宮城県気仙沼市市鹿折地区に
「気仙沼 鹿折 復幸マルシェ」をつくるプロジェクトがあります。
この復幸マルシェのコンセプトは、「みんなが集まる場所。」
地元住民による 地元のための、気仙沼に訪れてくれた人みんなのための参加型コミュニティスペースを目指しています。
鹿折という場所
2011年3月11日、東日本大震災で気仙沼市鹿折地区の2/3が地震、津波、火災により被災しました。
それから11ヶ月あまり経った今でも震災直後の状態の場所もあり、一部の地域には街灯も戻ってきていません。
マルシェは街の機能を果たします
鹿折にはまだ、働く場所がなく、震災後、ずっと無職の人は数知れません。
鹿折には、買い物ができる場所もなく、
タクシーで片道千五百円かけて買い物に行かなければなりません。
鹿折にはまだ、人が集まり、話をするところが一カ所しかありません。
それも、1階が津波の被害を受けた小学校の片隅に1部屋だけです。
それでも、この鹿折で生きていくと決めた人たちがいます。
そして、いつかまたこの地へ戻ってきたいと思いながら市外へ移った人も多くいます。
「鹿折地区というのは、他の地区よりも土地に人がついている。」と私たちは思います。
だから、いつかまた街の機能が再開して、暮らす事ができる環境になったときに、
彼らが戻ってこられるように、自分たちの街を自分たちでもう一度つくっていきたいのです。
ここには、街が、そして街の機能が必要です。
人々が集まり、買い物ができ、話ができる、みんなの場所。
そのために、復幸マルシェをつくります。
1棟目だけ先にプレオープンしました。
1月28日に1棟目のみプレオープンをし、たくさんの方に来て頂きました。
3月には3棟全ての開店、グランドオープンを目指してマルシェに入る21店舗みんなで準備をしています。
鹿折 復幸マルシェは、様々な方のためにあります。
今、鹿折で暮らす人たちのために
いつか鹿折に戻りたい人たちのために
鹿折に来てくれたボランティアや観光の方々のために
これまで、そしてこれからも鹿折と関わり続けてくれる方々へ。
様々な人が集まるコミュニティスペースにしたいと考えています。
支援をお願いしたい理由
けれど、被災し、家もなくなった私たちがまたお店を始めることはとても大変です。
気持ちはあっても、資金面が追いついてきません。
建物は振興財団が建ててくれましたが、内装や各店舗に必要なものは全て自己負担です。
これを乗り越えなければお店を再開することはできません。
マルシェの店舗はみんなで協力して準備を進めていますが、
どうしても足りないもの、必要なものを用意するためにご支援いただきたいです。
地元住民の自分たちで全てができるわけがありません。
市外の方々にも応援、支援してもらいながら、様々な人が参加できる、
そんなコミュニティスペースをつくっていきたいと思っています。
何もなくなった鹿折だからこそ、新しい街づくりができると思います。
人と人が集い、楽しい時間を過ごすことができる場所を作りたいです。
復幸マルシェがそんな場所になるように、ぜひ応援をお願いします!!
そして、何年後でも、いつでもいいので、ぜひ鹿折に来てください。
私たちはマルシェで待っています。
<マルシェ出店店舗・事務所>
* 地魚、お惣菜販売店
* 飲食店
* お茶屋
* 電気店
* タイヤ店
* 八百屋
* 乾物屋など 20数店が開店予定です。
その他、コミュニティスペースを何部屋かつくります。
・ マルシェシアター
・ 震災後の写真を展示する場所
・地域住民による絵画や写真のギャラリー
・踊りなどの趣味の教室ができる場所
・みんながゆっくりできる場所
<頂いたご支援の使い道>>
店舗、事務所に必要なもの
・ 石油ファンヒーター
・ カーテン
・ 看板
・ フロアマット、壁のクロス
・ レジスター
・ 会議用テーブル、椅子
・ 写真展示に必要なもの
その他、コミュニティスペースやマルシェのために必要な什器用意したいです。
皆様からご支援いただいたもので用意したものは追ってこちらのサイトでご報告いたします。
この復幸マルシェから、鹿折は再スタートしていきます。
ぜひ応援、支援を宜しくお願いします。
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