きていける社会への第一歩につながることを強く願います。


皆様からの温かいご支援ご協力よろしくお願いいたします。

  • 2019/07/23 22:30

    こんにちは! スポーツ教育支援団体 SKET 代表 庄司です。いよいよ、本日でクラウドファンディングも数時間となりました。みなさまの温かいご支援ご協力、メッセージなどに支えられながらメンバーと協力し合い最終日まで頑張ってきました。本プロジェクトは、2018年10月から3ヶ月間柔道を通じた国際交...

  • 2019/07/22 20:14

    小山です。今回は基本的なことを書きたいと思います。近年柔道のルールは目まぐるしく変化してきています。テレビで試合などを多く取り上げられることが多くなり、より一般的に、わかりやすく、観客に興味を持たせるためであると私は感じています。平成時代の代表的なルールの変化で言うと・下半身への直接の攻撃の禁...

  • 2019/07/21 18:28

    ナマステ本プロジェクトで現場監督をしている古屋です。柔道場建設始めてくから2週間が経ちました。ここまで完成しました。おおよその大きさは聞いていましたが、こうして建物として見るとかなり大きいなと思います。このサイズだとネパールにある柔道場の中でも大きい部類の柔道場が完成しそうです。今のペースだと...

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